子どもの足って、気づくとあっという間に大きくなっていて、「このサイズ、もう小さいの!?」と驚くことがありますよね。とくに成長期の子どもにとって、靴のサイズ選びはとても大切。今回は「ニューバランス 18.5cm」に注目して、このサイズの子ども靴を選ぶときのポイントやおすすめモデルをわかりやすく解説します。通学や外遊びにちょうどいいサイズを探している方は、ぜひ参考にしてください。
ニューバランス18.5cmはどんなサイズ?対象年齢の目安
「18.5cm」というサイズは、ニューバランスのキッズシューズの中でもちょうど中間あたり。一般的には、5歳〜8歳前後の子どもに多く選ばれているサイズです。ただし、足の成長には個人差があるので、年齢だけで判断するのは要注意。
ニューバランスのキッズラインでは、17.0cmから21.5cmまでの展開が多く、その中間にあたる18.5cmは「通学靴」「運動靴」として需要の高いサイズ帯です。まだ足が柔らかい時期なので、単に“履ける”サイズではなく、“足を守る”フィット感を意識して選ぶことが大切です。
サイズ選びで意識すべき3つの基本ポイント
1. 実寸+1cmが目安
まずはお子さんの足の実寸をしっかり測りましょう。裸足の状態でかかとからつま先までを計測し、その実寸に1cm前後の余裕を持たせたサイズが理想とされています。たとえば実寸が17.5〜18.0cmなら、18.5cmがちょうど良い目安です。
この1cmのゆとりは「成長分+つま先の余白」を確保するため。子どもの足はまだ骨が柔らかく、圧迫されると変形や疲れやすさにつながるので、“ぴったりすぎる”より“少し余裕がある”が正解です。
2. 足幅と甲の高さをチェック
ニューバランスの子ども靴は、モデルによって幅の設計が違います。標準幅(M)だけでなく、幅広(W)タイプの展開もあり、足の形に合わせて選ぶことができます。
甲高のお子さんにはベルクロタイプやマジックテープ仕様の靴がおすすめ。紐タイプよりも微調整がしやすく、自分で履く練習にもぴったりです。
3. 使用シーンに合わせたフィット感
「通学用」「運動用」「普段使い用」で最適なフィット感が少し違います。
・通学:着脱が簡単で、長時間履いても疲れにくいモデル
・運動:ホールド力とクッション性の高いモデル
・普段履き:デザイン性と軽さを重視
同じ18.5cmでも、用途によって選ぶモデルを変えると、靴の寿命も履き心地も格段に良くなります。
ニューバランス18.5cmで人気のおすすめモデル
ここからは、ニューバランスの中でも18.5cmサイズを展開している人気モデルを紹介します。それぞれの特徴を比較しながら、目的に合った1足を見つけてみてください。
● YV996(キッズ定番モデル)
ニューバランスを代表する定番スニーカー「996」シリーズのキッズ版。ゴム紐+マジックテープ仕様で、子どもでも脱ぎ履きが簡単。クッション性の高いミッドソールが採用されていて、通学や外遊びに最適です。デザインも大人用996をそのまま小さくしたような見た目で、親子おそろいコーデにも人気です。
● IZ996(幅広・甲高対応モデル)
こちらも996シリーズですが、より幼児向けに設計されたタイプ。幅広設計で甲高の子どもにもフィットしやすく、柔らかいインソールと軽量ソールで歩きやすさ抜群。小さい子どもの“はじめてのスニーカー”としても支持されています。
● YK570(ランニングシューズタイプ)
運動量が多い子どもには、軽量で通気性の良いランニング系モデル「YK570」がおすすめ。クッション性が高く、走ったり跳ねたりしても安定感があります。体育や外遊びなど、アクティブなシーンにぴったりの1足です。
● PV990v6(上位モデル志向)
少し価格帯は上がりますが、ニューバランスの高機能シリーズ「990」のキッズ版も要チェック。クッション性・安定性が非常に高く、長距離歩行や旅行にも対応できます。見た目も高級感があり、“本格派スニーカー”を求める親御さんに人気のモデルです。
● 327 Kids(おしゃれ重視のカジュアルモデル)
人気の「327」をベースにしたキッズ仕様。独特のアウトソール形状とレトロなデザインで、ファッション性が高い一足です。通学よりはお出かけや休日スタイルに向いており、“おしゃれキッズ”にぴったり。
正しいサイズを選ぶためのチェックリスト
サイズ表の数字だけでは分からない部分を確認するには、実際に履いたときのフィット感を見極めることが大切です。次のポイントをチェックしてみましょう。
- 立った状態でつま先に5〜10mmの余裕があるか
- かかとが浮かず、歩いても脱げないか
- 足の甲や幅に圧迫感がないか
- つま先を動かしても痛みがないか
- 靴を履いて数分歩いたあと、足に跡がついていないか
もし少しでも違和感があれば、ワンサイズ上(19.0cm)または別モデルを検討するのがおすすめです。ニューバランスは同じサイズでもモデルによってフィット感が微妙に違うため、口コミやレビューも参考にすると安心です。
成長を見越したサイズ選びの考え方
子どもの足は3〜6カ月で約0.5cmほど大きくなるといわれています。つまり、今ちょうど18.5cmがぴったりでも、半年後には19.0cmが必要になる可能性があります。
だからといって、最初から大きめを選びすぎるのはNG。靴の中で足が動きすぎると、靴擦れや転倒の原因になります。理想は「少し余裕がある程度」。具体的には実寸+1cm程度のゆとりを目安にするのが安全です。
また、季節や靴下の厚さによってもフィット感は変わります。冬は厚手の靴下を履くことが多いので、ほんの少しゆとりを持たせるとちょうどよく感じるケースもあります。
通学・運動・休日、それぞれに合う靴を選ぶ
用途別におすすめの選び方をまとめてみましょう。
- 通学用: YV996やIZ996など、安定感と着脱のしやすさを両立したモデル
- 運動用: YK570など、軽量でクッション性に優れたモデル
- 休日・おしゃれ用: 327 Kidsなど、デザイン性の高いモデル
毎日同じ靴を履き続けるより、用途別に2〜3足をローテーションする方が衛生的で、靴の寿命も伸びます。18.5cmというサイズはちょうど買い替えサイクルが短い時期なので、次のサイズ(19.0cmや19.5cm)も視野に入れておくとスムーズです。
失敗しないためのポイントとよくある勘違い
「大きめを買えば長く履ける」と思いがちですが、これはよくある落とし穴。大きすぎる靴は足が前に滑り、指がぶつかることで痛みが出たり、歩きづらくなることがあります。
また、同じ「18.5cm」でもブランドやモデルによって実際の足入れ感は異なります。ニューバランスは比較的ゆとりのある設計ですが、海外製モデルはやや細身の傾向も。できれば店頭で試着するか、返品・交換対応が可能なショップを選ぶと安心です。
さらに、成長期の子どもは足の形自体が変わっていくため、定期的に計測する習慣をつけるのがおすすめです。半年ごとに足のサイズを測って、靴がきつくないか確認してあげましょう。
まとめ:ニューバランス18.5cmで、足に合った1足を
ニューバランス18.5cmは、成長期の子どもにとって“ちょうどいい”サイズ帯。実寸+1cmを目安にしながら、足幅・甲の高さ・使用シーンに合わせて選ぶことがポイントです。
YV996やIZ996のような定番モデルはもちろん、YK570などアクティブなタイプも人気。どのモデルもニューバランスらしい安定感とクッション性が魅力です。
「18.5cm」はほんの一瞬のサイズかもしれませんが、その短い期間こそ子どもの足の健康を支える大事なステップ。お気に入りの一足を見つけて、毎日の歩く時間をもっと楽しく快適にしていきましょう。


