ニューバランス1906Lは、ここ最近じわじわと人気が高まっているモデル。スニーカーのような履き心地なのに、ローファーのような上品さもある不思議な存在です。そんなニューバランス1906Lを購入しようと思ったとき、まず気になるのが「サイズ感」ではないでしょうか。
同じニューバランスでもモデルによってサイズの印象が違うため、実際に履いた人の声や特徴をもとに、ニューバランス1906Lのサイズ選びを徹底解説していきます。
1906Lとは？スニーカーとローファーのハイブリッドモデル
ニューバランス1906Lは、ニューバランスが展開する人気シリーズ「1906」をベースに、スリッポンの要素を取り入れた新しいスタイルの一足です。紐を使わず、足をスッと入れて履ける構造が特徴。見た目はスニーカー寄りですが、履き心地はローファーのように軽く、着脱がラクなのもポイントです。
ただし、紐でフィット感を調整できない分、サイズ選びには注意が必要。足の形や素材の違いによって、履き心地が大きく変わるため、自分の足に合うサイズを見極めることが重要です。
普段履いているニューバランスと同じサイズでOK？
結論から言うと、基本的には普段履いているニューバランスのサイズで問題ないという声が多く見られます。
たとえば、ニューバランス2002Rやニューバランス993などの定番モデルを愛用している人は、そのサイズを基準にして大きな失敗は少ないでしょう。
実際のユーザーレビューでも、「いつものニューバランスのサイズでジャストフィットだった」「思っていたより大きすぎず、小さすぎずちょうど良かった」という声が多数。
ただし、ニューバランス1906Lは素材や足幅によって感じ方が少し変わるため、次のポイントも合わせて確認するのがおすすめです。
幅広・甲高の人は0.5cmアップが安心
ニューバランス1906Lは、紐で締めるタイプではないため、甲の高さや足幅が広い人にとってはややタイトに感じることがあります。特に、男性ユーザーや足のボリュームがある方は「0.5cmアップした方が快適だった」という意見も多いです。
例えば普段27.0cmを履いている人なら、27.5cmを試してみるのが無難。紐で調整ができないぶん、少し余裕を持たせたサイズを選ぶことで、足の締め付け感を防ぐことができます。
また、厚手の靴下を履く場合や、長時間歩く予定がある場合も、ワンサイズ上げることで快適に過ごせるケースが多いです。
逆に0.5cm下げた方が良い人もいる？
一方で、「踵が抜けやすい」「ホールド感が甘い」と感じる人も少なくありません。特に女性や、足幅が細めの方は、ハーフサイズ下げることで安定感が増すことがあります。
スエードやレザー素材のモデルは、履くうちに少しずつ足に馴染んでくるため、最初はややタイトなくらいがちょうど良いという意見も。
「普段25.0cmを履いているけれど、ニューバランス1906Lは24.5cmでちょうど良かった」という声も見られます。
ただし、下げすぎると足先が窮屈に感じることもあるため、靴下の厚さや素材を考慮して選びましょう。
素材によって変わるフィット感の違い
ニューバランス1906Lには、メッシュ、スエード、レザーなど複数の素材バリエーションがあります。この素材によっても履き心地は微妙に変化します。
- メッシュ素材タイプ：通気性がよく、全体的に柔らかめ。普段と同じサイズでちょうどいいという声が多い。
- スエードタイプ：最初はやや硬めだが、履くうちに馴染む。タイトに感じる人はハーフサイズ下げてもOK。
- レザータイプ：見た目が上品で高級感があるが、やや伸びにくい。幅広・甲高の人は0.5cmアップがおすすめ。
同じニューバランス1906Lでも素材によって足へのフィット感が変わるため、購入前にどのタイプかをしっかり確認しておきましょう。
メンズとレディースのサイズ感の違い
男女で足の形は少し異なります。一般的に、男性は甲が高く幅広な傾向があるのに対し、女性は細身で甲が低い傾向があります。
そのため、メンズはややゆとりを持たせて「＋0.5cm」、**レディースはジャストサイズまたは「−0.5cm」**が目安になります。
たとえば、メンズ27.5cmの人が同じ27.5cmを選んでも窮屈に感じるケースがある一方、女性24.0cmの人がそのまま24.0cmで問題ないケースも多いです。
また、踵のホールドを重視する女性の場合は、24.0→23.5cmと下げることで安定感がアップする傾向もあります。
実際の履き心地レビューから見るリアルな感想
ユーザーの声をまとめると、ニューバランス1906Lの履き心地は「軽くて楽」「脱ぎ履きがしやすい」「スリッポン感覚で使いやすい」というポジティブな意見が多いです。
特に、「長時間歩いても疲れにくい」「仕事帰りや休日にサッと履けるのが便利」といった声が印象的。
ただし、「踵が浮く」「少し緩い」という指摘もあり、これは紐がない構造ゆえの特徴でもあります。気になる場合は、厚手の靴下やインソールで微調整するのがおすすめです。
一方、スエード素材のモデルを選んだユーザーからは「最初はきつかったけど、2〜3回履くうちに馴染んできた」という感想も多く、履き慣らしを前提に考えるとサイズ選びの失敗を防ぎやすくなります。
失敗しないサイズ選びのポイントまとめ
ニューバランス1906Lのサイズ感を見極めるコツを整理すると、次のようになります。
- 普段のニューバランスと同じサイズを基準にする
- 足幅が広い・甲が高い人は0.5cmアップを検討
- 細身の足・女性は0.5cmダウンでホールド感アップ
- メッシュは普段サイズ、スエード・レザーは素材馴染みを考慮
- 踵が浮く場合はインソールや靴下で微調整
- 試着または返品可能なショップで購入するのが安心
これらを押さえておけば、ネット購入でもサイズの失敗を最小限に抑えられるでしょう。
1906Lをより快適に履くためのコツ
サイズが合っていても、より快適に履くための小さな工夫があります。
まず、靴下の厚みを意識すること。薄手の靴下だと緩く感じることがあるため、秋冬は少し厚めのものを選ぶとフィット感が増します。
また、長時間歩く予定がある日は、クッション性のあるインソールを入れてみるのもおすすめです。
さらに、履き始めは短時間の着用からスタートし、徐々に足に馴染ませると違和感が少なくなります。スエードモデルの場合は、この“慣らし期間”が特に重要です。
ニューバランス1906Lのサイズ感まとめ
最後に、ニューバランス1906Lのサイズ感についてのポイントを整理します。
- 基本は普段のニューバランスと同サイズでOK
- 幅広・甲高の人は0.5cmアップが安心
- 細身の足や女性は0.5cmダウンも選択肢
- メッシュ素材は通常サイズ、スエードやレザーはややタイトめ
- 紐がない構造なので、踵のホールド感を重視する
スニーカーとローファーの中間のような履き心地を持つニューバランス1906Lは、一度履くとその快適さに驚く人が多いモデルです。
サイズ選びのポイントさえ押さえておけば、オン・オフ問わず活躍してくれる万能な一足になるでしょう。
ニューバランス1906Lのサイズ感を再確認して、自分に合う一足を見つけよう
ニューバランス1906Lは、見た目のデザイン性だけでなく、軽さや履き心地の良さでも高い評価を受けています。
ただし、紐がない構造という特性上、サイズ選びが快適さを左右します。
この記事で紹介したポイントを参考に、自分の足の形や履くシーンに合わせてサイズを選べば、きっと理想的な履き心地が手に入るはずです。
ぜひあなたにぴったりのニューバランス1906Lを見つけて、毎日のスタイルに取り入れてみてください。
