「アディレッタ22って本当に履きやすいの？」そんな疑問を持つ人も多いはず。SNSや口コミでは「デザインが可愛い」「厚底でトレンド感がある」と話題の一方で、「サイズが大きめ」「少し固い」という声もあります。
ここでは、実際に履いて感じたアディレッタ22の履き心地やサイズ感、選び方のポイントまで詳しくレビューします。
アディレッタ22とは？未来的デザインと素材のこだわり
まずはアディレッタ22というモデルの特徴から。
このサンダルは、アディダスの人気シリーズ「アディレッタ」の最新モデル。再生可能素材を一部使用した“バイオベースEVA”によるワンピース構造で、軽さと快適性を両立しています。
特徴的なのは、まるで地形のように凹凸のある立体的なソールデザイン。これは宇宙探査からインスピレーションを得たとされ、履くだけで近未来的な印象を与えます。
また、フットベッドは足裏の形に沿うように作られており、裸足でも心地よくフィット。アウトソールには滑りにくいラバー素材を採用しており、プールサイドや街中でも安心して履けます。
履き心地の第一印象：厚底なのに驚くほど軽い
実際に履いてみると、まず感じるのは「軽さ」です。見た目は分厚いのに、持った瞬間に想像以上に軽い。足を入れたときの感触はふわっとしていて、足裏全体が柔らかいソールに包まれるようです。
クッション性はやや硬め。最初の数日は「少し反発が強いかな？」と感じるかもしれませんが、数時間歩くうちに徐々に足裏になじんでいきます。
足裏のアーチに沿う形状になっているので、土踏まずをしっかり支えてくれる印象。立ち仕事の合間に履いても疲れにくく、体重をかけてもソールがつぶれすぎない安定感があります。
ただし、長時間のウォーキングにはやや向かない印象です。ソールは弾力がある一方で、かかと部分のホールド感がやや弱く、足を前に押し出すような歩き方をすると疲れが出やすいです。
普段使いやリラックスシーン、短時間の外出にはぴったりですが、1日中歩き回る日にはスニーカーを選ぶのが無難でしょう。
サイズ感はどう？「大きめ」という声が多い理由
アディレッタ22の口コミを見ていると、「サイズが大きめだった」という声が非常に多く見られます。
実際に履いてみても、一般的なアディダスのスニーカーに比べて“縦の長さ”がややゆったりしています。足先に少し余裕ができるため、素足で履くと前滑りするように感じる人も。
特に女性の場合、普段24cmを履いている人なら、アディレッタ22では23.5cmを選ぶのがおすすめ。
逆に男性で足幅が広め・甲が高めの人は、ジャストサイズか0.5cmアップが良いでしょう。素材に伸縮性がないため、きつすぎるサイズを選ぶとストラップ部分が肌に当たって痛みを感じることもあります。
また、靴下を履くかどうかでもフィット感が変わります。
素足で履くなら小さめ、ソックスを合わせる予定があるなら普段通りのサイズがちょうどよくなる傾向があります。
足型との相性：幅広さんはベルト調整で快適に
アディレッタ22はストラップ部分がしっかりしており、ホールド感があります。ただ、足の形によって印象が大きく変わるのがこのモデルの特徴です。
足幅が広い人や甲が高い人は、最初に履いたときに「少し硬い」と感じる場合があります。特に新品はストラップがまだ柔らかくなっていないため、肌に当たって赤くなりやすい傾向があります。
数回履くうちに素材がなじんでくるので、最初の数日は短時間の着用から始めるのがおすすめです。
一方で、足幅が狭い人は「ゆるく感じる」「歩いているうちに前にずれる」という声もあります。
そんなときは、バックベルト付きのモデルを選ぶと解決します。かかとをしっかり固定できるため、脱げにくく、長時間歩いても安定します。
実際の使用シーン別レビュー
日常使い・街歩き
軽くて脱ぎ履きが簡単なので、ちょっとした買い物や散歩には最適。厚底ながら安定感があり、足元をすっきり見せてくれるデザイン性も高いです。
ソールの凹凸が地面をしっかり捉えてくれるので、滑りやすい場所でも安心。
室内・リラックス用途
フットベッドが足裏にフィットするため、室内スリッパ代わりにもおすすめ。
硬すぎず柔らかすぎないクッション性で、立ち仕事の合間や在宅勤務中にも快適に過ごせます。
水辺・アウトドア
公式でも「シャワー室でも快適」とされているように、水に濡れても問題ない素材。
プールやキャンプ、ビーチなどでも重宝します。乾きやすく、滑りにくいのも安心ポイントです。
素材と構造から見る快適性
アディレッタ22の履き心地の良さは、素材のこだわりにもあります。
本体には、再生可能素材を一部使用したバイオベースEVAを採用。環境配慮型でありながら、クッション性と耐久性を両立しています。
一体成型の構造なので、縫い目やパーツの継ぎ目がなく、足に当たる部分が滑らか。足裏のフットベッドは人間工学に基づいた形状で、長時間履いても痛くなりにくい作りです。
ただし、ソールの凹凸部分には砂やホコリが溜まりやすいという声もあるため、屋外で使ったあとは軽く水洗いすると清潔に保てます。
履き心地をより良くするコツ
アディレッタ22をより快適に履くためのポイントをいくつか紹介します。
- 履き始めは短時間から慣らす
新品のうちは素材が少し硬く感じるため、最初は家の中で慣らし履きをすると良いです。 - 靴下を合わせて摩擦を軽減
素足で履くとストラップが肌に当たることも。靴下を合わせるだけで滑りも軽減され、快適さがアップします。 - サイズが大きい場合はインソールで調整
前滑りが気になるときは、薄めのインソールを入れて調整するのもおすすめ。 - 汚れはこまめに水洗い
ソールの溝に砂や泥が入りやすいため、使用後はさっと洗い流しておくと長持ちします。
メリット・デメリットまとめ
メリット
- 厚底でも軽量で歩きやすい
- デザイン性が高く、街でも履ける
- 足裏に沿う形状で安定感がある
- 濡れても安心の素材でメンテナンスが簡単
デメリット
- 素材がやや固く、履き始めは違和感がある
- サイズ選びを間違えると前滑りしやすい
- 長時間歩行には不向き
どんな人におすすめ？
アディレッタ22は、ファッション性と快適さを両立したサンダル。
特に次のような人におすすめです。
- 厚底サンダルを探している
- 軽くておしゃれな街履き用サンダルが欲しい
- 普段からスニーカーよりリラックス感を重視している
- プールや海辺など、水辺でも使えるアイテムを探している
逆に、通勤や長時間のウォーキングなど、しっかり歩くシーンではサポート力のあるスニーカーの方が快適です。
アディレッタ22の履き心地まとめ
アディレッタ22は、履き心地の良さとデザイン性の高さを両立した一足。
厚底ながら軽量で、足裏に沿うソール設計が心地よいクッション感を生み出しています。
サイズ選びさえ間違えなければ、夏の街歩きやリゾート、室内履きまで幅広く活躍。履き始めの硬ささえ乗り越えれば、デザインも履き心地も満足度の高いサンダルです。
「おしゃれで快適なサンダルを1足だけ選ぶなら？」という問いに、アディレッタ22は間違いなく候補に入るモデルといえるでしょう。
