赤ちゃんの足って、本当にあっという間に大きくなりますよね。よちよち歩きが始まったと思ったら、数ヶ月で靴がきつくなるなんて日常茶飯事。そんな時期にぴったりなのが、アシックスの14cmシューズ。日本人の子どもの足に合わせて作られた設計や履き心地の良さで、多くの家庭から選ばれています。この記事では、14cmサイズがなぜ注目されているのか、人気モデルや選び方のコツをわかりやすく解説します。
14cmサイズがちょうどいい理由
赤ちゃんの足の成長スピードは驚くほど早く、半年で1cm以上伸びることもあります。一般的に、13cm台の足長を持つ子どもには「14cm」の靴がちょうど良いとされています。
靴のサイズは“ぴったり”よりも少し余裕を持たせるのがポイント。アシックスでは、足先に5mm〜1cmほどの「捨て寸(ゆとり)」を確保するよう推奨しています。この余裕があることで、足指が自然に動き、地面をしっかり踏みしめる感覚を育てられます。
また、アシックスのベビーシューズは0.5cm刻みでサイズ展開されており、13.5cmから14cmへスムーズに移行しやすいのも特徴です。これは成長段階の微妙な変化に合わせられる、日本ブランドならではのきめ細やかさです。
アシックスのベビーシューズシリーズ「ASICS SUKU2(スクスク)」とは
アシックスの子ども靴ブランド「ASICS SUKU2(スクスク)」は、年齢や成長段階に合わせて細かくラインが分かれています。
- FIRSTシリーズ:歩き始めの赤ちゃん向け(11.5〜13.5cm)
- BABYシリーズ:1〜3歳のよちよち歩き・走り始めの時期(13〜16cm)
- PRESCHOOLシリーズ:保育園〜幼稚園児向け(16〜22cm)
14cmサイズは、この中でも「BABYシリーズ」に該当します。つまり、「歩くことに慣れてきたけれど、まだ転びやすい」時期の子どもが履くことを想定して作られています。
スクスクシリーズの設計思想は、足の自然な成長を妨げないこと。靴底の屈曲性、かかとの安定感、そしてつま先の形状など、すべてが“子どもの足の発達”を第一に考えてデザインされています。
アシックスの14cmシューズが支持される理由
1. 日本人の足型に合った設計
アシックスの木型(ラスト)は、日本人の子どもの足型を徹底的に研究して作られています。扇形で幅が広め、甲が高い傾向のある日本人の足にぴったりフィット。靴の中で足が泳ぎにくく、安定感があります。
2. 柔らかくて屈曲性の高いソール
スクスクシリーズはソールがしなやかで、足裏全体を使って自然に歩けるよう設計されています。裸足で歩く感覚に近く、赤ちゃんの筋肉やバランス感覚の発達を助けます。
3. 脱ぎ履きしやすいベルトタイプ
子どもが自分で履く練習をしやすいように、履き口が大きく開く2本ベルトタイプが主流。親もサッと履かせやすく、朝の忙しい時間にも助かります。
4. 通気性と肌触りの良さ
インナー素材には吸湿性・通気性に優れたメッシュやソフトな裏地を使用。汗をかきやすい赤ちゃんの足もムレにくく、快適な状態を保ちます。
5. 安全性への配慮
つま先部分は少し上向きに巻き上がった形状で、つまずきを防止。靴底のグリップも強く、滑りにくい作りになっています。
14cmシューズを選ぶときのポイント
サイズ選びの基本
まず大切なのは「実際の足の長さ」を正しく測ること。裸足で立たせた状態で、かかとからつま先までの長さをメジャーや定規で測定します。左右で差がある場合は、大きい方に合わせましょう。
そのうえで、つま先に5mm〜1cmの余裕を持たせたサイズを選びます。たとえば、足の実寸が13.2cmなら14cmが目安。アシックスの靴は作りがやや小さめなので、他ブランドで13.5cmを履いていた場合でも、アシックスでは14cmがちょうどいいことが多いです。
履かせたときのチェックポイント
- つま先に指1本分くらいの余裕がある
- かかとがズレずに安定している
- 足首部分がしっかり固定されている
- 歩いたときに靴の中で足が滑らない
試し履きができる場合は、必ず立った状態で歩かせて確認すると安心です。
人気のアシックス14cmシューズモデル紹介
■ アイダホ BABY KT-ES D
幅広タイプを探している家庭におすすめ。ゆとりあるつくりで甲高の子にも対応します。足を締めつけず、自然な動きを引き出してくれるモデルです。
■ アイダホ BABY 4
スクスクシリーズの定番人気モデル。柔らかいソールとしっかりしたかかと構造で、安定した歩行をサポートします。2本ベルトで脱ぎ履きもラクラク。カラー展開が豊富で、男女どちらにも合わせやすいデザインです。
■ MYSEL BABY
軽くて柔らかい素材を使い、初めて靴を履く子どもにも安心。足裏全体で地面をつかむような感覚が得られ、ファーストシューズからの買い替えにもぴったりです。
どのモデルもインソールが取り外し可能で、定期的なサイズチェックがしやすいのも大きな利点です。
サイズ選びで失敗しないための注意点
- 大きすぎる靴はNG
余裕を持たせすぎると、靴の中で足が動いて転倒の原因になります。特に14.5cm以上を選ぶときは、インソールでしっかり確認を。 - 足幅・甲高に注意
アシックスは標準〜やや細めの設計。甲が高い子は幅広モデル(Dタイプなど)を選ぶと安心です。 - 定期的なサイズチェックを習慣に
子どもの足は3〜4ヶ月でサイズが変わることも。靴底がすり減ったり、インソールが当たるようになったら買い替え時です。
成長を支える靴選びの考え方
赤ちゃんの足は、骨も関節もまだ柔らかく、外からの刺激で形が変わりやすい時期。だからこそ、足に合わない靴を履かせると、歩き方や姿勢に影響を与えることもあります。
アシックスのスクスクシリーズは、こうしたリスクを防ぐために“発達を支える靴”として開発されています。単に「サイズを合わせる」だけではなく、足の動きを引き出し、自然な歩行を助ける構造になっています。
「14cm」というサイズは、まさに歩行の基礎を作る時期。足指が自由に動かせる靴を選ぶことが、将来の健康な足を育てる第一歩です。
よくある質問(Q&A)
Q. アシックスの靴は小さめって本当?
はい、一般的に他ブランドよりやや小さめの傾向があります。同じ14cmでも実際の履き心地が異なるため、試し履きか0.5cm大きめを検討すると安心です。
Q. 14cmはどのくらいの年齢が対象?
目安として1歳半〜3歳前後。ただし成長には個人差があるため、年齢より足長を基準に選ぶのが正解です。
Q. お手入れはどうすればいい?
柔らかいブラシで砂やほこりを落とし、汚れた部分は中性洗剤を薄めて軽く拭き取りましょう。直射日光を避けて陰干しするのがポイントです。
まとめ|アシックス14cmシューズで安心の一歩を
アシックスの14cmシューズは、赤ちゃんの足に寄り添いながら成長をサポートする信頼の一足。
日本人の足型に合ったフィット感、柔らかくて安定したソール、そして脱ぎ履きのしやすさ。どれをとっても“子どもの歩きやすさ”を最優先に考えられています。
「14cm」は、歩き始めから活発に動き回る時期までをつなぐ大切なサイズ。成長に合わせて最適な一足を選ぶことで、毎日の歩行がもっと楽しく、もっと安全になります。
ぜひお子さんの足に合ったアシックスの14cmシューズで、安心して新しい一歩を踏み出してください。


