夏が近づいてくると、そろそろ子ども用のサンダルを新調しようかなって考えますよね。特に足のサイズが20cm前後になってくると、ベビー用品売り場ではなくキッズやジュニア向けの売り場に切り替わるタイミングでもあって、どんなのを選べばいいのか意外と迷うものです。
「去年まで履いてたサンダルがきつくなったみたい」
「20cmって大人の靴売り場にもあるけど、子ども用と何が違うの?」
「ネットで買いたいけどサイズ感が心配」
そんな声をよく聞きます。実際、20cmというサイズは子どもにとって大きな節目。靴選びの考え方もちょっと変わってくるんです。
というわけで今回は、20cm前後のサンダル選びで失敗しないためのコツと、実際に評判のいいおすすめブランドをたっぷりご紹介します。読み終わる頃には、お子さんにぴったりの一足が見つかっているはずですよ。
子ども用20cmサンダルを選ぶ前に知っておきたい基本のこと
まず最初に、これだけは絶対に押さえておきたいというポイントをお話しします。これ知ってるか知らないかで、失敗する確率がぐっと変わってきますからね。
20cmのサンダルはキッズサイズ?それともレディース?
これ、すごくよくある疑問なんです。20cmってサイズ表記だけ見ると、大人の女性向けの靴にもありますよね。
でも、子どもの足と大人の足では構造がまったく違います。子どもの足は骨がまだ完全に固まっておらず、土踏まずも発達途中。そして何より、大人より幅広で甲高なんです。
だから、たとえサイズ表記が同じ20cmでも、大人用のサンダルを子どもに履かせるのはおすすめできません。横幅が窮屈だったり、かかとのカップが合わなかったりして、足の成長を妨げる原因になりかねないんです。
必ず「キッズ」「ジュニア」「子供用」と明記されているモデルを選ぶようにしてくださいね。
20cmの子どもの足ってどんな特徴があるの?
20cm前後の子どもは、だいたい小学校中学年から高学年くらいの年齢にあたります。この時期の足には、いくつかはっきりとした特徴があります。
まず、足長の成長スピードが落ち着いてきます。幼児期は年に1cm以上伸びることもざらでしたが、この時期になると半年で0.5cm伸びるかどうかというペースに。つまり、1シーズン履きつぶす前提で買うなら、あまり大きめを買わなくても大丈夫ということです。
次に、足幅と甲の高さにかなり個人差が出てきます。同じ20cmでも、細身のお子さんもいれば、幅広で甲高のお子さんもいる。だからこそ、長さだけで選ばずに横幅や甲周りのフィット感が大事になってくるんです。
そしてもうひとつ、活動量が圧倒的に増える時期でもあります。走る、跳ぶ、登る。夏場は特に水遊びやキャンプなど、サンダルに求められる耐久性や安全性のレベルがグッと上がります。
サンダルの種類は大きく分けて3つある
お店やネットを見ていると、本当にいろんなタイプのサンダルがあって目移りしますよね。でも、基本的には次の3つに分類されます。
スポーツサンダルタイプ
かかととつま先を覆うストラップが特徴的で、スニーカーに近い感覚で履けます。ベルトで細かく調整できるものが多く、アクティブに動き回るお子さんにぴったり。公園遊びやアウトドアシーンで大活躍します。
クロッグサンダルタイプ
いわゆる穴あきサンダルです。とにかく軽くて脱ぎ履きが楽。水遊びにも普段履きにも使える万能選手です。ただ、固定力はスポーツサンダルに比べると弱めなので、かかとを固定するバンド付きのモデルを選ぶのが安心です。
おしゃれサンダルタイプ
女の子向けのエナメル素材のものや、男の子向けのビーチサンダル風のものなど、デザイン性重視のタイプです。見た目はかわいいんですが、歩きやすさや安全性の面ではやや劣ることが多いので、ちょっとしたお出かけ用と割り切るのがおすすめです。
失敗しない!子ども用20cmサンダルの正しいサイズの選び方
さて、ここからが本題です。実際にどうやってサイズを選べばいいのか、具体的に見ていきましょう。
つま先の捨て寸は何センチが正解?
靴選びの基本として「つま先に捨て寸を設ける」って聞いたことありますよね。大人の場合は1cm程度が目安と言われますが、子どもの場合はどうなんでしょう。
実は20cm前後の子どもには、捨て寸は0.5cmから0.8cm程度で十分です。なぜなら、この時期はもう急激に足が伸びる時期ではないからです。むしろ大きすぎるサンダルを履かせると、脱げないように足指でギュッと踏ん張るクセがついてしまい、変な歩き方の原因になります。
サンダルを履かせたときに、かかとをしっかり後ろに合わせて、つま先に大人の小指一本分くらいの余裕があればベストです。
見落としがちな「甲」と「幅」のチェック方法
長さは合ってるはずなのに、なんか履きにくそう。そんなときは、甲周りと横幅をチェックしてみてください。
サンダルのストラップを留めたとき、甲の部分がきつすぎて食い込んでいませんか。逆に、ゆるゆるで隙間ができていませんか。子どもの足は甲高なことが多いので、ベルトで調整できるタイプを選ぶと失敗が少ないです。
横幅についても、足の一番広い部分がサンダルの縁からはみ出していないか確認してください。もし圧迫感があるようなら、同じサイズでも「幅広設計」と書かれたモデルを選ぶ必要があります。
ブランドによって「STANDARD(2E相当)」とか「WIDE(3E相当)」といった表記があるので、普段のスニーカーで横幅がきつめと感じているなら、幅広タイプを探してみてくださいね。
調整ストラップがついているとこんなに便利
20cmという絶妙なサイズだからこそ、調整できるストラップの有無はかなり重要なポイントです。
たとえば、午前中はちょうどよくても、午後になって足がむくむとちょっときつく感じることがあります。そんなときにマジックテープで微調整できるサンダルなら、その日のコンディションに合わせて履き心地を変えられるんです。
さらに、成長を見越してちょっと大きめを買った場合でも、ストラップをしっかり締めればパカパカ脱げる心配がありません。結果的に、2シーズン履き続けられることも珍しくありません。コスパを考えるなら、調整機能付きは外せない条件と言えます。
おすすめしたい人気ブランドと20cm対応モデルの特徴
ここからは、実際に20cm前後のサイズ展開があり、口コミでも評価の高いブランドを厳選してご紹介します。それぞれ特徴がはっきり違うので、お子さんの普段の遊び方や好みに合わせて選んでみてください。
アシックスは走り回る子どもに圧倒的な安心感
スポーツシューズメーカーとして有名なアシックス。その子ども用サンダルシリーズであるMESHOES MINIは、まさに「履けるスポーツシューズ」といった趣です。
最大の特徴は、かかととつま先の両方をしっかり覆う設計。見た目はほぼスニーカーなのに、側面には水が抜ける穴が空いていて、夏場も蒸れにくいんです。靴底のグリップ力も折り紙つきで、雨上がりの濡れた公園でも滑りにくいと評判です。
サイズ展開は16.0cmから22.0cmまで0.5cm刻みであるので、20cmちょうどはもちろん、20.5cmや21.0cmも選べます。普段からアシックス スニーカーを履いているお子さんなら、同じサイズ感で違和感なく履けるはずです。
口コミでは「子どもが走り回っても脱げない」「普段20.5cmの靴で、このサンダルは21.0cmを選んだけど、ストラップで調整すれば問題なく履けた」といった声が多く見られました。
ニューバランスはおしゃれと機能のバランスが絶妙
スポーティーだけどちょっとおしゃれなデザインがいいな、というご家庭に人気なのがニューバランスです。
YH750やYO208といったモデルは、水陸両用として設計されていて、プールサイドでも街中でも違和感なく履ける絶妙なデザイン。カラーバリエーションも豊富で、男の子でも女の子でもお気に入りの一足が見つかりやすいです。
アッパー部分はメッシュ素材で速乾性が高く、中敷きも取り外して洗えるので衛生的。夏場はどうしても汗をかきますから、丸洗いできるのは親としてはかなり助かりますよね。
サイズは17cmから24cmまで展開していて、20cmはもちろん、その前後もカバーしています。口コミを見ると「幅がやや細めなので、普段ニューバランスのスニーカーを履いている子なら同じサイズで大丈夫」という意見がある一方で、「甲高の子には少しきつかった」という声も。試着できる環境なら、一度履かせてみるのが確実です。
キーンはアウトドア派の家族にこそ選んでほしい
キャンプや川遊び、山登りなど、自然の中で過ごす機会が多いご家庭にぜひおすすめしたいのがキーンです。
リトルキッズニューポートH2というモデルは、つま先全体を覆う独自のトゥガードが最大の特徴。川底の石につま先をぶつけたり、うっかり木の根っこに引っかけたりするリスクを大幅に減らしてくれます。
アウトドアブランドだけあって、ソールのグリップ力と耐久性はトップクラス。多少乱暴に扱ってもびくともしない頑丈さがあり、実際に「2年履いても全然ヘタらない」という口コミも珍しくありません。
注意点としては、サイズ展開が15cmから19.5cmまでなので、20cmの場合はもう一つ上のモデルか、ジュニア向けラインを探す必要があること。とはいえ、足長19.5cmで普段20cmの靴を履いている子なら、このサイズでも十分対応できる場合が多いです。買う前にかならず内長を確認してくださいね。
テバは水辺のレジャーで大活躍
軽くて速乾性が高くて、しかも履き心地がいい。そんな三拍子揃ったサンダルをお探しなら、テバのハリケーンドリフトがおすすめです。
素材には軽量EVAが使われていて、水に濡れても重くならず、すぐに乾きます。プールや海水浴はもちろん、ちょっとした雨の日の送り迎えにも気兼ねなく履かせられます。
ストラップはマジックテープでしっかり固定できるので、脱げる心配もほとんどありません。サイズ展開も15cmから22cmまでと幅広く、20cm前後もきっちりカバーしています。
口コミで特に評価が高いのは「とにかく軽い」という点と「履き口が広くて子どもひとりでも簡単に脱ぎ履きできる」という点。夏場のちょっとした外遊びに、さっと履かせられる手軽さは大きな魅力です。
クロックスは普段履きから水遊びまで万能に使える
最後にご紹介するのは、もはや説明不要の定番ブランド、クロックスです。
クロックバンド2.0は、かかと部分にバンドが付いているモデルで、通常のクロッグタイプよりも固定力が高いのが特徴。軽さと履きやすさはそのままに、走っても脱げにくい安心感がプラスされています。
素材はあの独特のクッション性があるクロスライトで、長時間履いていても疲れにくいと好評。サイズは12cmから21cmまであり、20cmちょうどのお子さんにも対応しています。
ただ、クロックスはモデルによってサイズ感が異なることがあるので要注意。クロックバンド2.0は比較的ゆったりめの作りなので、普段20cmの靴を履いている子なら、同じ20cmで問題なく履けるという口コミが多数でした。
「雨の日もへっちゃら」「砂場で遊んでもさっと水で流せる」といった親目線のメリットも多く、夏の普段履きとして持っておくと本当に重宝します。
ネット購入時にやっておきたいサイズの確認方法
ここ数年は、実店舗に行かずにネットでサンダルを買うご家庭も増えていますよね。でも、やっぱり心配なのがサイズ選び。ここでは、ネット購入でも失敗しにくくなる具体的な確認方法をお伝えします。
自宅でできる簡単な足サイズ測定法
お子さんの足のサイズを正確に測るには、次の手順がおすすめです。
まず、お子さんを壁にかかとをつけて立たせます。このとき、できるだけ体重が均等にかかるように意識してもらいましょう。座った状態で測ると、実際より小さく出てしまうことがあるからです。
次に、一番長い指の先端に印をつけます。親指とは限らず、人差し指のほうが長いお子さんもいますので、しっかりチェックしてくださいね。
そして、かかとからその印までの長さを定規で測ります。これがお子さんの足長です。両足で長さが違うことも多いので、必ず左右両方測って、大きいほうのサイズを基準にしてください。
商品ページで絶対に確認すべき「内長」という数字
ネットでサンダルを買うときに最も重要なのが、商品ページに記載されている「内長」の数字です。
サイズ表記が「20cm」となっていても、それはあくまで目安であって、実際の靴の中の長さは異なることがあるんです。とくにサンダルの場合は、つま先に遊びがあるデザインだと、同じ20cm表記でも内長が21cm近くあることも。
購入前に必ず「内長」または「足入れ寸法」の項目を確認し、先ほど測ったお子さんの足長より0.5cmから0.8cm長いものを選ぶようにしましょう。
たとえば、お子さんの足長が19.8cmだった場合、内長が20.5cm前後のサンダルを選ぶのがベストです。
実際の口コミから読み解くリアルなサイズ感
数字だけではわからないフィット感は、購入者の口コミがかなり参考になります。
とくにチェックしたいのは「普段のスニーカーサイズと比べてどうだったか」という情報。たとえば「普段ニューバランスの20.5cmを履いていますが、こちらは20cmでちょうどよかったです」といった具体的な声は非常に役立ちます。
また「甲高の子どもには少しきつめ」「幅広の子はワンサイズ上げたほうがいいかも」といった、幅や甲周りの情報も見逃せません。
Amazonや楽天のレビューで「サイズ感」や「履き心地」で絞り込んで、できるだけ最近のレビューを読むのがおすすめです。同じブランドでも年によって微妙に作りが変わることがあるので、古いレビューだけを参考にするのは少し危険です。
長く安全に履くためのお手入れと買い替えサイン
せっかく買ったお気に入りのサンダル。できるだけ長く、そして安全に履かせてあげたいですよね。最後に、お手入れのコツと買い替え時期の見極め方をお話しします。
素材別お手入れ方法で寿命がぐっと延びる
サンダルの素材は大きく分けてEVA樹脂、合成皮革、メッシュ素材の3つがあります。
EVA樹脂はクロックスなどに使われている軽量素材です。汚れても水洗いでOKですが、直射日光に長時間当てると縮んだり変形したりすることがあるので注意。洗ったあとは風通しのいい日陰で乾かすのが基本です。
合成皮革は見た目はきれいですが、水に弱いものが多いです。汚れは固く絞った布で拭き取り、水に濡れたらすぐに乾いた布で水分をふき取るようにしましょう。
メッシュ素材は速乾性が高い反面、砂や泥が繊維の奥まで入り込みやすいです。ブラシでざっと汚れを落としてから、ぬるま湯で押し洗いするとスッキリきれいになります。
買い替え時期を見極める3つのチェックポイント
どんなに丁寧に扱っていても、子どものサンダルには寿命があります。次のサインが出たら買い替えを検討してください。
ひとつめは、ソールのすり減りです。とくにかかと部分が極端に減っていないかチェック。左右で減り方が違うと、歩行バランスが崩れて足や腰に負担がかかります。
ふたつめは、ストラップの劣化です。マジックテープの粘着力が弱くなっていたり、ベルト部分が伸びきってしまっていたりすると、せっかく調整してもすぐに緩んでしまいます。
そしてみっつめは、つま先のはみ出しです。つま先がサンダルの縁からはみ出していたり、指が地面につきそうになっていたりするのは、明らかにサイズアウトのサイン。足の健康のためにも、すぐに新しいものに替えてあげましょう。
まとめ:子ども用20cmサンダルはフィット感重視で選ぼう
ここまで、子ども用の20cmサンダルを選ぶときのポイントやおすすめブランドについて詳しくお話してきました。
改めて大事なことを整理すると、20cm前後のお子さんの足は成長がゆるやかになる時期だからこそ、適正サイズをきちんと選ぶことが何より大切です。大人用ではなく、必ずキッズ・ジュニア向けのモデルを選び、長さだけでなく幅や甲周りのフィット感にも気を配りましょう。
アシックスやニューバランスのようなスポーツブランドは走り回るシーンで頼りになりますし、キーンはアウトドア派の強い味方。テバやクロックスは水遊びから普段使いまで幅広く活躍してくれます。お子さんの遊び方や好みに合わせて、ぴったりの一足を見つけてあげてくださいね。
何より、自分で選んだお気に入りのサンダルを履いて、お子さんが元気に夏を楽しむ姿を見られること。それが親として一番うれしい瞬間だったりしますよね。
今年の夏は、ぴったりフィットする子ども用20cmサンダルで、思いっきり外遊びを楽しみましょう。



