バレーボールをしていて、「足の疲れが抜けにくい」「着地の衝撃で膝が痛い」「シューズが合わない」と感じたことはありませんか？
実はその悩み、インソール（中敷き）を変えるだけで大きく改善することがあります。
この記事では、バレーボール用に最適なインソールを選ぶポイントと、プレーを支えるおすすめモデルを紹介します。
部活・クラブ・社会人プレーヤー問わず、「足元からパフォーマンスを変えたい」という人はぜひ参考にしてください。
バレーボールでインソールが重要な理由
バレーボールは、ジャンプ・着地・ステップを繰り返す競技。
特に着地の瞬間は、体重の数倍の衝撃が足裏とかかとにかかります。
その衝撃を吸収しきれずに繰り返すと、足底や膝、腰への負担が蓄積しやすくなります。
実際に「足底腱膜炎」「シーバー病」「膝の痛み」といったトラブルは、バレーボール選手に多い症状です。
インソールはこの衝撃をやわらげ、足のアーチを正しい形に保つことで、体全体のバランスを整える役割を果たします。
つまり、“疲れにくく、ケガを防ぎやすい足”を作るための土台です。
バレーボール用インソールに求められる3つの性能
1. 衝撃吸収と反発性のバランス
着地時の衝撃をどれだけやわらげられるか、そして次のジャンプに向けてどれだけ反発力を生み出せるか。
このバランスが良いインソールほど、膝や腰の負担を軽くしながら動きのキレを保てます。
EVAフォームやジェルパッドなど、クッション性と反発性を両立した素材が理想です。
2. アーチサポートと安定性
土踏まず（アーチ）の崩れは足首や膝への負担を増やす原因。
バレーボールでは左右のステップやジャンプ着地でブレやすいため、アーチをしっかり支える構造が欠かせません。
アーチサポート付きのインソールは、かかとの位置を安定させ、重心移動をスムーズにします。
結果として、ブロックやスパイク時の踏み込みも安定し、力を効率的に地面へ伝えられます。
3. フィット感とグリップ力
どんなに高性能でも、靴の中でズレたら意味がありません。
足裏に吸い付くようなフィット感と、シューズ内で動かないグリップ性は非常に大切です。
特に前後左右の素早いステップが多い守備型プレーヤーは、このフィット感がパフォーマンスに直結します。
インソール選びで失敗しないためのチェックポイント
インソールを選ぶときは、以下の点を意識しましょう。
- サイズ感と厚み：シューズの中で圧迫感が出ないか確認する
- アーチ形状の相性：扁平足・ハイアーチなど自分の足型に合うものを選ぶ
- 素材の硬さ：柔らかすぎると沈み込みすぎて不安定に、硬すぎると衝撃吸収が不足
- 通気性と抗菌性：長時間練習でもムレにくく快適
- 交換時期：クッションが潰れてきたらシーズンごとに交換が理想
「なんとなく良さそう」ではなく、実際の足型やプレースタイルに合わせて選ぶのがコツです。
プレースタイル別に見るインソールの選び方
攻撃型（スパイカー・ミドルブロッカー）
ジャンプ・着地が多く、爆発的な動きが求められるポジション。
かかと部分のクッション性と反発性を重視したモデルが合います。
しっかりしたヒールカップ構造が、着地時のブレを抑えて安定感を高めます。
守備型（リベロ・セッター）
前後左右の細かいステップが多い守備型は、軽量でグリップ性の高いインソールがおすすめ。
土踏まずを支えるアーチ構造が、低い姿勢での動きを支えてくれます。
オールラウンダー
練習や試合で多様な動きをする選手は、クッション性・安定性・軽さのバランスが取れたタイプを。
どんな場面でも足の疲れを感じにくく、万能に使えます。
バレーボールにおすすめのインソール10選
ここでは、衝撃吸収・安定性・使いやすさのバランスに優れたモデルを紹介します。
どれもプレーヤーから評価の高い信頼できるアイテムです。
1. ZAMST Footcraft スポーツインソール
足のアーチを支える3タイプ展開。
足型に合わせて選べるため、自然なフィット感と安定感が得られます。
部活生にも人気の定番モデル。
2. MIZUNO バレーボール用インソール V1GZ170209
軽量で衝撃吸収性に優れたEVA素材を採用。
純正シューズとの相性が良く、自然な踏み込みがしやすい一足です。
3. SIDAS Action 3D
海外ブランドらしい立体構造。
土踏まずからかかとにかけての支えが強く、安定感抜群。
通気性も高く、長時間プレーでも快適です。
4. BMZ キュボイドパワースポーツ
立方骨理論に基づく独自設計。
足の自然な動きを妨げず、反発力と安定性を両立しています。
5. SORBO DSIS バレーボール インソール
「3つのアーチでかかとを安定させる」と話題の国内定番モデル。
クッション性が高く、着地時の負担軽減を実感する人が多いです。
6. SIDAS Gel Double Comfort
ジェル素材で衝撃吸収に特化。
特に足底や膝の痛みを感じやすい人に向いています。
7. ZAMST インソール トレーナータイプ
長時間練習でも足裏が疲れにくく、安定性重視のプレーヤーにおすすめ。
体幹のバランスを整えたい人にも。
8. BMZ アスリートグリップ
滑りにくい特殊素材で、シューズ内のズレを徹底防止。
素早い動きを求めるリベロタイプに好評です。
9. SIDAS Run 3D Protect
ランニング用ながら、バレーの着地衝撃対策としても人気。
高い反発力と軽さが魅力。
10. VKTRY PRO バレーボールモデル
カーボン製インソール。
軽量かつ爆発的な反発力を持ち、ジャンプ力を引き出したい上級者向けモデルです。
インソールを使うことで得られる変化
実際にインソールを変えた選手からは、
- 着地の衝撃が減って膝がラクになった
- 足裏の疲労感が減った
- フィット感が上がって動き出しがスムーズになった
といった声が多く聞かれます。
インソールはシューズの中で見えない存在ですが、体全体のパフォーマンスに直結する重要なパーツ。
「ジャンプしてもブレない」「着地が安定する」と感じられると、プレーの自信にもつながります。
インソール導入時の注意点
- いきなり試合で使わず、まずは練習で慣らす
- 厚みの違いでシューズの履き心地が変わるため、調整が必要
- 痛みが続く場合は無理せず専門家に相談
- クッションが潰れたら早めの交換を
あくまで補助的なサポートアイテムとして、自分の足と相談しながら使うのがポイントです。
バレーボールに最適なインソールで足元からパフォーマンスを変える
「足の疲れ」「膝の痛み」「踏み込みの不安定さ」は、バレーボール選手なら誰もが経験する悩み。
けれど、その多くは“インソールを変えるだけ”で改善のきっかけをつかめます。
衝撃吸収・安定性・反発性、この3つをバランスよく備えたインソールは、プレーの質を確実に底上げしてくれる存在です。
自分の足に合ったインソールを選び、ジャンプも着地もブレない足元を手に入れましょう。
今日から、足元のアップデートでバレーボールのプレーを一段上へ。
