ランニングシューズの「靴紐」、普段どれくらい意識していますか?
実はこの“ひと手間”こそが、走りの快適さも見た目の印象も左右する重要なポイントなんです。今日は、機能性とデザイン性の両方を高める「おしゃれな靴紐の結び方・通し方」のコツを、わかりやすく紹介していきます。
靴紐の結び方で走りも印象も変わる理由
ランニングシューズは、ソールやアッパーの性能ばかりが注目されがちですが、実は靴紐の通し方ひとつで“履き心地”が大きく変わります。
紐の締め具合によって、足の甲の圧迫感やかかとの浮き、つま先の自由度などが調整できるからです。
たとえば「走るときに足がズレる」「長距離で靴ずれしやすい」などの悩みは、靴紐の通し方を変えるだけで改善することがあります。さらに、紐の見せ方や色を変えれば、普段履きでもおしゃれに映えるアクセントにもなります。
つまり、靴紐は“走りの道具”でありながら、“ファッションの一部”でもあるんです。
機能性を高める靴紐の通し方・結び方の基本
まずは、機能性を重視した通し方と結び方を押さえておきましょう。これを知っておくだけで、走りが変わります。
1. クランスクロス(基本の交差通し)
最もスタンダードな通し方。上から見てX字に交差する形で、バランスがよくホールド感と動きやすさの両立ができます。迷ったらこれ。
2. オーバーラップ通し
上から下に通す方法で、足全体をしっかりホールド。長距離ランやレースに向いています。締めすぎると甲を圧迫することがあるので注意。
3. アンダーラップ通し
下から上に通す方法。甲高の人や幅広の足に向いており、ゆとりを持たせたフィットが得られます。
4. ヒールロック(ランナーズループ)
かかとが浮く・ズレるという人におすすめ。最後の穴を使ってループを作り、紐を交差させて結ぶことで、かかとをしっかり固定できます。
5. ダブルノット(二重結び)
走行中に紐がほどけるのを防ぐ最強テク。見た目も整い、安心感も抜群です。
このように、走る目的や足型に合わせて結び方を変えることで、足とシューズが一体化したようなフィット感を実現できます。
走りながら“おしゃれ見え”する靴紐アレンジ
靴紐は、機能だけでなく“見せ方”次第で印象がガラッと変わります。
通勤や街歩きにも使えるランニングシューズなら、少しアレンジを加えるだけで洗練された雰囲気に。
1. ラダーレーシング(はしご通し)
横線が整然と並ぶ通し方。すっきりとした見た目で、モダンな印象に。シンプルな白スニーカーやブラック系シューズによく映えます。
2. ボウタイレーシング(蝶ネクタイ風)
紐の見える部分を最小限にして、上品なミニマルデザインに。ジムや街履きどちらにも合うスタイルです。
3. スパイダーウェブレーシング
少し遊び心を出したいときにおすすめ。複雑な編み込みが個性的で、ファッション性が高い印象になります。
4. 紐の色・素材を変える
シューズと同色で統一感を出すのも良し、あえて差し色でアクセントにしても良し。
黒いランニングシューズに蛍光グリーンの紐を合わせるだけで、一気に印象が変わります。夜ランにも映えて安全性アップ。
足の悩み別おすすめレーステクニック
おしゃれに見せる前に、まずは「自分の足に合う」ことが大前提。足型や悩み別に、快適さを重視した結び方をまとめます。
・かかとが浮く人
ヒールロックを使ってしっかり固定。走りの安定感が増します。
・甲が高い人
ウィンドウレーシング(上部をスキップして隙間を作る)で圧迫感を軽減。締めすぎによる痛みを防げます。
・幅広・むくみやすい人
下部の穴を一つ飛ばして通すと、前足部に余裕ができます。長時間のウォーキングにもおすすめ。
・つま先が痛くなる人
上部をやや緩めに結び、指先の動きを妨げないよう調整。マメや黒爪の防止にもつながります。
機能性を確保したうえで、色や素材でおしゃれにアレンジすれば、快適さと見た目の両立が可能です。
おしゃれに見せるためのちょっとしたコツ
結び方だけでなく、細かい“見せ方”の工夫でも印象は大きく変わります。
- 紐の余りはシュータン(ベロ)下に入れてスッキリ見せる
- 紐の端を左右均等に整える
- 汚れや毛羽立ちはこまめにチェックして交換
- シューズのカラーに合わせた配色を意識する
- 光沢のある紐や反射素材入りの紐で夜ランにも映える演出を
こうした細かいポイントを押さえるだけで、同じシューズでも「きちんと感」「清潔感」「スタイル感」が一気に上がります。
機能とデザインを両立させる靴紐の選び方
見た目にこだわるなら、紐の“素材”や“太さ”にも注目を。
- ナイロン・ポリエステル製:軽くて丈夫。カラーバリエーションも豊富。
- コットン素材:摩擦が高く解けにくい。ナチュラルな雰囲気を出したいときに。
- 平紐:安定感があり結び目がズレにくい。スタイリッシュで清潔感あり。
- 丸紐:立体感がありスポーティーな印象。少し緩みやすいのでダブルノット推奨。
素材を変えるだけで、同じシューズでもまったく違う印象になります。季節やシーンに合わせて付け替えるのも楽しいですよ。
靴紐メンテナンスで“清潔感”と“長持ち”をキープ
どんなにおしゃれに結んでも、汚れた靴紐では印象が台無し。
ランニング後は軽くブラッシングするだけでも違いますし、週末に水洗いするのもおすすめです。
汚れが落ちにくくなったり、毛羽立ちが目立ってきたら新しい紐に交換しましょう。
低コストで簡単にリフレッシュできるうえ、気分転換にもなります。
ランニングシューズの靴紐結び方おしゃれ術まとめ
靴紐の通し方や結び方は、ほんの少し変えるだけで「走り心地」も「見た目」も驚くほど変わります。
自分の足型に合う結び方で機能性を高め、そのうえで色や素材、通し方でおしゃれを楽しむ——これが一番の理想形。
お気に入りのランニングシューズをより快適に、よりスタイリッシュに。
今日から“靴紐のおしゃれ”を楽しんでみてください。


