「せっかく買うなら、その土地らしいものがいい」
「人とはかぶらない、ストーリーのあるビーチサンダルが欲しい」
そんなふうに考えたことはありませんか。
定番ブランドのビーチサンダルも悪くない。でも、旅の思い出として、あるいは自分の足元にほんの少しの物語を感じたい。そう思う人が、最近じわじわと増えているんです。
ここでいうlocalsは、単に「地元」という意味ではありません。その場所の文化や職人の気質、風土までもがギュッと詰まった、その土地でしか生まれなかったもの。大量生産品にはない、手ざわりのある一足のことです。
今回は、ハワイや沖縄、鎌倉、京都など、実際に現地で手に入る限定品や、職人の顔が見えるビーチサンダルを5つ、厳選してご紹介します。
旅先で出会う、あなただけの一足を探してみませんか。
もくじ
・沖縄とハワイの風を感じる、アーティストの一点もの
・ハワイの大地を歩く、レースアップという選択肢
・京都・祇園の藍染めが、足元をそっと飾る
・鎌倉・湘南でしか買えない、海街生まれのビーチサンダル
・ローカルが育んだビーチサンダルを、もっと楽しむために
沖縄とハワイの風を感じる、アーティストの一点もの
まず最初に紹介したいのが、ISLAND SLIPPERとBEGINのコラボレーションモデルです。
ISLAND SLIPPERは、ハワイ生まれの老舗サンダルブランド。現地の職人が一足ずつ手作業でつくっていて、その品質には定評があります。そんなブランドが、沖縄出身のアーティスト島袋優さんと組んで生み出したのが、この特別な一足。
価格は3万円。決して安くはありません。でも、甲の部分に手描きされた「波とウクレレ」のアートは、まさに一点もの。履くたびに、沖縄の青い海とハワイの陽気な風が、一緒に連れ立ってくるような気分になれます。
完全メイド・イン・ハワイというこだわりも、このISLAND SLIPPERの魅力。旅先で偶然出会えたら、それはもう運命かもしれません。
ハワイの大地を歩く、レースアップという選択肢
「ビーチサンダルって、ちょっと心もとないんだよな」
「旅先でたくさん歩くから、脱げにくいほうがいい」
そんな声が聞こえてきそうです。
そこで紹介したいのが、TELIC ALLROADS-KONAです。TELIC ALLROADS-KONAは、ハワイの地名「コナ」にちなんだアウトドア志向のビーチサンダル。最大の特徴は、レースで足をしっかりホールドできること。見た目はスポーティーでありながら、ソールには路面を選ばない「ALLROADS」テクノロジーが搭載されています。
税込15,400円。舗装路から砂利道、ちょっとしたトレイルまで、旅の相棒として頼りになる一足です。ハワイの溶岩台地をイメージしたデザインも、さりげなくローカル感を主張していて憎い。
京都・祇園の藍染めが、足元をそっと飾る
「京都でビーチサンダル?」
意外に思う人もいるでしょう。でも、あります。しかも、想像をはるかに超える一足が。
OJOJO NAITOという、祇園に実店舗を構えるシューズブランドをご存じでしょうか。OKURAとのコラボレーションで生まれたこのOJOJO NAITOのビーチサンダルは、鼻緒の部分に日本の伝統色である藍染めの生地をあしらっています。
価格は38,500円。ため息が出るほど美しい藍のグラデーションは、履き込むほどに色が育っていくといいます。京都の職人気質と、現代的なデザインの融合。海外からの観光客にも静かな人気で、ある意味「京都土産」の最先端かもしれません。
鎌倉・湘南でしか買えない、海街生まれのビーチサンダル
最後に、もっと気軽にlocalsを楽しめる選択肢も。
それが、Yukky Zouriが手がける「島履」です。Yukky Zouriのビーチサンダルは、鎌倉や湘南エリアの限定イベントで販売されることが多く、まさに地元でしか出会えない一足。長谷マーケットなど、海街ののんびりした空気のなかで見つける楽しさがあります。
素材やデザインはその時々で変わり、作り手の遊び心が感じられるのも魅力。数千円で買えることが多く、旅の記念やちょっとしたお土産にもぴったりです。湘南の潮風を感じながら、地元の人たちとの会話を楽しみつつ選ぶ。そんな体験そのものが、もう一つのお土産になるでしょう。
ローカルが育んだビーチサンダルを、もっと楽しむために
ここまで4つのビーチサンダルlocalsを紹介してきました。
共通するのは、どの一足にも「つくった人の顔が見える」ということ。大量生産ではなく、その土地で生まれた小さな物語が、サンダルと一緒に手渡される感覚です。
もちろん、普段使いの定番を持っておくのも大事。でも、旅先でふと目が合った、ちょっと変わったビーチサンダル。それを素足にひっかけて歩く時間は、何物にも代えがたい豊かさがあります。
夏が来る前に、あなたの足元にも、ちょっとしたローカルの風を吹き込んでみませんか。
気になる一足があれば、ぜひ現地の店舗やイベントをのぞいてみてください。ネットでは出会えない、手に取ってはじめてわかる質感やストーリーが、きっとそこにあります。



