小さな足にぴったり合う靴を探すのって、意外と難しいですよね。とくに「14.5センチ」というサイズは、歩き始めの赤ちゃんや、保育園に通い始めたばかりのキッズが履くことが多い絶妙なサイズ。今回は、そんな時期におすすめのニューバランス14.5センチの靴について、サイズ感や選び方、人気モデルの特徴まで、じっくり紹介します。
14.5センチはどんなサイズ？まずは足の実寸を知ろう
まず知っておきたいのは、「14.5センチ」という表記がどんな基準なのかということ。靴のサイズ表記＝足の実寸、と思いがちですが、実際にはそうではありません。
ニューバランスの14.5センチ表記は、おおよそ足の長さが14.0cm前後のお子さんを想定して作られています。つまり、足の実寸に少し余裕を持たせたサイズなんです。
子どもの足は1年で1cm以上も成長することがあるため、少し大きめを選ぶのが一般的。目安としては実寸＋0.5〜1.0cm。ただし、余裕を取りすぎると靴の中で足が動いてしまい、歩きにくくなることもあるので注意が必要です。
また、同じ14.5センチ表記でもモデルによって“中敷きの長さ”や“足入れ感”が異なります。あるレビューでは「実足14.2cmの子に14.5cmを履かせたらちょうど良かった」、別のケースでは「実足14.5cmの子が履くとやや余裕があった」という声も。ブランドごとのサイズ感を理解しておくことが大切ですね。
子どもの靴選びで大切なのは“長さ”だけじゃない
サイズ選びのとき、多くの人が長さだけを気にしますが、実は幅と甲の高さもとても重要。ニューバランスは比較的標準的な作りで、幅広ではないけれど、つま先は広めで指先を締め付けにくい形状が特徴です。
子どもの足はまだ柔らかく、成長途中。靴がきついと変形の原因になることもありますし、逆にゆるいと足が中で遊んでしまい、転びやすくなります。
特に歩き始めの頃は、ホールド感のあるかかとと、曲がりやすいソールが重要。ニューバランスのキッズモデルはこの点で非常に優秀です。
また、履かせやすさも大事なポイント。マジックテープタイプ（ベルクロ仕様）なら、お子さん自身でも脱ぎ履きが簡単です。毎日の通園靴としても活躍します。
ニューバランス14.5センチで人気のモデルを紹介
では実際に、14.5センチサイズを展開している人気モデルを見てみましょう。どれも子どもの足をしっかりサポートしてくれる定番の名作です。
● IZ996シリーズ
ニューバランスの中でも圧倒的に人気が高いキッズモデル。
軽くて柔らかく、歩きやすさ抜群。マジックテープ式で履かせやすく、かかとのホールド感も優れています。サイズは12.0〜16.5cmまであり、14.5cmももちろんラインナップ。カラーバリエーションが豊富で、男女問わず選びやすいのも魅力です。
● IO313シリーズ
こちらも長年愛されているキッズモデル。特に「赤ちゃんのファーストシューズ」として選ばれることが多いシリーズです。つま先が広く設計されており、足指を自然に動かしやすい構造。
レビューでは「表記より少しゆとりがある」という声も多く、実足14.0cm前後のお子さんには14.5cmがぴったりフィットしやすい傾向があります。
● IV323シリーズ
シンプルで使いやすいデザインが特徴。保育園や外遊び用の“セカンドシューズ”として人気があります。軽くて丈夫、通気性も良好。活発に動くキッズにおすすめです。
● 2002 Hook & Loopシリーズ
大人向けでも人気の高い「2002R」のデザインをベースにしたキッズモデル。高級感のあるルックスながら、マジックテープでしっかり固定でき、歩行サポートも抜群です。少し価格帯は上がりますが、「親子リンクコーデ」を楽しみたい家庭にも人気です。
サイズ選びで失敗しないためのチェックリスト
靴を買う前に、次のポイントを確認しておきましょう。
- 足の実寸（かかと〜つま先）を測る。靴下を履いた状態で測るのがベスト。
- サイズ表記だけでなく、中敷きの長さやレビューを確認する。
- 足幅・甲の高さをチェック。必要に応じて“W（ワイド）”仕様も検討。
- 成長を見越して0.5〜1.0cmの余裕を持つ。
- ベルト式・マジックテープ式など、脱ぎ履きのしやすさを重視する。
- 実際に履かせてみて、かかとが脱げないか、つま先が当たっていないかを確認。
- ネットで購入する場合は、返品・交換が可能かどうかもチェック。
特にニューバランスのキッズモデルは、シリーズごとに微妙にフィット感が違います。レビューを参考に、「このモデルは少し大きめ」「こちらはぴったり目」などを事前に把握しておくと安心です。
成長に合わせてサイズアップするタイミング
子どもの足は本当に早く大きくなります。目安としては3〜4ヶ月ごとに0.5cmずつ成長する子が多いです。
そのため、靴のサイズも定期的に見直すことが大切。
つま先に指1本分（約1cm）の余裕がなくなったら、そろそろサイズアップのサインです。
また、歩き方がぎこちなくなったり、かかとがずれるようになった場合もサイズが合っていない可能性があります。サイズだけでなく、靴底の減り方やマジックテープの固定具合もチェックしましょう。
14.5センチを選ぶなら“デザインより機能性重視”で
かわいい見た目も大切ですが、まず優先すべきは安全性と履きやすさです。特に14.5センチ前後の年齢は、歩き方が安定していない子が多い時期。
しっかりと足を支え、転びにくい靴を選ぶことが、快適な成長につながります。
ニューバランスのキッズモデルは、かかとのホールド・ソールの柔軟性・通気性・軽量性など、どの面でもバランスが取れています。
また、マジックテープタイプの靴は、子ども自身が「自分で履く」練習にも最適。毎日履くことで、自然と自立の第一歩にもつながります。
ニューバランス14.5センチの靴で毎日をもっと快適に
子どもの成長に合わせて、ちょうどいいサイズを選ぶことは思っている以上に重要です。
「14.5センチ」という数字は、小さな足がしっかり地面を踏みしめ始めるタイミングを支えるサイズ。履きやすく、動きやすく、安全に歩けることが何より大切です。
ニューバランスのキッズシリーズは、見た目のかわいさはもちろん、歩きやすさとサポート力で多くの親御さんに選ばれています。
もし実際に選ぶなら、IZ996やIO313のような定番モデルをまず試してみるのがおすすめ。きっと「ニューバランスを選んでよかった」と感じられるはずです。
成長のスピードはあっという間。お気に入りの14.5センチを見つけて、毎日の一歩をもっと楽しくしてあげましょう。
