子どもの足って本当にあっという間に大きくなりますよね。気づけば前の靴がきつくなっていたり、かかとが浮いたり。そんなときにちょうど選ばれることが多いのが「15.5cm」のサイズ。ニューバランスのキッズシューズでも、この15.5cmは“成長期の真ん中”ともいえる重要なステップです。この記事では、15.5cmサイズの選び方や人気モデル、購入時に失敗しないポイントを、実際のユーザーの声やブランドの特徴を交えながら詳しく紹介します。
成長期の足に合うサイズって?15.5cmが目安になる理由
子どもの足は、3〜4歳を境にぐんと成長スピードが上がります。特に2〜5歳頃は半年で0.5〜1cmも伸びることが珍しくありません。15.5cmというサイズはちょうどそのタイミングで、足長が約15cm前後になったお子さんにフィットしやすい長さです。
ニューバランスの公式チャートでは、15.5cmはUSサイズ8.5に相当し、保育園や幼稚園に通う年齢層の子どもが履くことを想定しています。この時期は「歩く・走る・跳ぶ」の動作が日常的に増え、足にかかる負担も大きくなるため、靴のフィット感や構造がとても大切になります。
正しいサイズ選びの基本:まずは実寸を測る
子ども靴選びの基本は、まず“足の実寸”を知ること。紙に足を乗せてかかとからつま先までをマークし、定規で測るのがシンプルで確実な方法です。測る時間帯は夕方が理想。1日の中で最も足がむくんで大きくなるタイミングなので、実際に履く感覚に近いサイズを把握できます。
靴を選ぶ際は「足長+0.5〜1.0cm」くらいの余裕を持たせるのが目安。指が自由に動き、歩行バランスを崩さない程度の“つま先スペース”があることが理想です。ただし、1.5cm以上の余裕を取ると靴の中で足が遊び、歩きづらさや転倒の原因になるので注意しましょう。
フィット感を決める“幅と甲の高さ”を見極める
サイズ選びで見落としがちなのが、足幅と甲の高さ。ニューバランスのキッズシューズは「M(やや細め〜標準)」「W(標準〜やや幅広)」「XW(幅広)」の3ウイズ展開があり、子どもの足形に合わせて選べます。
例えば、足幅が広く甲が高いお子さんは「W」や「XW」モデルを選ぶことで、締め付け感を軽減し、自然な足の動きをサポートできます。逆に細めの足で幅広モデルを選ぶと、靴の中で足が動きすぎてしまうこともあります。
また、履き口の形状やベルトタイプの仕様もフィット感に大きく関係します。マジックテープ式の「Hook & Loop」タイプなら、子どもが自分で着脱しやすく、甲の高さに合わせて微調整できるのが魅力です。
定期的なサイズチェックが大事な理由
「まだ履ける」と思っていても、実はつま先が当たっていたり、かかとが浮いていたりすることはよくあります。成長期の子どもの足は、わずか3ヶ月でもサイズが変わることがあるため、定期的なチェックが欠かせません。
チェック方法は簡単。靴のインソールを取り出し、足をその上に乗せてみましょう。つま先の余裕が5〜10mm程度ならOK。指がギリギリまで来ていたら、もう買い替えのサインです。歩き方を見て「つまずくことが増えた」「靴の外側がすり減る」などの変化がある場合も、サイズが合っていない可能性があります。
15.5cmを選ぶときの具体的なポイント
「15.5cm」を選ぶべきタイミングは、足長が14.8〜15.0cm程度になったとき。成長を見越して少し余裕をもたせる程度が理想です。もし実寸が14.3cm以下であれば、15.5cmだと大きすぎて歩きづらくなるため注意が必要です。
また、ニューバランスのキッズモデルはシリーズによってサイズ感が微妙に異なります。例えば「373」シリーズはやや幅広め、「996」シリーズはフィット感が高く細めの作り。お子さんの足の形に合わせてシリーズを選ぶと失敗しにくいです。
ニューバランスが子どもの足に優しい理由
ニューバランスのキッズシューズは、単なる“小さい大人用スニーカー”ではなく、子どもの足専用に設計されています。特徴的なのが「キッズ専用ラスト(木型)」の採用。成長途中の足の形や関節の柔らかさに合わせたカーブ構造で、自然な歩行をサポートします。
さらに「FIT 4 KIDS」というコンセプトのもと、4つの要素が設計に盛り込まれています。
- 成長する足を支えるサポート力
- 自然な足の動きを促す屈曲性
- 専用ラストによるフィット感
- ハーフサイズ刻みでのサイズ展開
この設計思想により、15.5cmサイズのような成長期の中間サイズでも、細かくフィットさせることが可能です。
人気のニューバランス 15.5cmモデルをチェック
ここからは、実際に人気を集めている15.5cm対応のモデルを紹介します。
① New Balance 313 Hook and Loop
やや幅広で甲高なお子さんにぴったり。ベルクロタイプで脱ぎ履きしやすく、通園靴としても人気。クッション性が高く、長時間歩いても疲れにくいのが特徴です。
② New Balance IZ996 ベビー/キッズ
定番の「996」シリーズをキッズ向けにアレンジしたモデル。軽量で通気性がよく、スタンダードな形ながらデザイン性も抜群。足幅が標準〜やや細めのお子さんにおすすめです。
③ New Balance 574 Hook & Loop INF
おしゃれ感重視のファッション寄りモデル。親子でおそろいコーデを楽しめるデザインで、週末のおでかけにも活躍します。やや重めですが安定感があります。
どのモデルも、15.5cmサイズの展開があり、ベルト式で自分で履きやすい点も共通しています。
失敗しない購入のコツとお手入れ法
ネットで購入する場合は、返品・交換の条件を必ず確認しましょう。実店舗で試着できない場合、サイズ感が違ったときに交換可能かどうかはとても重要です。
また、購入後もお手入れ次第で履き心地や持ちが変わります。履いた後はブラシで砂や泥を落とし、風通しの良い場所で乾かすのが基本。洗うときは中性洗剤を薄めて優しく手洗いし、陰干しで乾かしましょう。インソールを外して乾かすと、においやカビの防止にも効果的です。
成長期だからこそ、「今の足」に合う靴を選ぼう
15.5cmというサイズは、「今まさに成長の途中」というサイン。少しの差でも歩きやすさや姿勢に影響するため、フィット感を最優先に選ぶのが基本です。特にニューバランスのように、細かいサイズ展開や幅設定があるブランドなら、お子さん一人ひとりに合った一足を見つけやすいでしょう。
大きめを買って“長く履かせる”よりも、“今ぴったり合う靴を定期的に替える”ほうが、足の健やかな発育につながります。靴はただの道具ではなく、子どもの成長を支える大切なパートナー。15.5cmのニューバランスを選ぶその瞬間こそ、足育の第一歩かもしれません。
ニューバランス15.5cmの子ども靴で、成長を支える一歩を
毎日走って、跳ねて、転んで、また立ち上がる。そのすべての瞬間を支えるのが、足に合った靴です。ニューバランスの15.5cmサイズは、そんな日常を快適にしてくれるちょうどいいサイズ。お子さんの足の形や動きに寄り添いながら、次のステップへ踏み出す力をくれます。
「どの靴にしようかな」と迷う時間も、親子の楽しいコミュニケーション。ぜひこのサイズ選びをきっかけに、足の成長を一緒に見守っていきましょう。


