「ナインソールって、どんな風にマップを進めていけばいいんだろう？」
プレイを始めた多くの人が最初にぶつかるのが、広大な世界「新崑崙（しんこんろん）」の探索ルートです。複雑な構造と多数の分岐、そして隠し通路やアイテム配置の仕掛けが、プレイヤーの冒険心を刺激しつつも悩ませます。この記事では、マップ構造の理解から効率的な探索ルート、見落としやすいポイントまでを、プレイヤー目線で徹底的に解説していきます。
新崑崙マップの基本構造を理解しよう
ナインソールの舞台となるのは、神話とテクノロジーが融合した不思議な世界「新崑崙」。
このマップはメトロイドヴァニア形式を採用しており、一本道ではなく自由度の高い探索が特徴です。序盤から終盤にかけて複数のエリアが連動し、後に解放される能力や装備によって新しいルートが開かれていきます。
全体はおおよそ10の主要エリアで構成されています。
- 古い廃坑（桃花村を含む）
- 中央エリア
- 蓄能施設
- 農産エリア
- 倉庫エリア
- 煉丹エリア
- 道教石窟
- 天人エリア
- 天道研究所
- 制御中枢
それぞれが独立した特徴を持ち、地形も上下に広がる多層構造です。マップを開くと一見シンプルに見えますが、実際は高低差が大きく、隠しルートが多数仕込まれています。特に序盤エリアの「古い廃坑」は、チュートリアルを兼ねながらも探索要素が詰まっており、今後のプレイ感を左右する重要な導入部分です。
探索を進めるための基本テクニック
ナインソールのマップ攻略で重要なのは、「無理に全部を回収しようとしない」こと。
序盤では到達できない場所が多く、特定のスキルやアイテムを入手してから戻ると解放されるエリアが数多く存在します。
1. 壊せる壁を見逃さない
マップ上には見た目ではわからない「破壊可能な壁」が存在します。攻撃を加えると開通する場所があるので、行き止まりに見えるところも一度は試してみるのがコツです。
2. 高低差のある足場を意識する
縦方向の探索も多く、ジャンプだけでは届かない位置にアイテムが配置されているケースがあります。二段ジャンプやスライド移動などのスキルを解放したあとに再探索するのがおすすめです。
3. ハッキングや偵察モードを活用
中盤で解放される「玄蝶偵察モード」では、見えない通路や遠隔のギミックを確認できます。これを使うと、序盤では気づかなかった隠し部屋を見つけられるようになります。
序盤から中盤のおすすめ探索ルート
初めてプレイする人が迷いやすいのが、どのエリアから攻めるべきかという点。
ここでは、スムーズに進行できる流れを紹介します。
スタート〜猿人処理場
ゲーム開始後、まずは猿人処理場を目指します。このエリアではチュートリアル的な敵やギミックが多く、戦闘と探索の基礎を学ぶのに最適です。中ボス「百長」を倒すことで、新たなエリアへの道が開けます。
中央殿堂〜四季閣
中央殿堂から四季閣に進むと、探索の幅が一気に広がります。ここで偵察モードを入手できるため、以後は隠された通路を発見しやすくなります。
また、「玉石」システムも開放され、装備や能力強化の選択肢が増えるタイミングです。
道教石窟〜蓄能施設
中盤以降は道教石窟や蓄能施設など、テクノロジーと神話が入り混じったエリアに突入します。ギミックが多く、道中の敵も手強くなりますが、ハッキング機能を活かして扉や装置を解除していくと進行がスムーズです。
アイテム配置と見落としやすいポイント
ナインソールのマップは、見た目以上にアイテムの配置が巧妙です。
特に次のような要素は注意して探索しましょう。
- 金縛り玉や特殊素材は、ボス部屋や隠し通路の奥に配置されている
- 壊せる壁の先には強化アイテムが多い
- 高所や天井裏に小部屋があり、ジャンプ拡張スキルが必要なケースも
- マップ上に表示されない隠し部屋がある
また、一部のエリアはイベント後にしか入れない構造になっているため、ストーリーが進んだら必ず戻って再探索することをおすすめします。後回しにすることで、効率的に全アイテムを回収できます。
マップ探索での落とし穴と注意点
探索が楽しい反面、ナインソールのマップにはいくつかの注意点があります。
ファストトラベルの制限
セーブポイント間で自由に移動できるわけではなく、最後に訪れた拠点を中心に往復する仕組みです。広範囲を探索する際は、移動ルートを意識してセーブ地点を活用しましょう。
マップマーカーの不便さ
手動でマークできる箇所が限られており、「どこまで探索したか分からなくなる」という声もあります。未踏エリアを明確にするため、頭の中でルートを整理しながら進むことが重要です。
取り返しのつかない要素
特定イベント後に入れなくなる部屋や、再入手できないアイテムも一部存在します。ストーリー分岐前や脱出イベントの前には、周囲を確認しておくと安心です。
効率的に進めるための探索スタイル
ナインソールのマップを100％制覇したいなら、「探索・戦闘・再訪問」を繰り返すことが鍵です。
- まずは行ける範囲を全て探索
- 行き止まりやギミック部屋をマークしておく
- 新スキル解放後に再訪して回収
- ボス撃破ごとにマップを見返して取り逃しを確認
このサイクルを意識するだけで、アイテム回収率は大きく上がります。プレイヤーによっては自作のメモを使って進行状況を管理している人もいるほどです。
外部マップや攻略ガイドの活用
現在、コミュニティによって作られた「Nine Sols Interactive Map」が公開されています。
このツールを使えば、エリアごとのアイテムやボス配置を確認できるため、トロフィーコンプリートや全回収を狙うプレイヤーには強い味方になります。
また、Steamコミュニティでも100％攻略を目指すガイドが多数公開されているので、情報を併用しながら自分のプレイスタイルに合わせて進めてみましょう。
探索を楽しむための心構え
ナインソールのマップは、ただの道案内ではなく「世界そのもの」を語る仕掛けでもあります。
古代神話を思わせる寺院跡や、機械仕掛けの研究所、自然に侵食された農地など、各エリアには独自の物語が隠されています。無理に効率を追うだけでなく、景色や雰囲気を味わいながら進むのもこのゲームの醍醐味です。
マップの隅々まで探索していくうちに、プレイヤー自身が「九つの太陽」の真実に近づいていく――その体験こそが、ナインソールの魅力の核心にあります。
ナインソールのマップを制覇して、新崑崙の全貌を見届けよう
複雑で挑戦的なマップ構造は、ナインソールの世界観をより深く味わうための重要な要素です。
探索ルートを工夫し、アイテムを見逃さず、時には立ち止まって景色を楽しむ。そんな遊び方こそが、この作品の真価を引き出します。
あなたも新崑崙のマップを自分のペースで歩き、すべての秘密を解き明かしてみてください。
