ランニングシューズといえば「靴ひも」を結ぶタイプを思い浮かべる方が多いと思います。でも最近では、マジックテープ(ベルクロ)タイプのランニングシューズも人気を集めています。脱ぎ履きのしやすさやフィット感の調整が簡単で、日常のウォーキングから軽いジョグまで幅広く使えるのが特徴です。
この記事では、マジックテープ式ランニングシューズのメリット・デメリット、選び方のポイント、そしておすすめモデルについて詳しく紹介します。
マジックテープ式ランニングシューズとは?
マジックテープ式ランニングシューズは、靴ひもの代わりに面ファスナー(ベルクロ)で足を固定するタイプのシューズです。ベルトを「ペタッ」と留めるだけで着脱できるため、手間がかからず、誰でも簡単に使えるのが最大の特徴です。
特に、手の力が弱い方や、子ども・高齢者、忙しい通勤ランナーにとって、マジックテープの利便性は非常に魅力的です。
また、靴ひもタイプに比べて「ほどける心配がない」という安心感もあります。走っている途中でひもが緩むと集中力が途切れたり、転倒リスクにつながったりしますが、マジックテープならそうしたトラブルを防ぐことができます。
マジックテープ式ランニングシューズのメリット
1. 脱ぎ履きが圧倒的にラク
靴ひもを結んだり解いたりする必要がないため、ランニング前後の準備がとてもスムーズ。ジムでのトレーニングやウォーキング、ちょっとした買い物にもサッと履いて出かけられます。
朝の忙しい時間や、夜ランで疲れたあとでも、ワンタッチで着脱できるのは大きなメリットです。
2. フィット感を簡単に調整できる
マジックテープは足の甲の形や幅に合わせて、自由に締め加減を調整できます。甲高や幅広の足でも、ストラップの位置を少しずらすだけで心地よいフィット感に。
むくみやすい方や、長時間のランニングで足の状態が変わる方にも便利です。
3. 紐がほどけない安心感
ランニング中に靴ひもが解けると、立ち止まって結び直す手間がかかります。場合によっては、つまずいてケガをすることも。
マジックテープ式なら、走行中にベルトが外れることはほとんどなく、最後まで安心して走ることができます。
4. 甲周りをしっかりホールド
面ファスナーが広い範囲で足の甲を包み込むため、安定感があります。
特に2本や3本のベルトを備えたモデルでは、前足部と甲部分を個別に調整でき、ホールド性がさらに向上。ランニング中のブレを防ぎ、自然な足運びをサポートします。
マジックテープ式ランニングシューズのデメリット
1. 締め付けの微調整が難しい
靴ひもに比べて、細かい締め加減の調整が難しいのが弱点です。走行中に「もう少し緩くしたい」「もう少し締めたい」と感じても、ベルト式だと一段階ずつの調整しかできません。
特にスピードを重視する上級者ランナーにとっては、物足りなさを感じることもあるでしょう。
2. 面ファスナーの寿命
マジックテープ部分は、使い続けるうちにホコリや繊維が絡まり、粘着力が落ちてきます。長期間の使用や頻繁な着脱によって「ベリッ」と剥がれにくくなったり、固定力が弱くなったりする場合があります。
定期的に掃除をしたり、ベルトの状態をチェックしたりすることが大切です。
3. 高速ランナー向けには不向きな場合も
マジックテープ式は「軽めのジョグ」や「ウォーキング」などの用途に適していますが、スピードを追求するレース用ランニングシューズでは、まだ主流ではありません。
レースでしっかり足をホールドしたい方や、サブ3・サブ4を目指すようなランナーは、靴ひもまたはダイヤル式のモデルを検討したほうが良いでしょう。
選び方のポイント
1. フィット感と足入れのしやすさ
マジックテープの位置や本数によって、フィット感が大きく変わります。
1本タイプはシンプルで脱ぎ履きがラクですが、ホールド感を重視するなら2本または3本ベルトタイプがおすすめです。
また、足幅が広い方は「ワイド(4E)」表記のあるモデルを選ぶと快適です。
2. ストラップの耐久性
マジックテープ部分がしっかり縫製されているか、接着面が十分な広さを持っているか確認しましょう。
頻繁に脱ぎ履きする方は、丈夫なナイロン素材や強力なベルクロを採用しているモデルが安心です。
3. クッション性と安定感
ランニングシューズの基本性能として、ソールのクッション性は外せません。
特に初心者やウォーキング兼用で使う場合は、着地時の衝撃を吸収してくれる柔らかめのミッドソールが適しています。
また、足のブレを防ぐために、かかと部分のホールド感も重要です。
4. 用途に合わせたモデル選び
- ウォーキング兼用・日常使い:軽くて柔らかい履き心地を重視。
- ランニング初心者:クッション性と安定感をバランスよく。
- 通勤ランナー:デザイン性と脱ぎ履きのしやすさを両立。
- ジュニア・キッズ:1人で履ける使いやすさがポイント。
おすすめのマジックテープ式ランニングシューズ
PUMA スピードモンスター V4 ベルクロ
ジュニア向けながら、軽量でクッション性が高いモデル。マジックテープベルトでフィット感を簡単に調整でき、通学から運動まで幅広く活躍します。
Nike Star Runner 5
ベルクロとゴムシューレースを併用したタイプ。足をしっかりホールドしつつ、脱ぎ履きの手軽さも確保。親子ランやキッズランニングにもぴったりです。
Mizuno Wave Prophecy Strap
大人向けの本格派ストラップモデル。マジックテープで着脱しやすい構造ながら、ソールには高いクッション性と反発力を搭載。ウォーキングから軽めのランまで快適です。
Life Walker Strap M3705
ウォーキング寄りのデザインながら、安定した履き心地と優しい足当たりが魅力。日常の移動や通勤ジョグに最適な一足です。
マジックテープ式ランニングシューズが向いている人
・靴ひもを結ぶのが面倒、または苦手な方
・通勤や買い物など、日常での脱ぎ履きが多い方
・初心者ランナーやウォーキング中心の方
・子ども、高齢者、リハビリ用途など、手軽に履ける靴を探している方
マジックテープ式は、スピードよりも「快適さ」や「使いやすさ」を重視する人にぴったりです。
特に、毎日のように靴を脱ぎ履きする方にとっては、一度使うと手放せない便利さを実感できるでしょう。
マジックテープ式ランニングシューズの手入れと長持ちのコツ
マジックテープ部分には、ホコリや糸くずが付きやすいので、定期的に掃除することが大切です。
柔らかいブラシや歯ブラシで汚れを取り除き、接着力を維持しましょう。
また、洗うときはテープを閉じた状態でネットに入れると、他の衣類に引っかからず安心です。
乾燥は直射日光を避け、風通しの良い場所で陰干しするのが基本です。
まとめ|マジックテープ式ランニングシューズの魅力を日常に
マジックテープ式ランニングシューズは、脱ぎ履きのしやすさと快適さを両立した優秀なアイテムです。
靴ひもタイプのように調整が細かくはないものの、毎日のジョグやウォーキングには十分な性能を備えています。
「走ることをもっと身近に」「続けやすくする」ための一足として、マジックテープ式ランニングシューズは今後さらに注目されていくでしょう。
あなたもぜひ、自分の足に合う快適な一足を見つけて、ランニングライフをもっと自由に楽しんでください。


