華やかなビジューバックルが目を引く「マノロ ブラニク ハンギシ」。映画や雑誌でも度々登場し、憧れのパンプスとして名前を挙げる人も多い名作です。
けれども一方で、「ハンギシは履き心地が悪い」「痛くて長く履けない」といった口コミも見かけます。
実際のところ、マノロブラニクのハンギシの履き心地はどうなのでしょうか。この記事では、デザインや素材の特徴、サイズ感、良い口コミと悪い口コミの両面から、履き心地を徹底的に解説していきます。
マノロ ブラニク「ハンギシ」とはどんなパンプス?
まずは、ハンギシというモデルの基本から。
マノロ ブラニクはスペイン出身の靴デザイナーで、ロンドンを拠点に活動する高級シューズブランド。ハンドメイドにこだわり、エレガントなラインと上質な素材使いで“靴の王様”とも呼ばれています。
その中でもハンギシはブランドを象徴するアイコンモデル。
サテン地やスエードにキラリと輝くビジューバックルを組み合わせた華やかなデザインが特徴で、映画『セックス・アンド・ザ・シティ』のウェディングシーンで使われたことでも一躍有名になりました。
ヒールの高さはおよそ7〜10cm前後、フラットタイプも展開されており、フォーマルからカジュアルまで幅広く使えるパンプスとして人気です。
デザインと素材が生む履き心地の特徴
ハンギシの履き心地を語るうえで欠かせないのが、その構造と素材。
アッパーには滑らかなサテンやスエードが使われ、内側は柔らかなレザーライニング。すべて職人の手で丁寧に仕立てられています。
細身のフォルム
見た目の美しさを追求した設計ゆえ、トウボックス(つま先部分)はややタイト。足幅が広い方や甲が高い方には、最初は窮屈に感じることが多いです。
特にヒールモデルは、足の甲でしっかりホールドされる分、フィット感が強く、履き慣れるまでに時間がかかるという声もあります。
革の柔らかさ
一方で、レザーが非常に柔らかいため、履き続けるうちに足の形に馴染んでくるという特徴もあります。最初は少しきつく感じても、数回の使用で自然に伸びてくるケースが多いです。
ヒールの安定感
10cmヒールでもバランスが取りやすく、土台がしっかりしているとの声もあります。エレガントな見た目に反して、意外にも安定感を感じる人が多いのは、マノロブラニク特有の設計力によるものです。
ハンギシの履き心地に関する良い口コミ
SNSやレビューサイトを見てみると、「ハンギシは意外と履きやすい」という声も少なくありません。
実際の利用者の感想をいくつか紹介します。
- 「10cmヒールでも不思議と安定感がある。立ち姿がきれいに見えるうえに、数時間履いても痛くならなかった」
- 「サテン素材が柔らかく、思ったよりも足にフィットした」
- 「デザイナーズシューズの中では履き心地が良い方。足に馴染む感覚が心地いい」
- 「フラットタイプは普段使いでも疲れにくく、どんな服にも合う」
これらを見る限り、すべての人が“痛い”と感じるわけではなく、むしろ快適に履けている人も多いことがわかります。
特にフラットタイプやヒール7cm以下のモデルは、長時間でも比較的負担が少ないという意見が目立ちます。
履き心地が悪いと感じる人の理由
一方で、ハンギシを「痛い」「履きにくい」と感じる人もいます。
その多くは、サイズ選びや足の形との相性が原因です。
1. 幅が狭い
ハンギシは全体的に細身に設計されているため、足幅が広い人には合わないことがあります。
つま先が詰まるような圧迫感や、親指・小指が擦れて痛くなるという口コミも見られます。
2. 革が馴染むまで時間がかかる
柔らかいとはいえ、新品の状態ではまだ革が硬く、足にフィットしていません。
慣らし履きをせずに長時間使用すると、痛みを感じやすくなります。
3. クッション性が弱い
ソールが薄く、インソールのクッションも控えめ。ヒールモデルでは足裏に負担がかかるため、長距離歩行や立ち仕事には不向きです。
4. 滑りやすいアウトソール
靴底が非常に滑りやすいという意見も多く、室内のツルツルした床では注意が必要です。滑り止めシートを貼る人も少なくありません。
サイズ選びと試着のポイント
ハンギシの履き心地を快適にする最大のポイントは、正しいサイズ選びです。
- 普段より0.5サイズ上を試す(特に足幅が広い人)
- 試着時は午後〜夕方に行う(足が少しむくんだ状態でサイズ感を確認)
- つま先の余裕と踵のフィット感のバランスを重視
- 店舗で必ず左右両方を試す
- できれば厚みのあるストッキングや靴下を履いてチェックする
また、ヒールタイプとフラットタイプではサイズ感が微妙に異なる場合があるため、同じEUサイズでも履き比べることが大切です。
履き心地を改善するための工夫
もし購入後に「少し痛い」「硬い」と感じた場合でも、いくつかの対策で履き心地は大きく改善できます。
- 慣らし履きをする:最初のうちは短時間の外出や室内での着用からスタートし、徐々に時間を延ばす。
- インソールやジェルパッドを使用:足裏や踵への負担を軽減し、滑り止めにもなる。
- 保湿クリームで摩擦を軽減:足の甲や側面に薄く塗ることで、革との摩擦を和らげる。
- 滑り止めシールを貼る:靴底が滑りやすい場合に効果的。
- プロにフィッティング相談:高級靴専門店では、サイズ調整やストレッチ加工を行ってくれる場合もあります。
これらを組み合わせることで、履き心地が格段に向上します。
用途別に見るハンギシの快適度
ハンギシはどんなシーンで履くのが快適なのでしょうか。
用途別に考えてみましょう。
結婚式・パーティー
短時間のイベントや立ち姿重視のシーンなら問題なし。
ドレスアップ効果が高く、足元から華やかさを演出してくれます。撮影やフォーマル行事など、「見せる」場には最適です。
通勤・立ち仕事
長時間の立ち仕事や移動の多い通勤には、あまり向きません。
クッション性や幅の余裕が少ないため、どうしても疲れが出やすくなります。フラットタイプを選ぶか、別の快適性重視モデルを併用するのがおすすめ。
普段使い・街歩き
デニムやワンピースにも合うデザイン性が魅力。
ただし、滑りやすい路面では注意が必要。フラット版ならカジュアルにも取り入れやすく、足元を一気に上品に見せてくれます。
ハンギシの履き心地は悪い?それとも良い?
ここまで見てきたように、マノロ ブラニク ハンギシの履き心地は“悪い”と断言するのは少し違います。
確かに細身でタイトな作りは人を選びますが、足に合うサイズを選び、革が馴染むまで丁寧に慣らせば、快適に履けるパンプスです。
むしろ「見た目の美しさ」「上品な佇まい」「エレガントなフォルム」といったデザイン面での満足度は非常に高く、特別な日の一足としてはこれ以上ない存在。
日常的に歩き回る靴ではないものの、“特別な場での自分を美しく見せる靴”という役割において、ハンギシは唯一無二の存在と言えるでしょう。
マノロ ブラニク ハンギシの履き心地を自分に合った形で楽しむ
最後にもう一度整理すると、ハンギシの履き心地を快適に楽しむコツは次の通りです。
- サイズは慎重に選ぶ(0.5サイズアップも検討)
- 履き慣らしをしてから長時間使用する
- 必要に応じてパッド・滑り止めを活用
- フォーマル中心の用途に向いていると割り切る
マノロ ブラニク ハンギシは、履くだけで気分を高めてくれる魔法のような一足。
「痛そう」「履き心地が悪い」という先入観を持たず、自分の足に合ったスタイルを見つけることで、その魅力を存分に味わうことができます。
特別な日の足元を彩るハンギシを、自分らしい履き心地で楽しんでみてください。


