「ニーモ」って結局なに?ベアフット思想から生まれた水陸両用サンダル
「ニーモサンダル」として口コミが広がっているのは、スペインのシューズブランド「IGOR(イゴール)」のNemo Solidというモデルです。本国スペインのアリカンテで作られていて、とにかく「水遊びのために生まれてきた」と言っても過言ではない作り。プールの塩素や海水の塩分、砂にも強いから、夏の冒険のお供にはうってつけなんです。
最大のポイントは、子どもの足のことを徹底的に考えた“ベアフット(barefoot)”設計であること。かかととつま先の高さに差がないゼロドロップソールを採用していて、薄くて柔らかい。まるで裸足で地面を踏みしめるような感覚で、足裏のアーチ形成やバランス感覚を育むサポートをしてくれます。つま先は守るけど、指の動きは邪魔しない。この絶妙なバランスが、成長期の足にうれしいんです。
実際どうなの?ママたちが気になるサイズ感と履きやすさ
子供が自分で履いてくれるかどうか、これは結構大問題ですよね。その点、このIGOR Nemo Solidは甲の部分が大きく開くベルクロ(マジックテープ)式。不器用な小さな手でもパカッと開いて、スポッと足を入れられる手軽さがあります。保育園の上履き感覚で、ストレスなく脱ぎ履きしてくれますよ。
サイズ感で言うと、比較的甲高・幅広の足にもフィットしやすいラスト(足型)を採用しています。ただ、ここは正直に。やはり個人差はあるので、可能なら試着がベスト。試着が難しい場合は、普段のスニーカーと同じサイズを選ぶと、程よくフィットするという声が多い印象です。
「蒸れ」と「靴擦れ」の本音。長持ちさせるための正直レビュー
ここだけは、実際に使うみなさんに絶対に知っておいてほしいポイントです。いいところばかりじゃないのがリアルな商品レビューですからね。
このイゴールのニーモには、環境と子どもの肌に配慮してフタル酸エステル不使用のPVC素材が使われています。水にはめっぽう強い半面、通気性という点ではメッシュ素材に軍配が上がります。そのため、真夏に素足で長時間履き続けると、汗で足が蒸れたり、繊細な肌だと甲の部分が擦れて赤くなってしまうことも。
ただ、この弱点こそ“予備知識”があれば怖くないんです。対策はシンプルで、長く歩くときは薄手の靴下を合わせること。水遊びのときだけ素足で履く、と割り切って使えば、靴擦れのストレスはぐっと減ります。履き分けのアイテムとして割り切るのが、この子と上手に付き合うコツです。
サンダルなのに?知っておきたいお手入れの簡単ルール
水遊び用となると、汚れをどこまでガシガシ落としていいのか迷いますよね。このサンダルはとにかくお手入れが楽ちん。ドロドロになっても、中性洗剤をつけた柔らかいスポンジでサッと手洗いすれば、あっという間にきれいになります。晴れた日の外遊びなら、最後に水でジャーッと流すだけでも十分。
ただし、洗濯機でグルグル回すのは絶対に避けてください。型崩れや素材の劣化を早めてしまいます。それから、直射日光での長時間乾燥も変色の原因になるから要注意。陰干しで風を通してあげれば、長く快適に使えます。
結局、どんな子やシーンにおすすめできるのか
「我が子の足が心配で、でも夏は水遊びを思いっきり楽しませたい」という方には、このIGOR Nemo Solidは強くおすすめできる相手です。裸足感覚を大切にしているから、足の感覚を育てたいベアフット入門としても優秀な一足。海辺ではビーチサンダルのように脱げるストレスがなく、プールサイドでは滑りにくいソールがしっかり支えてくれます。
水辺のレジャーはもちろん、ちょっとした公園の水遊びや、夏の保育園の外遊び用サンダルとしても活躍すること間違いなし。ただし、一日中歩き回るテーマパークのお供に、というよりは、水遊び中心の“スペシャリスト”として迎え入れてあげると、親子ともに笑顔で夏を過ごせますよ。
今年の夏こそ、子どもが思い切り走って、転んで、水しぶきを上げられる。そんな頼もしい相棒に、「ニーモ サンダル」を選んでみてはいかがでしょうか。



