夏のレジャーシーズンが近づくと、誰もが一度は悩むんじゃないでしょうか。「キャンプと川遊び、両方で使えるサンダルってないのかな」って。
普通のビーチサンダルじゃ、濡れた岩場で滑って危ない。かといってしっかりしたトレッキングシューズだと、水に浸かるたびにグチョグチョになってストレスが溜まる。そんな悩みを一気に解決してくれるのが、今回紹介するメンズ用水陸両用サンダルなんです。
実際に数あるモデルの中から、排水性やグリップ力、それにコスパまで徹底的にチェックしてみました。これからの季節、川でも山でも街でも、一足でガシガシ使える相棒を見つけてください。
水陸両用サンダルに求められる3つの条件
まず、失敗しないために絶対に押さえておきたいポイントから話をします。
水陸両用サンダルって、見た目は普通のスポーツサンダルとあまり変わらないものが多いんです。でも、使ってみると全然違う。その差を分けるのが次の3つです。
1. 排水性と速乾性
これが一番大事。水から上がった後に、いつまでも靴の中に水が残っていると、不快なだけじゃなくて水ぶくれの原因にもなります。ソールにドレナージホールと呼ばれる排水口がしっかり設けられているか、アッパー素材が水を吸いすぎない設計になっているかを必ず確認しましょう。
2. 濡れた場所でのグリップ力
川辺の苔むした岩。水遊びで一番怖いのは、ここでの転倒です。ラバーソールの溝が深く刻まれているモデルほど、濡れたコンディションでも安心して歩けます。スニーカーのような感覚で履けるかどうかは、このソール性能にかかっています。
3. つま先の保護性能
川底には尖った石がゴロゴロしています。うっかり蹴ってしまって、出血してレジャーが台無し、なんて話はよくあること。つま先部分がラバーで補強されているモデルなら、そんな心配も大幅に減らせます。
なぜ今HUMTTOが熱いのか
今回いろいろ調べていく中で、特にガチのアウトドアユーザーから熱い視線を浴びているのがHUMTTOというブランドでした。
このブランドの何がすごいかって、本格的なリバートレッキング、いわゆる沢登りを想定したスペックを持ちながら、価格が驚くほど手頃なんです。
例えば、ソールには12個ものドレナージホールが空いています。水から上がった瞬間に、スッと水が抜けていく感覚はかなりクセになります。中敷きにはメモリーフォームを使っているので、長時間歩いても足裏が痛くなりにくい。そして何より、岩場で足をガードするつま先キャップが分厚いゴムでしっかり覆われているので、うっかり岩にぶつけても大丈夫という安心感があります。
もちろんデメリットもあります。幅が少し細めに作られているという声がいくつか見られたので、足幅が広い方はワンサイズ上げるのが正解です。ただ、それさえクリアすれば、アウトドアシーンでは無敵のコスパを発揮してくれます。
シーン別おすすめ7選
ここからは、実際の使用シーンをイメージしながら、自分にぴったりの一足を見つけていきましょう。
リバートレッキングに本気で挑むなら
HUMTTO 水陸両用 サンダルガチの沢歩きに連れていくなら、真っ先に候補に挙がるのがこれ。先ほど紹介したドレナージホールとつま先キャップの安心感は、実際の川でこそ真価を発揮します。EVAミッドソールのクッション性も高く、岩の凸凹をしっかりいなしてくれます。
普段履きにも馴染む万能さを求めるなら
KEEN ニューポート H2水陸両用サンダルの元祖とも言えるキーン。ニューポートH2の最大の魅力は、街中でも浮かないデザインと、アウトドアブランドならではの堅牢さを両立している点です。つま先は完全に覆われているので保護性能はピカイチ。ただし、排水性で見ると専門モデルにやや劣るため、ガッツリ水に入るよりは、水辺のキャンプや旅先での突然の雨に強い相棒というイメージが近いです。
とにかく軽くて速い動きをしたいなら
KEEN ハイパーポート H2同じキーンでも、こちらはニューポートより大幅に軽量化されています。アッパーの肉抜きがされていて、水に濡れても重くなりにくい。アクティブに動き回る人にはこちらの方がストレスが少ないでしょう。ただし、軽さと引き換えに、ホールド感はニューポートに軍配が上がります。
足首までしっかりサポートしてほしいなら
Columbia ドレインメーカー IV甲部分だけでなく、かかとまでストラップがあるタイプです。水中でサンダルが脱げるリスクを極力減らしたい方に。コロンビアらしいオムニグリップソールも健在で、滑りやすい場所での安定感はさすがの一言です。
ビーチと街歩きを行き来するなら
Teva ハリケーン XLT2テバの定番モデル。3点で調整できるストラップシステムが秀逸で、自分の足にジャストフィットさせられます。ラグソールもしっかりしているので、多少の岩場も問題なし。サーフィン後の砂浜からそのままカフェに入れるような、ラフなスタイルに合わせやすいのが強みです。
コスパ重視で予備にもう一足欲しいなら
HUMTTO 水陸両用 サンダル ライトHUMTTOの中でも特に軽量に振ったモデルがこちら。アッパーのメッシュが大きく、通気性と排水性はシリーズ最強かもしれません。車のトランクに常に放り込んでおいて、急な川遊びにも対応できる気軽さが魅力です。
ロングトレイルの沢で使うなら
Salomon テックアンフィビアン4トレイルランニングで有名なサロモンの本気モデル。シューレースには水を吸わないコードを使い、アウトソールのグリップ力は濡れた岩の上でも抜群です。水だけでなく、泥道も想定した設計になっており、沢が絡む登山道ならこれ以上ない選択肢になります。
サイズ選びで絶対に失敗しないコツ
ここだけは声を大にして言いたいんです。
水陸両用サンダルは、普段のスニーカーと同じサイズ選びをするとまず失敗します。
理由は2つ。まず、水に濡れた足は普段より少しふやけて、感覚としては大きくなります。その状態でジャストサイズを履いていると、つま先が窮屈で痛い。そしてもう一つ、先ほど書いたようにブランドによっては幅が細めの設計があります。
水に入る予定があるなら、普段より0.5cmから1cm大きめを選ぶのが鉄則です。特にHUMTTOはこの点がシビアなので、口コミを鵜呑みにせず、余裕を持ったサイズを試してください。どうしても試着できない場合は、amazonのサイズレビューを細かくチェックして、幅広・甲高の人の意見を参考にすることをおすすめします。
使った後のお手入れで寿命が変わる
せっかく良いサンダルを買っても、メンテナンスを怠るとあっという間にダメになります。
特に川や海で使った後は、必ず真水で塩分や砂を洗い流してください。砂が残っていると、ストラップの可動部分やソールの溝に入り込んで、擦れるたびに素材を削っていきます。洗った後は直射日光を避けて陰干し。これを守るだけで、来年も気持ちよく履ける確率がグッと上がります。
自分に合ったメンズ用水陸両用サンダルで夏を制する
いかがでしたか。
水陸両用サンダルと一言で言っても、ガチの沢登り向けからタウンユースまで、その性格は実にさまざまです。大切なのは、自分が1年の中でどれだけ水に浸かるか、ということを正直に考えること。
川にガンガン入るなら、排水性と安全性をとことん追求したHUMTTOのようなモデルが正解。キャンプのついでにちょっと水遊び、くらいならKEENやTevaといったバランス型が活躍します。
どれを選んでも、クロックスやビーサンよりはるかに快適に、そして安全に夏を楽しめることは間違いありません。今年の夏はぜひ、自分にぴったりの一足を見つけて、思いっきり外に飛び出してみてください。


