「締めつけないのに安心感がある下着」——そんな理想を探している人にいま注目されているのが、TESHIKI（手式）のパンツ。SNSやセレクトショップでも話題になっており、「一度履くと戻れない」とまで言われるその履き心地の秘密を、今回はじっくり掘り下げていきます。
手式パンツとは？ブランド誕生の背景
TESHIKI（手式）は、姉妹デザイナーの中田絢子さんと松岡朋子さんが立ち上げた日本のアンダーウェアブランドです。ブランド名の「手式」には、“手を動かしてつくる”という意味と、“自分なりの作法・スタイル”というニュアンスが込められています。
始まりは、妊娠中の「締めつける下着がつらい」という実体験から。肌に直接触れるものだからこそ、心地よく、無理をしないデザインを——という思いで生まれたのがTESHIKIのパンツです。ものづくりの根底にあるのは、「日常の中に自然に馴染む心地よさ」。その哲学が、今もすべてのアイテムに息づいています。
まるでシャツのような軽やかさとやさしさ
手式パンツの最大の特徴は、下着でありながら“布帛（ふはく）”と呼ばれるシャツ生地を使用していること。一般的なストレッチ素材のショーツと違い、さらりとした軽やかさがあります。まるでシャツを身につけているような感覚で、汗をかいても肌に張りつきにくく、通気性が抜群です。
生地はコットン100%。アイテムによっては、内側にオーガニックコットンを使用しているものもあります。天然素材ならではのやわらかさと、使い込むほどに肌になじむ自然な風合いが魅力です。
さらに、すべて国内の縫製工場で丁寧につくられており、糸の細部や縫い代の仕上げにも妥協がありません。下着というより、“日常のための小さな工芸品”といえるような完成度があります。
締めつけゼロの履き心地を支える工夫
TESHIKIパンツの履き心地を語るうえで欠かせないのが、ウエストや足ぐりの「ゴム仕様の工夫」。一般的な下着ではゴムが直接肌に触れることが多いですが、手式では縫い代の中にゴムを隠し、直接当たらないように設計されています。
これにより、ゴムの締めつけ感やかゆみを感じにくく、長時間の着用でもストレスが少ないのが特徴です。しかもゴムの強さが絶妙で、ゆるすぎず、きつすぎず、動いても安心感があります。
また、ブランドが提案するのは“ゆるめる発想”。公式サイトでも「通常より1サイズ上を選ぶ方が多い」と案内されており、適度にゆとりを持たせることで、下着の概念を超えたリラックス感を実現しています。
肌にやさしい設計と通気性の良さ
肌に直接触れる部分への配慮も、手式パンツが支持される理由のひとつ。タグはプリント仕様にすることで、肌へのチクチク感を解消。縫い目もできる限りフラットに仕上げ、肌への刺激を最小限に抑えています。
シャツ生地特有の通気性と吸湿性により、ムレにくく、汗をかいてもさらりと快適。蒸し暑い季節にも肌離れがよく、下着の不快感から解放されるという声が多く見られます。
さらに、洗濯を繰り返してもヨレにくく、適度なハリ感を保つのもポイント。素材そのものが丈夫なため、長く愛用できる実用性も兼ね備えています。
「可愛い」と「快適」が共存するデザイン性
TESHIKIのパンツは、シンプルながらも色と形に豊かな個性があります。落ち着いたトーンから差し色になるカラーまで、選ぶ楽しみがあるラインナップ。思わず引き出しに並べたくなるような美しい色使いが人気の理由です。
デザインはクラシックなショーツ型から、ハイウエストタイプまで。どれも過度な装飾を排除し、日常の身体の動きを妨げないシルエットに仕上げられています。快適さと美しさを両立させる“静かなデザイン”が、TESHIKIらしさを際立たせています。
また、同素材のブラやルームウェアとセットで揃える人も多く、トータルでの着心地を楽しむライフスタイルが広がっています。
リピーター続出！口コミで広がる魅力
レビューを見てみると、「締めつけがなくて心まで軽くなる」「履いていないような開放感」「一日中快適に過ごせる」という感想が多く寄せられています。中には「TESHIKIに出会ってから、他の下着が履けなくなった」という声も。
特にリピーターが多い点は特徴的で、一度その着心地を体感すると、自然と買い足したくなる人が多いようです。着心地だけでなく、素材や縫製の安心感、色やデザインの楽しさといった“総合的な満足度の高さ”がリピートにつながっています。
人気の理由をまとめると
- 締めつけない設計
ゴムが直接肌に触れず、ストレスフリーな着用感。 - 天然素材のやさしさ
コットン100%、オーガニックコットンなど肌あたりの良い生地。 - 通気性と軽さ
シャツ生地ならではのさらっとした感触で蒸れにくい。 - 国内生産の丁寧なつくり
細部まで丁寧に仕上げられた品質の高さ。 - デザイン性と色展開
シンプルながら選ぶ楽しさがあるカラーライン。 - ライフスタイルになじむ使い心地
日常にも就寝時にも使える“ゆるめる”発想。
こうしたポイントが組み合わさり、単なる「下着」ではなく、“自分をいたわる日常着”として多くの人に愛されています。
手式パンツを選ぶときの注意点
快適さを最大限に感じるためには、サイズ選びが重要です。TESHIKIのパンツは、一般的なショーツよりもゆったりめの設計になっているため、きつめのフィット感を求める人はジャストサイズ、リラックス感を重視する人はワンサイズ上がおすすめ。
また、限定カラーや季節限定生地も多く、気に入ったデザインが完売することもしばしば。公式オンラインストアや取扱セレクトショップを定期的にチェックしておくと安心です。
洗濯はネット使用がおすすめ。天然素材ゆえに乾燥機は避け、陰干しすることで生地の風合いを長く保てます。
毎日の「当たり前」を心地よくする一枚
TESHIKIパンツが支持されている理由は、派手さではなく“当たり前を丁寧に作る姿勢”にあります。誰の目にも触れない下着だからこそ、肌が喜ぶものを選びたい。そんな気持ちに寄り添ってくれる存在です。
履いた瞬間から「ふっと力が抜けるような心地よさ」。動いているときも、座っているときも、肌に無理がなく、自分のリズムで過ごせる。その小さな快適さが、一日の気分を穏やかにしてくれるのかもしれません。
手式パンツの履き心地を試してみよう
手式パンツは、単に“楽な下着”というだけではなく、“自分を大切にする選択”の象徴のような存在です。忙しい毎日の中で、肌に触れるものから少しだけ余裕を与えてみる。そんなきっかけをくれるブランドです。
締めつけから解放されたい人、天然素材の心地よさを求める人、シンプルで美しい下着を探している人——どんな人にもやさしく寄り添うTESHIKIのパンツ。
その履き心地を、ぜひ自分の肌で確かめてみてください。
