「VANS(バンズ)といえばスケボーでしょ?」
そんな風に思っている方にこそ、ぜひ知ってほしいラインナップがあります。実は今、VANSのアウトドアスペックモデルが、キャンプ愛好家やハイカーの間で「街でも山でも最強にオシャレで使える」と大きな話題になっているんです。
「本格的な登山靴はゴツすぎて普段使いできないし、かといって普通のスニーカーで山に行くのは滑りそうで不安……」
そんな悩みを一気に解決してくれるのが、VANSが展開する全天候型・全地形対応の「MTE(Made for the Elements)」シリーズです。今回は、VANSのトレッキングシューズとしての実力や、絶対に失敗しない選び方、そして今手に入れるべきおすすめモデルを徹底解説します。
VANSのトレッキングシューズ「MTE」とは?
まず押さえておきたいのが、VANSには「MTE」という特別なレーベルがあることです。これは「Made for the Elements(自然環境に対応するために)」の略で、雨や雪、泥道、岩場といった過酷な状況でも快適に過ごせるように設計されています。
一見すると、私たちがよく知る「VANS オールドスクール」や「VANS エラ」のようなストリートなルックス。しかし、その中身はハイテク素材の塊です。
一般的なトレッキングシューズは、どうしても「山!」「登山!」という主張が強くなりがちですが、VANSのMTEはストリートファッションの延長線上で履けるのが最大の魅力。キャンプ場に着いて設営をして、そのまま近くの低山をハイクし、帰りにそのまま街でカフェに寄っても違和感がゼロなんです。
MTEシリーズの「3つのグレード」を知ろう
VANSのトレッキング・アウトドアシューズには、機能性に応じて1から3までの数字が割り振られています。ここを理解しておかないと、「思っていたより防水じゃなかった」「オーバースペックで重い」といった失敗につながります。
MTE-1:ライトなアウトドアと街履きに
日常の延長で使いたいならMTE-1です。撥水加工(DWR)が施されたアッパーと、湿気を逃がすライニングが特徴。キャンプ場の整えられたサイトや、雨の日の通勤・通学、フェスなどで活躍します。
MTE-2:本格的なハイキングや雪道に
トレッキングシューズとしての性能を求めるならMTE-2以上が推奨されます。最大の特徴は、靴の内側に防水メンブレン(膜)が入っていること。さらに、高機能中綿の「Primaloft®(プリマロフト)」が採用されているモデルが多く、寒い日のアウトドアでも足先が冷えません。
MTE-3:過酷な環境を制する最高峰
「VANS GORE-TEX」という文字を見たことがあるかもしれませんが、MTE-3はその名の通り最高峰スペック。世界最高水準の防水透湿素材「GORE-TEX」を搭載し、アウトソールにはどんな地形でも滑りにくい独自の「All-Trac」ラバーを採用。冬山や本格的なトレッキングに対応する、VANS史上最強の一足です。
VANSのトレッキングシューズおすすめ5選
それでは、具体的にどのモデルを選べばいいのか。機能性とデザインのバランスが優れた5足を紹介します。
1. UltraRange EXO Hi MTE-1
トレッキング初心者や、キャンプデビューを考えている方に最もおすすめなのが「VANS ウルトラレンジ」のハイカットモデルです。
もともとサーファーが旅先で悪路を歩くために開発されたモデルなので、驚くほど軽量。クッション性も抜群で、スニーカー感覚でトレイルを楽しめます。MTE-1仕様なら蒸れにくく、夏のハイキングでも快適です。
2. SK8-HI MTE-2
VANSの象徴である「VANS スケートハイ」をベースに、アウトドア機能を詰め込んだのがこちら。
見た目は完全なストリートスニーカーですが、ソールはゴツゴツとした逆ワッフルソールに変更されています。足首をしっかりホールドしてくれるハイカットなので、木の根や小石が多い山道でも安定感があります。
3. UltraRange EXO Hi MTE-3 GORE-TEX
「VANSでガチの登山をしたい」なら、これ一択です。防水の代名詞であるGORE-TEXを採用しており、ぬかるんだ道や水たまりも恐れる必要はありません。
アウトソールのラグ(溝)が深く、地面をしっかりと噛んでくれるので、急な斜面でも頼もしいグリップ力を発揮します。
4. Half Cab GORE-TEX MTE-3
伝説のスケーター、スティーブ・キャバレロのシグネチャーモデルである「VANS ハーフキャブ」がアウトドア仕様に進化。
ミドルカットの絶妙な丈感が動きやすく、スケートシューズ譲りの耐久性があります。GORE-TEX仕様なので、冬のキャンプや雪上でのアクティビティにも最適。玄人好みのデザインが所有欲を満たしてくれます。
5. Colfax Boot MTE-1
少し変化球ですが、ラバーブーツのような感覚で履けるのが「VANS コルファックス」です。
サイドゴアタイプで脱ぎ履きが非常に楽なのがポイント。テントの出入りが多いキャンプシーンでは、この「脱ぎ履きのしやすさ」が意外と重要なメリットになります。防水性もしっかりしているので、雨の日のアウトドアには欠かせません。
VANSをトレッキングで履くときの注意点
VANSのMTEシリーズは非常に優秀ですが、選ぶ際にいくつか注意点があります。
1. サイズ選びは慎重に
MTE-2やMTE-3など、内側に保温材(プリマロフトなど)が入っているモデルは、通常のスニーカーよりも内部が狭く感じることがあります。トレッキング用の厚手の靴下を履くことも考慮して、普段より0.5cm~1.0cmアップを選ぶのが失敗しないコツです。
2. ソールの硬さをチェック
VANSは全体的にソールが柔らかめに作られています。これは足裏の感覚を掴みやすいというメリットがありますが、鋭い岩が続くような本格的な岩場では、足裏が疲れやすく感じることもあります。自分の行く場所が「舗装された遊歩道」なのか「ゴツゴツした岩場」なのかによって、モデルを使い分けましょう。
3. お手入れで寿命が変わる
アッパーにスエード素材が使われているモデルも多いです。山で泥だらけになった後は、放置せずにブラッシングして汚れを落とし、定期的に「防水スプレー」を振っておくことで、防水性能と見た目の良さを長くキープできます。
なぜ今、VANSが選ばれるのか
今、多くのアウトドアフリークがVANSを選ぶ理由は、単なる「スペック」だけではありません。それは、自分らしいスタイルを崩さずに自然を楽しみたいという、自由な空気感にあります。
伝統的な登山ブランドの靴も素晴らしいですが、VANSを履いて山に登るという行為には、どこか遊び心があります。「ルールに縛られず、好きな服で、好きな場所へ行く」。そんなVANSのブランドアイデンティティが、現代のカジュアルなアウトドアスタイルにマッチしているのです。
まとめ:VANSのトレッキングシューズおすすめ5選!登山やキャンプで使えるMTEの魅力
VANSのトレッキングシューズは、単なるファッションアイテムの枠を超え、厳しい自然環境に耐えうる本物の道具へと進化を遂げました。
- 手軽なキャンプや街履きなら「MTE-1」
- 雨や雪、しっかりしたハイクなら「MTE-2」
- 極寒の地や本格トレイルなら「MTE-3」
このように自分の用途に合わせて選べば、これほど心強い相棒はいません。
「VANS MTE」シリーズを手に入れて、次の週末は足元を気にせず、思いっきり自然の中に飛び出してみませんか?
ストリートで培われた抜群のデザイン性と、過酷な環境を切り拓くタフな機能。その両方を手に入れた時、あなたの冒険の範囲はもっと自由に、もっとオシャレに広がっていくはずです。


