「ニューバランスの28.5cmって、実際どんなサイズ感なんだろう?」
そんな疑問を持つ人は意外と多いと思います。特に男性で足が大きめの人、あるいは普段28cm〜29cm前後を履く人にとって、28.5cmというサイズは“ちょうど良さそうだけど不安が残る”絶妙なポイント。
そこで今回は、ニューバランスの28.5cmサイズに焦点を当てて、サイズ感の特徴、選び方のコツ、そして大きめサイズでも履きやすい人気モデルを紹介していきます。
ニューバランス28.5cmの基本サイズ感とは?
まず知っておきたいのが、ニューバランスのサイズ表記の基準です。公式チャートによると、28.5cmは「US10.5」「UK10」に相当します。一般的なスニーカーよりも0.5cm刻みで展開されており、フィット感に敏感な人にはありがたい仕様です。
ただし、同じ28.5cmでも“モデルによって履き心地が違う”のがニューバランスの奥深いところ。
その違いを生み出すのが「ラスト(木型)」と呼ばれる靴の設計型です。代表的な3種類のラストを簡単に整理しておきましょう。
- SL-1:全体的に細身でスタイリッシュ。例:M1500、M990など。幅広・甲高の人には少しタイトに感じることも。
- SL-2:つま先にゆとりを持たせた設計。例:574、576、1300、1400など。日本人の足型に合いやすいラストです。
- PL-1:やや細め。例:2002Rなど。足幅が広い人はハーフサイズアップ推奨。
このように、28.5cmといってもラストが違えば履き心地はまるで別物。
そのため、購入時は“自分の足の幅や甲の高さ”を把握して、モデルごとの特徴に合わせて選ぶのが重要です。
足幅・甲高によるサイズ選びのコツ
スニーカー選びで失敗しがちなのが、長さだけでサイズを決めてしまうこと。
特に日本人は「幅広・甲高」の傾向があるため、28.5cmでも「ぴったり」「きつい」「余る」と感じ方が分かれます。
28.5cmでジャストな人の特徴
- 足長が実測28.5cm前後
- 足幅が標準〜やや細め
- ラストがSL-2など、ややゆったりめのモデルを選んでいる
ハーフサイズ上げた方が良い人
- 甲が高い、または幅が広い
- SL-1やPL-1などの細め設計のモデルを選ぶ
- 厚手の靴下を履くことが多い
- 長時間歩く・むくみやすい
ハーフサイズ下げてもOKな人
- 足長が28cm未満で、やや細めの足型
- 細身のスタイルで“タイトフィット”を好む
特に28.5cmは「あと少しゆとりが欲しい」「でも29.0cmは大きすぎる」と感じる人が多く、試着なしで選ぶなら木型の違いを事前に確認しておくと失敗しにくいです。
人気モデル別・28.5cmのサイズ感レビュー
ここでは、ニューバランスの中でも特に人気のあるモデルを中心に、28.5cmを選んだユーザーの声やサイズ感を紹介します。
① New Balance 1500
英国製のクラフト感あふれる名作。SL-1ラストを採用しており、全体的に細身の設計。
普段28.5cmを履く人の多くは「ぴったり」「ジャストフィット」という声が多い一方、幅広・甲高の人は「29.0cmに上げた方が快適」と感じる傾向もあります。
革素材のモデルは履き込むと少し伸びるため、最初のフィット感を大事にすると良いでしょう。
② New Balance 2002R
都会的なデザインと履き心地の良さで人気急上昇中。PL-1木型を採用しており、足幅はやや細め。
そのため、幅広の人は「0.5cmアップ」が推奨されるケースが多く、28.5cmではタイトに感じる可能性があります。
ただし、メッシュ素材の柔軟性が高く、慣れるとフィット感が抜群という声も多いです。
③ New Balance 574
カジュアルスニーカーの定番。SL-2ラスト採用で、幅広でも履きやすい設計です。
28.5cmを普段履く人の中には「程よくゆとりがあって快適」「少し余裕があるけど気にならない」という意見が目立ちます。
日本人の足型に合いやすく、同サイズ帯では最も選びやすいモデルのひとつです。
④ New Balance 996
クラシックな見た目と軽さが魅力。やや細身ですが、素材の柔軟性が高いため28.5cmでぴったりのケースが多いです。
ただし、足幅が広い場合は29.0cmも検討すると安心です。
シーンを選ばず履ける万能モデルなので、初めてニューバランスを選ぶ人にもおすすめ。
28.5cmを選ぶときの実践的チェックポイント
実際に購入する際には、以下のポイントを意識すると失敗しにくくなります。
- 足の実測値を知る
かかとからつま先までの長さを計測し、28.5cm前後ならそのまま検討。
ただし「足長」だけでなく「足幅」も同時にチェックするのが理想です。 - 木型(ラスト)を確認する
同じブランドでも木型によってサイズ感が大きく異なるため、事前に調べておく。
細めのSL-1やPL-1ならハーフサイズアップ、ゆったりめのSL-2なら普段通りでOK。 - 用途を想定する
普段履きならやや余裕を持たせたサイズを。
ランニングやジム用途ならフィット感を優先し、28.5cmがジャストな人も多いです。 - 靴下や季節を考慮する
冬は厚手ソックスを履く人も多く、夏は薄手に。
季節によってサイズ感が微妙に変わるため、少し余裕のある選び方が安心。 - 口コミやレビューを参考にする
「普段28.5cmでこのモデルはジャスト」などのレビューを複数チェック。
特に楽天・Amazon・公式サイトのレビューは実体験が豊富で参考になります。
大きめサイズでも快適に履けるおすすめモデル
28.5cmという大きめサイズを探している人にとって、“履き心地”と“デザインのバランス”は重要なポイント。
ここでは、サイズ展開が豊富で人気の高いモデルをいくつか紹介します。
- M990v6:最高のクッション性と安定感。SL-1ラストながらフィット感が絶妙。
- M5740:ボリューム感あるデザインで、28.5cmでもスタイルよく見える。
- M2002R:細身ながら柔軟な素材で、履くうちに馴染むタイプ。
- CM996:軽量で街履きにも最適。長時間履いても疲れにくい。
- ML574:クラシックなデザインで、SL-2ラストにより幅広にも対応。
これらのモデルはいずれも28.5cmの在庫が豊富にあり、フィット感も高評価。
大きめサイズのスニーカーを探す人にも安心しておすすめできます。
試着できないときのサイズ選びテクニック
ネットで買うときに悩むのが「実際に履けない」という不安。
そんな時は、次の方法で自分に合うサイズをより正確に見極められます。
- 自分の足長をメジャーで測る(左右で微妙に違う場合、長い方を基準に)
- 普段履いている他ブランド(例:ナイキ、アディダスなど)のサイズと比較
- 細身のブランドを履いているなら0.5cmアップ、ゆったり系なら同サイズ
- 返品・交換可能なショップを選んでおく(ニューバランス公式も一部対応)
これらを意識すれば、通販でも失敗する確率はぐっと下がります。
特にニューバランスはモデルによって木型が細かく違うため、レビューや公式情報を活用するのがコツです。
まとめ|ニューバランス28.5cmのサイズ感と選び方ガイド!大きめサイズの人気モデル紹介
最後に、今回の内容を簡単にまとめましょう。
- ニューバランス28.5cm=US10.5/UK10相当
- 木型(SL-1/SL-2/PL-1)でサイズ感が大きく変わる
- 幅広・甲高ならハーフサイズアップも検討
- 28.5cmは「日本人男性の平均より少し大きめ」の万能サイズ
- 人気モデルでは574、996、2002R、1500などが選びやすい
結論として、28.5cmは「やや大きめだけど快適に履ける黄金サイズ」と言えます。
自分の足型と用途をしっかり把握して選べば、ニューバランスらしい“包み込むような履き心地”を最大限に味わえるはず。
大きめサイズだからこそ得られる安定感とスタイルを、ぜひ楽しんでください。


