「ニューバランスM577の履き心地ってどうなんだろう?」――スニーカーファンなら一度は気になる疑問ですよね。
M577は、1980年代後半に登場した名作「ニューバランス576」を継ぐ英国製モデルとして、クラシックなデザインと確かな作り込みで長く愛されてきました。今回は、そんなM577の履き心地や快適性、そして英国製ならではの魅力について、徹底的に掘り下げていきます。
M577とは?英国製ニューバランスを代表するクラシックモデル
ニューバランスM577は、1989年に登場した500番台シリーズの一角を担うモデルです。
アメリカ発祥のブランドながら、このモデルはイギリスのフリンビー(Flimby)工場で生産されており、“Made in UK”の象徴的存在でもあります。
アッパーには上質なスウェードとメッシュ、もしくはヌバックを組み合わせた素材が使われ、クラフトマンシップを感じさせる質感が魅力です。
また、ソールにはニューバランス独自のクッショニング技術「ENCAP」や「C-CAP」が採用されており、長時間の歩行や立ち仕事でも疲れにくい仕様になっています。
実際の履き心地:安定感と柔らかさのバランスが秀逸
しっかり支えるクッション構造
M577の履き心地を語るうえで欠かせないのがソールユニット。
ENCAP構造は、EVA素材をポリウレタンで包み込んだ仕組みで、柔らかさと安定感を両立しています。歩くたびに感じる「沈み込みすぎないクッション性」が特徴で、長時間の使用でも足裏が疲れにくい設計です。
C-CAPも併用されており、反発力を維持しながらへたりにくいのがポイント。これにより、通勤や旅行など長時間歩くシーンでも快適さが持続します。
足を包み込むアッパーの柔らかさ
上質なスウェードやヌバック素材は、見た目の高級感だけでなく履き心地にも影響します。
履き始めは少し硬さを感じるかもしれませんが、数回の着用で素材が足に馴染み、まるでレザーシューズのように柔らかくフィットしていきます。
スニーカーでありながら、履き込むほどに「自分の足の形に育つ」感覚が得られるのは、英国製M577ならではです。
適度な重量感が生む安定した歩行
軽さを売りにするモデルとは異なり、M577はややずっしりとした作りです。
しかしこの“重み”こそが安定感につながっており、地面をしっかり捉えるような歩行感を実現しています。特に踵(かかと)から着地した際のブレが少なく、足首まわりのサポートもしっかりしています。
サイズ感とフィット:幅広の日本人にも優しい設計
ニューバランスはもともと足型に合わせたウィズ展開が豊富ですが、M577も例外ではありません。
幅広タイプ(2Eなど)もラインナップされており、甲高・幅広な日本人の足にも合いやすい構造になっています。
履き始めはアッパーが少し硬めに感じることもありますが、これは素材の品質によるもの。
徐々に馴染んでくるので、初期段階では厚めのソックスや緩めの紐調整で様子を見るのがおすすめです。
英国製ならではの魅力:クラフトマンシップと安心感
フリンビー工場の丁寧なものづくり
ニューバランスの英国工場「Flimby Factory」は、長年にわたって高品質なモデルを手掛けてきた拠点です。
熟練した職人による手作業工程が多く、素材のカッティングや縫製の正確さには定評があります。
その結果、仕上がりの美しさや耐久性は量産スニーカーとは一線を画すものに。
「Made in UK」のタグは、単なるブランド表記ではなく“履き心地への信頼の証”といっても過言ではありません。
経年変化を楽しめる素材
スウェードやヌバックのアッパーは、履き込むほどに風合いが増すのも魅力です。
多少の色ムラや質感の変化が味となり、自分だけの一足へと育っていきます。
素材の柔らかさが増すにつれ、履き心地もより快適に変化するので、長く愛用するほど満足感が高まるモデルです。
耐久性と信頼性
英国製M577は、しっかりとしたソール構造と頑丈なアッパーにより、耐久性にも優れています。
「ソールの減りが遅い」「何年も履ける」というレビューも多く、長期使用を前提にした設計が光ります。
単なるファッションスニーカーではなく、実用性と機能性を両立した“頼れる相棒”という位置づけです。
実際の口コミ・使用感から見る評判
レビューを見ていくと、「クッションが柔らかく長時間履いても疲れにくい」「足幅が広くても快適」という声が多く見られます。
一方で、「最初は少し硬い」「夏場はやや蒸れやすい」といった意見もありました。これは、レザーやスウェード素材ゆえの特性と言えるでしょう。
特に冬場や春秋の季節には抜群の快適性を発揮し、足を包み込むような温もりと安定感があります。
また、しっかりとしたつくりのためソールの減りが少なく、歩き方の癖がある人でも長く履き続けられる点も好評です。
M577をより快適に履くためのポイント
- 最初の数回は短時間の着用から始める
素材が馴染むまで、短い時間で履き慣らしていくのがおすすめ。 - 定期的なメンテナンスを行う
スウェードやレザーは防水スプレーやブラッシングで美しさを維持。これが長持ちのコツです。 - シーズンに合わせた使い方を意識する
夏場は通気性の良いモデルと併用し、秋冬はM577の柔らかな履き心地を存分に楽しみましょう。 - インソールでフィットを調整
細めの足型の方は、薄めのインソールや靴紐の締め具合で微調整するとより快適になります。
他モデルとの比較で見えるM577の位置づけ
M577は、ニューバランスの中でも「実用性とクラシックデザインの中間」に位置します。
たとえば、より軽量で柔らかい履き心地を求めるなら「ニューバランスM990」シリーズや「ニューバランスM1300」シリーズが選択肢になります。
一方で、M577はややタフで安定感のある履き味が特徴。
街歩きや通勤、旅行など、アクティブに動く場面で頼りになるモデルといえるでしょう。
また、英国製モデル特有の“重厚感と高級感”は、アメリカ製の同系モデルにはない個性です。
ファッション性と履き心地を両立させたい人にはぴったりの一足です。
ニューバランスM577の履き心地まとめ
ニューバランスM577は、英国製ならではの丁寧な作りと、ENCAPソールによる抜群の安定性が魅力のスニーカーです。
履き始めこそ少し硬さを感じるものの、数日で足に馴染み、包み込むような柔らかさへと変化していきます。
幅広の日本人にもフィットしやすく、通勤や街歩き、旅行にも安心して使える万能モデルです。
・高品質なスウェードとレザーの質感
・安定感のあるENCAP構造
・長く履ける耐久性と経年変化の楽しみ
これらすべてを兼ね備えたM577は、まさに「履き心地の良さと所有満足を両立した英国製スニーカー」。
クラシックな見た目の裏に、確かな機能性と快適性が息づいています。
長く愛用できる上質な一足を探している方にとって、ニューバランスM577は間違いなく検討する価値のあるモデルです。


