「ランニングを始めたいけど、最初から高い靴はちょっと…」そんな人にとって、5000円以下のランニングシューズはまさに救世主。最近はこの価格帯でも、クッション性や軽量性、通気性に優れた“走れる”モデルが増えています。
この記事では、安いだけじゃない、実際に使って満足できるランニングシューズの選び方とおすすめモデルを紹介します。
なぜ今、5000円以下のランニングシューズが注目されているのか
ランニングを日課にする人が増えた今、シューズに求められるものは「快適さ」と「コスパ」のバランスです。
一昔前なら「安い＝すぐ壊れる」「足が痛くなる」と思われていたこの価格帯も、各ブランドの改良によって驚くほど進化しています。
特にアディダス、アシックス、ナイキなどの大手ブランドは、エントリーモデルでも独自のクッション素材や通気構造を採用。
「普段のジョギングやウォーキング、通勤ランにも十分使える」と評判のモデルが揃っています。
また、セールや型落ちモデルを狙えば、1万円クラスの性能を持つシューズが5000円以下で手に入ることも珍しくありません。
安くても“履ける”ランニングシューズを選ぶポイント
1. クッション性と反発力をチェック
ランニングで最も重要なのは衝撃吸収性能。安価なモデルほどミッドソールが薄い傾向にありますが、最近ではEVAフォームや独自の発泡素材を採用することで、柔らかさと反発力を両立させた製品も増えています。
「厚底すぎず、沈み込みすぎないバランス」が初心者にはおすすめ。走りながら足裏全体で地面を感じられるタイプが、安定感もあり長く使えます。
2. フィット感と通気性も忘れずに
長く走ると、足の蒸れや締めつけはストレスになります。5000円以下でも、メッシュアッパーを採用したモデルを選べば快適性が段違い。
また、ワイドタイプや足幅の広い設計があるかも要チェックです。特に日本人は甲高・幅広の人が多いので、サイズ表記だけでなく履き心地を確かめることが大切です。
3. アウトソールのグリップ力
安価なシューズでは、ゴム素材が薄く滑りやすい場合があります。舗装路や雨の日も走るなら、滑り止めパターンがしっかり刻まれているモデルを選びましょう。
アウトソールのラバーが厚めのタイプは、耐久性も高く長く使えます。
4. 用途を明確に
「5km前後のジョギング」や「通勤・通学のウォーキング」なら、5000円以下で十分。
ただし、フルマラソンやスピード練習を視野に入れている人は、クッション性や反発素材が強化された上位モデルを検討するのが無難です。
コスパ抜群！5000円以下で買えるおすすめランニングシューズ
ここからは、実際に評判の高い5000円以下モデルを厳選して紹介します。
※価格は時期や販売店によって変動します。
adidas Galaxy 6 M
軽量で柔らかな履き心地が特徴。バネのような反発を生むミッドソールが心地よく、前への推進力を感じられます。
アッパーには通気性の高いメッシュ素材を採用し、長時間走っても蒸れにくい構造。
初めてのランニングシューズとしても人気が高く、コスパの高さが光ります。
ASICS PATRIOT 13
アシックスが誇るエントリーモデル。柔らかいEVAミッドソールと、軽量メッシュアッパーで疲れにくい構造になっています。
クッション性が程よく、ウォーキングにもランニングにも対応。街中でも履きやすいデザインで、リピーターが多いモデルです。
NIKE REVOLUTION 7
ナイキのベストセラーシリーズ。柔らかく反発のあるフォームソールで、足裏の感触が心地よいと評判です。
幅広設計でつま先にゆとりがあり、初心者でも足に馴染みやすい。デザイン性も高く、普段履きにもおすすめです。
UNDER ARMOUR UA Charged Surge 4 (EW)
クッション性に定評のあるChargedフォームを採用。衝撃を吸収してエネルギーに変える仕組みで、軽快な走りをサポートします。
ワイド仕様なので足幅が広い人にもフィットしやすく、履き心地の良さが特徴。
ランニングだけでなくジムトレーニングにも使える万能型です。
MIZUNO MAXIMIZER 26
ミズノの定番コスパモデル。ソフトなクッションと安定感があり、足幅が広い日本人の足にも合いやすい作りです。
軽量で屈曲性に優れ、通勤ウォーキングから軽いランまで幅広く対応します。
耐久性が高く、5000円以下とは思えない仕上がりです。
5000円以下で“賢く買う”ためのコツ
安くて良いランニングシューズを手に入れるには、買うタイミングと探し方が大切です。
- 型落ちモデルを狙う
新作が出るたびに旧モデルは値下げされます。性能はほとんど変わらないことも多く、半額以下で手に入ることもあります。 - セール時期をチェック
年末年始、3月・9月の決算期、Amazonセール、楽天スーパーSALEなどは狙い目です。
サイズ欠けを避けたい人は早めの行動が◎。 - ポイント還元やクーポンを活用
公式サイトや通販サイトでは、登録クーポンやポイントキャンペーンを併用すればさらにお得に購入できます。 - 価格比較サイトを利用する
同じモデルでも店舗によって価格差が大きいことがあります。価格.comなどで最安値をチェックしてから購入すると失敗が少ないです。
安いランニングシューズを選ぶときの注意点
コスパ重視とはいえ、いくつかのリスクも理解しておきましょう。
- 耐久性は上位モデルより劣る
ミッドソールやアウトソールの素材が簡易的なため、走行距離300〜500kmを超えると性能が落ちやすいです。
「2足を交互に履く」など、負担を分散すると長持ちします。 - 滑りやすさに注意
雨の日や石畳ではグリップが弱いモデルもあります。濡れた路面での使用は避けるか、滑り止め加工のあるモデルを選びましょう。 - 足型に合わない可能性
安価モデルではワイズ展開が少ないため、甲高・幅広など特殊な足型には合いにくい場合があります。
サイズ交換が可能な店舗を利用すると安心です。 - 長距離ランには不向き
価格を抑えたモデルは、長時間の衝撃吸収を前提に作られていません。10km以上走る人や大会参加を目指す人は、上位モデルへのステップアップを検討しましょう。
まとめ：5000円以下でも「走れる」一足は見つかる
「安いシューズは性能が低い」という時代は終わりました。
最近のエントリーモデルは、軽さ・クッション性・通気性すべてが進化し、初心者ランナーや日常の運動には十分なスペックを持っています。
5000円以下という限られた予算でも、
・自分の足型に合うフィット感
・快適なクッション性
・滑りにくく安心なアウトソール
この3つを押さえれば、満足度の高いシューズを選ぶことができます。
ランニングを続けるうちに、もっと性能を求めたくなる日が来るかもしれません。
でもまずは“気軽に走り出せる一足”を見つけることが大切。
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