サッカーの練習で走り込みやウォームアップをするとき、どんなシューズを履いていますか?
スパイクでそのままこなす人も多いですが、実は「ランニングシューズ」を使う選手が増えています。
とはいえ、サッカーにランニングシューズって本当に合うの?と疑問に思う方もいるでしょう。
今回は、サッカー練習にも使えるランニングシューズの選び方と、おすすめモデルをわかりやすく解説します。
サッカー練習でランニングシューズを使うのはアリ?
サッカーの練習では、スパイク・トレーニングシューズ・ランニングシューズの3種類を使い分けるケースが増えています。
特に走り込みやフィジカルメニューでは、ランニングシューズを履く選手が多く見られます。
その理由は明確です。
ランニングシューズはクッション性が高く、脚や膝への負担を減らせるから。
スパイクのような突起(スタッド)がないため、アスファルトやトラックでのジョグにも適しています。
スパイクを毎日使うと摩耗が早く、足にも疲労が溜まりやすいですが、ランニングシューズを練習用に併用することで、パフォーマンス維持と怪我予防の両方が狙えます。
ただし万能ではありません。
サッカー特有の切り返しや横方向の動きには不向きなモデルもあるため、用途をしっかり分けて選ぶことが大切です。
ランニングシューズを使うメリットと注意点
メリット
- 衝撃吸収力が高く、膝や足首にやさしい
特に人工芝やコンクリート周辺での練習では、着地衝撃を吸収してくれるクッション性が非常に効果的。長距離走やフィジカル強化のランメニューでは足の疲労軽減に大きく役立ちます。 - ウォームアップや走り込みに最適
アップやクールダウンの軽いジョグでは、スパイクよりもランニングシューズの方が快適。筋肉を温めながら無理なく走れるので、日々の基礎トレーニングにもぴったりです。 - コスパが良く、スパイクを長持ちさせられる
毎日の練習でスパイクを使うと摩耗が早いですが、ランニングシューズを練習用にすれば、試合用スパイクの寿命を延ばすことができます。
注意点
- 横方向の動きに弱い
ランニングシューズは前方への推進を重視した設計です。サッカーで必要な切り返しや急停止には対応しづらく、グリップ不足で転倒のリスクもあります。 - グラウンドでは滑りやすい場合がある
芝や土のグラウンドでは、ソールがスパイクほど噛まないため滑ることがあります。地面が柔らかい日は避けた方が無難です。 - 耐久性に限界がある
激しい動きを繰り返すと、アウトソールが早く摩耗したり、アッパーが破けたりすることがあります。使う頻度を考慮し、定期的な買い替えを前提にしましょう。
サッカー練習で使うランニングシューズの選び方
1. フィット感を最優先に
サッカーでは足の安定が命。
かかとが浮かない、甲や横幅がしっかりフィットするモデルを選びましょう。
走るときにシューズの中で足が動くと、豆や爪のトラブルにつながります。
普段履いているサイズより0.5〜1cmほど余裕のあるサイズが目安です。
2. クッション性と安定性のバランス
クッション性が高いモデルは、脚への負担を減らせます。
ただし、あまりにも柔らかすぎると切り返し時にブレやすくなります。
特に厚底タイプやカーボンプレート入りのレース向けシューズは、サッカー練習には不向き。
程よい反発と安定感を両立した「中厚ソール」モデルを選ぶのがコツです。
3. ソールのグリップ力を確認
人工芝や陸上トラックで練習する場合は、ソールパターンが滑りにくいモデルを選びましょう。
凹凸が細かく、接地面積が広いタイプは横の動きにも強く、ステップ練習にも対応しやすいです。
4. 軽量性と通気性も大事
トレーニング時間が長いほど、足の蒸れや疲労が蓄積します。
メッシュ素材で通気性が良く、片足200〜300g前後の軽量モデルなら快適に使えます。
特に夏場のトレーニングでは、軽さと通気性がパフォーマンス維持につながります。
5. 練習内容と使う場所に合わせる
- 走り込み・持久走中心:クッション性重視のランニングシューズ
- ダッシュ・敏捷性トレーニング中心:軽量でグリップの良いモデル
- ウォームアップ・筋トレ・屋内練習:安定性重視のモデル
グラウンドの状態や練習内容に応じて、使い分けることが理想です。
サッカー練習にも使えるおすすめランニングシューズ
ここからは、サッカーの練習に使いやすいランニングシューズを紹介します。
いずれもクッション性と安定性をバランスよく備え、走り込みやアップで使いやすいモデルです。
ナイキ レボリューションシリーズ
柔らかいフォームソールと軽量メッシュアッパーで、長時間走っても快適。
厚すぎないクッション構造で、フィジカル練習にも向いています。
学生の部活や社会人チームの練習用として人気が高いシリーズです。
アディダス ギャラクシー/アディダス レスポンスシリーズ
EVAミッドソールを採用し、柔らかすぎず適度な反発性。
人工芝やトラックでも滑りにくく、ジョグからスプリントまで対応できます。
価格帯も手頃で、練習用としてコスパに優れています。
アシックス GELシリーズ(アシックス ゲルコンテンド、アシックス ゲルエキサイトなど)
日本人の足型に合いやすく、フィット感の高さが魅力。
ゲル素材による衝撃吸収性もあり、成長期のジュニアや復帰期の選手にもおすすめです。
ミズノ ウエーブリボルトシリーズ
足の安定をサポートする「MIZUNO WAVE」プレートを搭載。
横方向の動きにも強く、スパイクに近い感覚で履けるランニングシューズです。
土・人工芝の両方で使いやすいソールパターンも特徴。
練習シーン別の使い分け方
サッカーの練習内容によって、シューズの最適解は変わります。
実際のシーンを想定して、使い分けの考え方をまとめました。
- 走り込み・フィジカルトレーニング
→ クッション性が高いランニングシューズで疲労を軽減。 - ドリブルや方向転換の多い練習
→ 横ブレを抑えるトレーニングシューズやスパイクを使用。 - アップ・クールダウン・自主トレ
→ 通気性の高い軽量ランニングシューズで快適に。 - 雨天・ぬかるみ
→ グリップ重視のスパイクに切り替えるのが安全。
このように、練習内容に合わせて「履き分ける」ことが、パフォーマンス向上とケガ予防のポイントです。
まとめ:サッカー練習にも使えるランニングシューズの選び方
サッカー練習でランニングシューズを使うことには、大きなメリットがあります。
走り込みやウォームアップ時に足への負担を減らし、スパイクを長持ちさせる効果も期待できます。
ただし、用途を誤ると滑ったり、怪我のリスクが高まることもあるため注意が必要です。
選ぶときは、
- フィット感
- クッション性と安定性
- ソールのグリップ力
- 軽量性と通気性
この4点を意識してみてください。
ランニングシューズを上手に取り入れれば、練習の質もケアの質も上がります。
「走り」と「ボール」両方のスキルアップを目指すために、あなたに合った1足を見つけましょう。


