ランニングシューズの進化は、毎年のように加速しています。2025年も各ブランドが新素材や構造を取り入れ、快適性・反発性・軽量性のすべてを高次元で両立させたモデルを続々と発表しました。
この記事では、2025年最新のランニングシューズのトレンドや注目モデル、そして選び方のポイントをわかりやすく紹介していきます。
2025年のランニングシューズ市場を動かすキーワードは「厚底」と「進化したフォーム」
ここ数年のランニングシューズ界で大きなトレンドとなっているのが「厚底化」です。2025年もその流れは止まらず、各ブランドがより厚みのあるミッドソールを採用しながら、クッション性と反発性を両立する開発を進めています。
たとえば HOKA CLIFTON 10 は、スタックハイト(ソールの厚さ)が約44mmとかなりの厚底設計。それでいて軽量で、長時間のランニングでも足に負担をかけにくい構造です。厚底=重いというイメージを覆す一足と言えるでしょう。
また、ASICS GEL-NIMBUS 27 では、ミッドソール素材に「FF BLAST PLUS ECO」を採用。従来よりも約2mm厚く、柔らかなクッション性をキープしながらも沈み込みすぎない弾力を実現しています。環境配慮型の素材を使いながらも、パフォーマンスを犠牲にしていないのがポイントです。
ミッドソール素材の革新で「クッション+推進力」を両立
ランニングシューズの心臓部ともいえるミッドソールは、2025年モデルでさらに多様化。従来のEVA(エチレン酢酸ビニル)系から、より高反発で軽量なPEBAフォーム、BIOベース素材などが主流になっています。
特に注目したいのは、ASICS GEL-NIMBUS 27 や adidas LIGHTSTRIKE PRO のように、弾力性と環境性能を両立したフォーム。足への衝撃を吸収しながらも、踏み込んだ力をしっかり推進力に変えてくれます。
さらに、トップランナー向けモデルでは引き続きカーボンプレートを搭載。プレートが反発を生み出し、効率的なエネルギーリターンをサポートします。レース志向のランナーだけでなく、自己ベスト更新を狙う市民ランナーにも人気が高まっています。
快適性を追求したアッパー構造とフィット感の進化
2025年の新作シューズでは、アッパー(足を包み込む部分)の改良にも注目です。通気性・軽量性・フィット感をバランス良く仕上げるため、各社が新しいメッシュ素材やジャカード構造を採用しています。
HOKA CLIFTON 10 のアッパーは通気性の高いジャカードメッシュ。暑い季節でも蒸れにくく、長時間走っても快適な履き心地を保ちます。さらに反射素材を配しているため、夜間ランにも安心。
一方、ASICS GEL-NIMBUS 27 は従来のニット素材から一新。足にぴったりとフィットしながらも締め付け感が少なく、柔らかな履き心地を実現しています。足全体を優しく包み込み、長時間のジョグやマラソン練習に最適です。
2025年注目のランニングシューズ最新モデル紹介
HOKA CLIFTON 10
HOKAを代表するクッション系モデルが、ついに第10世代に突入。ミッドソールがさらに厚くなり、これまで以上に“足を守る走り”が可能になりました。
ヒールからつま先までの重心移動がスムーズで、衝撃を吸収しながら自然に前へ進めます。
日々のジョグやロングランにもぴったりで、初心者にもおすすめの万能モデルです。
ASICS GEL-NIMBUS 27
「GEL-NIMBUS」シリーズは、安定感と快適さを両立したクッションシューズとして定評があります。最新の27では、FF BLAST PLUS ECOミッドソールを採用し、環境にやさしく、より軽く柔らかな走りを実現。
ヒールからフォアフットまでのバランスが良く、ヒール着地のランナーにもフィットします。長距離の疲労軽減にも効果的です。
adidas ADIZERO BOSTON 13
スピードと安定性を両立した一足。グラスファイバー製の「ENERGYRODS 2.0」を搭載し、反発をしっかり推進力に変換します。
長距離のテンポ走やレースにも対応できる万能型で、サブ4〜サブ3.5ランナーから高評価を得ています。
「厚底化」は進化の象徴、でも全員に合うとは限らない
厚底シューズの恩恵は大きい一方で、すべてのランナーに最適というわけではありません。
厚底ソールはクッション性に優れ、足や膝の負担を軽減しますが、地面からの感覚がつかみにくいという声もあります。接地感を重視するランナーや、ピッチ走法の人には「厚すぎる」と感じる場合もあります。
そのため、自分の走り方に合ったモデルを選ぶことが大切です。ヒール着地型ならクッション厚めのモデルを、フォアフット走法なら反発性の高いモデルを選ぶと良いでしょう。
試し履きの際には、走り出しの自然さや安定感も必ずチェックしてみてください。
環境に配慮したサステナブル素材が新基準に
ランニングシューズの開発にも、環境への意識が浸透しています。
ASICS GEL-NIMBUS 27 では、ミッドソールに24%バイオベース素材を含むフォームを採用。快適な走りとエコ素材の両立を実現しています。
他ブランドでも再生ポリエステルやリサイクル素材を使用したアッパーが増えており、性能だけでなく環境負荷の少なさも選択基準のひとつとなっています。
こうした動きは今後も加速していくと予想され、「持続可能なランニングシューズ」という新しい価値観が定着しつつあります。
シューズ選びで注目すべきポイント
- ミッドソールの厚さと素材
→ クッション性と反発性のバランスを確認。スタックハイト40mm前後が主流。 - ドロップ(ヒールとつま先の高低差)
→ 大きいほど前傾しやすく、小さいほど安定感が増す。 - アッパーのフィット感
→ 長距離を走るなら通気性と足あたりの柔らかさが重要。 - 用途別に選ぶ
→ トレーニング用・レース用・普段使いなど、目的に合わせて最適なモデルを選ぶ。 - 価格とコストパフォーマンス
→ 最新モデルは高価だが、1世代前のモデルでも性能は十分。自分の目的に合うものを見極めるのがポイント。
自分に合う一足を見つけて、2025年のランをもっと楽しく
最新のランニングシューズは、単なる道具ではなく「走りを支えるパートナー」です。
快適に走りたい人、タイムを縮めたい人、膝への負担を減らしたい人——それぞれに合ったシューズがあります。
2025年は特に、クッション性・反発性・軽量性・環境性能のバランスが取れたモデルが多く登場しています。
機能の差を理解し、自分の走り方に合う一足を見つけることで、ランニングの楽しさは一段と広がるでしょう。
最後にもう一度。
2025年最新ランニングシューズ特集!話題の新作モデルと進化した機能を徹底解説――今年の一足を探す参考にして、走る喜びをアップデートしてみてください。


