夏の足元って、つい無難なものばかり選んでしまいませんか?量産品も悪くないけれど、なんだかちょっと物足りない。そんな気持ち、よくわかります。そこで今回は「ローカルブランド」に焦点を当てて、ちょっと待って、それどこで買えるの?という声が聞こえてきそうな、個性派ぞろいのビーチサンダルを集めてみました。履き心地はもちろん、作り手のストーリーまで楽しめるものばかりです。
なぜ今、ローカルなビーチサンダルが気になるのか
海辺や街なかで、他人と被らない一足を探している方は多いですよね。でもそれ以上に、「誰が、どこで、どんな思いで作ったか」が気になる時代になってきた気がします。環境への配慮、地域の職人技、そしてブランドが大切にしている物語。ビーチサンダルひとつとっても、選ぶ基準は変わってきているんです。
地域のストーリーを履くということ
ローカルブランドの魅力は、単に珍しいだけじゃありません。たとえばフィリピンの産地で女性たちが手編みした素材を使っていたり、スリランカの天然ゴム農園と直につながっていたり。大量生産では生まれない温かみや、その土地の文化がぎゅっと詰まっている。デザインの背景を知れば知るほど、愛着が湧いてくるんですよ。
量産品にはないサステナブルな価値観
「買い物は投票」なんて言われますが、ビーチサンダル選びだって例外じゃありません。天然素材で生分解されるもの、フェアトレードで作られたもの、廃棄物を極力減らす工夫をしているブランド。気持ちいい履き心地の裏に、地球へのやさしさが隠れていると、なんだか誇らしい気分になります。
ローカル発!一度履いたら手放せない7ブランド
Catsua(カツア)— フィリピン・セブ発、彫刻のような佇まい
まずご紹介したいのが、セブ島生まれのCatsua。日本の美意識にも影響を受けたという造形は、まるでアートピース。イロカノ織やイトネグ織といった伝統的な手織り生地をストラップに使ったモデルは、履くたびにフィリピンの風を感じさせてくれます。職人がひとつひとつ丁寧に仕上げているから、細部まで美しい。
Jos Mundo(ホス・ムンド)— 熱帯の遊び心を足元に
フィリピン・マリキナの靴職人コミュニティと協業しているJos Mundo。マンゴーウッドのヒールやセブ産のシェルをあしらったデザインは、見ているだけで南国の空気が漂ってきます。遊び心がありつつも、職人の確かな技術が物を言う仕上がり。リゾートにも日常にも馴染む絶妙なバランスです。
Muni Muni(ムニムニ)— 手織りのアバカが足を包む
フェアトレードで生産された手織りのアバカ麻を使ったMuni Muni。このアバカ、フィリピンでは古くから親しまれている天然繊維で、履けば履くほど自分の足に馴染んできます。しかも生分解性で廃棄物も最小限に抑えているから、環境負荷がとにかく低い。それでいて無料修理まで提供している太っ腹ぶり。長く付き合いたい一足です。
Ipanema(イパネマ)— リオのビーチが似合う開放感
リオデジャネイロのライフスタイルから生まれたIpanemaは、とにかくカラバリが鮮やか。見ているだけでテンションが上がるパレットは、さすが本場のビーチカルチャー。環境への取り組みも積極的で、履き心地はもちろん、気分まで明るくしてくれます。日本でも一部のセレクトショップで見かける機会が増えてきました。
SLEEPERS(スリーパーズ)— サーファーが作った天然ゴムの極み
ノルウェー発と聞いて驚くかもしれませんが、SLEEPERSはスリランカの天然ゴムを使い、現地で手作業生産されています。創業者はサーファー。合成ゴムに頼らず、足へのあたりが柔らかく、長時間履いても疲れにくい。北欧のミニマルなデザインと南国の素材が出会った、国境を越えたローカルブランドです。
Sandal Land Shoe Store — グランドストランドの地元密着型
アメリカ・サウスカロライナのグランドストランド地域で「地元最大級」を謳うサンダル専門店。ここではOlukaiはもちろん、OofosやBirkenstockなど、整形外科的な知見から作られた快適モデルも勢ぞろい。ローカルに根ざした店だからこそ、実際に試し履きして自分にぴったりの一足を選べるのが強みです。旅行先でふらりと立ち寄るのも楽しそう。
Olukai(オルカイ)— ハワイのスピリットを感じて
ハワイの文化と密接に結びついたOlukai。最近では地元で愛されるスパムむすびとコラボした限定サンダルが話題になりました。食文化まで取り込んでしまう遊び心、そして履き心地の真面目さ。このギャップにやられてしまう人は多いはず。島の空気をそのまま足元に閉じ込めたようなブランドです。
ローカルビーチサンダルを手に入れるには?
気になるブランドは見つかりましたか?こうしたローカル発のビーチサンダルは、大手通販サイトでは見つからないことも多いのが正直なところ。各ブランドの公式サイトをチェックするのが確実です。また、旅先で偶然出会うのもローカルブランドの醍醐味。出張や旅行の際には、その土地のセレクトショップや雑貨店を覗いてみてください。オンラインで買えるものも増えてきているので、まずは公式サイトから。
ビーチサンダルはローカルブランドで選ぶ時代へ
いかがでしたか?ファッションは自己表現。ならば足元にもちょっとした物語を忍ばせてみませんか。今回ご紹介したビーチサンダルたちは、どれも履き心地はもちろん、作り手の顔が見えるものばかり。今年の夏は、あなただけのローカルな一足で、ちょっと特別な気分を味わってみてください。



