「銀座かねまつ」と聞くと、多くの人が思い浮かべるのは“上品で美しい婦人靴”だと思います。けれど、実際に履いてみると驚くのが、その快適さ。ヒールがあるのに疲れにくく、足にすっとなじむ感覚。この記事では、そんな銀座かねまつの「履き心地」に焦点を当て、その理由と魅力をじっくり解き明かします。
銀座かねまつとは?日本女性の足を知り尽くした老舗ブランド
1947年創業の銀座かねまつは、日本の女性靴ブランドの中でも特に長い歴史を持つ老舗です。創業当初から掲げてきたテーマは「美しさと履き心地の両立」。イタリア靴のエレガンスを取り入れつつ、日本女性の足型や生活スタイルに合わせた靴づくりを続けてきました。
「靴ほど失敗する買い物はない」と言われるように、見た目が気に入っても実際に履くと痛い・合わないということが多い中、かねまつは“日本人の足に合う靴”という点に徹底して向き合っています。特に自社工場を持ち、木型(ラスト)や素材、ソール設計まで自社で一貫管理しているのが大きな特徴です。
銀座かねまつの履き心地が優れている理由
では、なぜ銀座かねまつの靴は「履きやすい」と言われるのでしょうか。主に3つのポイントから見ていきましょう。
1. 木型設計の精度が高い
銀座かねまつでは、日本人女性の足型データを長年蓄積し、独自の木型を開発しています。特に「Bウィズ」や「Eウィズ」など、足幅の違いに応じたラインを展開している点が特徴的です。
代表的なのが銀座かねまつ SLENDER シリーズ。甲が薄い人向けに設計されたBウィズ木型で、足を包み込むようなフィット感が魅力です。逆に、ややゆとりのある履き心地を求める人には銀座かねまつ MISS SLENDER シリーズがぴったり。こちらはEウィズ木型を採用し、柔らかく、長時間履いても疲れにくい仕上がりです。
2. インソールと中底への徹底したこだわり
履き心地を左右する要素として欠かせないのが、インソールと中底。かねまつの靴はここにも独自の工夫が詰まっています。
SLENDERシリーズでは、ドイツ製の弾性ゴムを使った中底を採用。歩行中の衝撃を吸収しながら、蹴り出しをスムーズにしてくれます。加えて、低反発インソールが足裏にかかる圧力を均一に分散。長時間履いても疲れにくい理由は、まさにここにあります。
また、内側には吸湿・速乾性のあるソフトライニングを使用し、ムレやすいパンプス内でも快適な環境を保てるよう工夫されています。細部まで“足当たり”に配慮したつくりは、老舗ならではの職人技の証です。
3. デザインと機能性のバランスが絶妙
履きやすい靴=カジュアルというイメージを覆すのが、かねまつの真骨頂。フォルムの美しさや素材の上質さを保ちながら、機能性を損なわない点が高く評価されています。
たとえば、パンプスだけでなくスニーカーやサンダルにも“きちんと感”を持たせるデザイン。軽量ソールやクッション性の高い中敷を組み合わせ、「ヒールがあるのに楽」「通勤にもフォーマルにも使える」といった声が多く寄せられています。
実際の口コミに見る履き心地の評価
ユーザーのリアルな声を見ても、銀座かねまつの履き心地は高く評価されています。
- 「日本人の足に合う木型で、靴擦れを起こしたことがない」
- 「ヒールが高いのに安定感がある」
- 「クッションが柔らかく、1日中履いても痛くならない」
一方で、「足の形に合わないと疲れる」「サイズ選びが難しい」という声もあります。どんなに完成度の高い靴でも、足型や歩き方の違いによって感じ方が変わるのは事実。だからこそ、購入前の試着やシューフィッターへの相談が重要になります。
履き心地を支える代表的シリーズ
銀座かねまつ SLENDER シリーズ
細身のBウィズ木型を採用し、足をすっきり見せながらもしっかりホールド。中底にはドイツ製ゴムを使用し、足裏全体で体重を支える設計。長時間歩いても疲れにくく、立ち仕事の人にも人気です。
銀座かねまつ MISS SLENDER シリーズ
柔らかな履き心地を追求したEウィズ木型モデル。低反発インソールとソフトライニングにより、足全体を包み込むような感触。外反母趾や幅広の足にも優しくフィットします。
銀座かねまつ Glam75パンプス
約7cmのミドルヒールながら安定感があり、脚を美しく見せるパンプスとして雑誌でも取り上げられています。カーフレザーの一枚仕立てで足当たりがやさしく、フォーマルにも日常にも対応できる万能モデルです。
店頭フィッティングとアフターケアの充実
銀座かねまつの強みは、靴そのものだけでなくアフターサービスにもあります。全国の店舗ではシューフィッターが常駐し、足型の測定や試着時のサポートを受けられます。購入後も、ヒール交換・ソール張り替え・中敷調整などの修理体制が整っており、「長く履ける靴」としての安心感があります。
また、足の3D計測データをもとに自分専用の靴をつくる「クチュリエ」サービスも展開。既製靴では合わない人にも、自分の足に合わせたオーダーが可能です。
銀座かねまつの靴はどんな人におすすめ?
- 通勤などで長時間ヒールを履く人
クッション性の高いインソールと安定感のある設計で、歩きやすさが持続します。 - 足幅が狭い・甲が薄い人
Bウィズ木型の銀座かねまつ SLENDER シリーズがぴったり。すっきりした見た目で美脚効果も期待できます。 - 上質な靴を長く使いたい人
修理・メンテナンス体制が整っており、定期的なケアで何年も履き続けられます。 - フォーマルにもカジュアルにも使える靴を探している人
上品さと機能性を兼ね備えたデザインは、シーンを選ばず活躍します。
購入時の注意点と選び方
履き心地の良し悪しは、サイズ選びで大きく変わります。パンプスの場合、足が前に滑らない程度にしっかりフィットするサイズが理想。試着時は以下のポイントを確認しましょう。
- かかとが浮かないか
- つま先に少しゆとりがあるか
- 甲部分が痛くないか
- 歩行時に足裏全体で体重を支えられているか
また、足は朝と夕方でむくみ具合が変わるため、できれば夕方の試着がおすすめです。かねまつのスタッフに相談すれば、自分に合う木型・シリーズを案内してもらえます。
銀座かねまつの履き心地が愛され続ける理由
結局のところ、銀座かねまつの履き心地は「細部への徹底した気配り」から生まれています。木型の形状、インソールの反発力、ライニングの柔らかさ、ソールのグリップ力。どれもが“足に優しい靴”をつくるために磨かれてきた技術です。
そして何より、靴職人と販売スタッフが一体となって「お客様の足に本当に合う靴」を届けようとする姿勢。だからこそ、長年にわたり多くの女性から支持され続けているのです。
銀座かねまつの履き心地を体験してみて
最後にもう一度。銀座かねまつの履き心地は、単に“柔らかい”とか“疲れにくい”といった表面的なものではありません。履く人の足に寄り添い、見た目の美しさと快適さを両立する、その哲学こそが魅力です。
もし「ヒール=痛い」「パンプス=疲れる」と思っているなら、ぜひ一度銀座かねまつの靴を試してみてください。上質なレザーが足を包み込み、歩くたびに軽やかさを感じられるはずです。
“履きやすさ”と“美しさ”を両立した一足が、あなたの毎日をもっと心地よくしてくれるでしょう。


