茶色の安全靴で作業もスタイルも両立しよう
安全靴というと黒や白のイメージが強いですが、最近は“おしゃれに履ける茶色の安全靴”が人気です。現場だけでなく、オフィスや外出にもそのまま履けるデザイン性が注目されており、作業用としての機能性と普段履きにも通じるファッション性を兼ね備えたモデルが増えています。
特に茶系カラーは、汚れが目立ちにくく、革靴のような上品さを演出できる点が魅力。今回は、そんな茶色の安全靴を選ぶメリットから、失敗しない選び方、そして人気ブランドのおすすめモデルまで詳しく紹介していきます。
茶色の安全靴を選ぶメリット
汚れが目立ちにくく、長く清潔に履ける
茶色は土埃や油汚れなどが目立ちにくい色。屋外作業や倉庫作業など、靴が汚れやすい環境でも見た目がきれいに保てます。明るすぎないブラウンなら、汚れの跡も自然に馴染み、清潔感を維持しやすいのがポイントです。
革靴のような高級感
茶系の安全靴は、革素材を活かしたモデルが多く、ビジネスシューズに近い落ち着いた印象を与えます。打ち合わせや客先訪問がある職場でも違和感がなく、現場からオフィスまで1足で対応できるのも魅力です。
コーディネートがしやすい
作業服だけでなく、チノパンやデニムなどのカジュアルウェアにも自然に馴染みます。黒よりも軽い印象を与えるため、全体のバランスが柔らかく、作業着を“作業着っぽく見せない”効果も期待できます。
茶色の安全靴の選び方
1. 用途に合った規格を確認する
安全靴にはJIS規格(T8101)やJSAA規格などがあり、用途ごとに「S種(普通作業用)」「H種(重作業用)」などの分類があります。屋外での重量物取り扱いが多い場合はJIS S種以上、軽作業ならJSAA認定モデルでも十分です。
2. 素材の違いで履き心地が変わる
- 牛革・銀付革タイプ:耐久性が高く、使うほどに馴染む。見た目も上質。
- 合成皮革タイプ:軽量でメンテナンスが楽。コスパ重視の人におすすめ。
- メッシュ+レザータイプ:通気性を確保しつつ、デザイン性もアップ。
素材によって重量や通気性が異なるため、季節や現場環境に合わせて選ぶのがコツです。
3. ソール構造と滑りにくさをチェック
滑りやすい床や油の多い現場では、耐滑ソール(JIS規格Fクリア)や耐油ソールが重要です。最近は「3層ソール構造」や「クッションインソール」を採用した疲れにくいモデルも増えています。
4. ワイズ(足幅)とサイズ感
安全靴はサイズ選びを誤ると、長時間の作業で足の疲れや痛みが出やすくなります。幅広(4EやEEE)モデルやワイドラスト設計を選ぶことで、より快適に履けます。試着が難しい場合はレビューで“サイズ感が大きめ/小さめ”を確認するのが安心です。
5. お手入れのしやすさ
茶色は経年変化が出やすいカラー。革素材なら専用のクリームや防水スプレーを使って定期的にケアしましょう。汚れを放置すると色ムラが出やすいため、ブラッシングや防水対策をセットで行うのがおすすめです。
おしゃれで機能的!茶色の安全靴おすすめ10選
1. ミドリ安全 LPM210(ブラウン)
革素材を使用した定番人気モデル。耐油・耐滑ソール搭載で、重作業にも対応。上質なブラウンカラーが特徴で、現場でも落ち着いた印象を与えます。高耐久で長く履ける一足です。
2. EDWIN セーフティシューズ 101 キャメル
カジュアルブランド「EDWIN」らしいデザイン性が光るモデル。キャメル調の明るいブラウンが爽やかで、スニーカー感覚で履けます。軽量で足への負担が少なく、立ち仕事にもおすすめ。
3. アイトス 51633 セーフティシューズ(茶系)
価格と品質のバランスが良いコスパモデル。合成皮革製でメンテナンスが楽。軽作業や倉庫作業に向いており、初めての安全靴にも最適です。カラーはブラウン寄りの落ち着いた茶系。
4. ミドリ安全 W344(熱場作業用・茶)
高温環境対応のプロ仕様安全靴。牛革製アッパーで耐久性抜群。熱場や工場内など厳しい環境でもしっかり足を守ってくれます。ブラウンカラーでありながら高機能を兼ね備えた一足。
5. SKECHERS トランスポーターライト ベン 200262(ブラウン)
アメリカ発の人気ブランド「スケッチャーズ」の安全靴ライン。スニーカーのような履き心地とデザイン性が魅力で、カジュアル現場にもフィットします。軽量でクッション性も高く、疲れにくい仕様。
6. Z-DRAGON S5163-1(撥水・茶系)
ワークブランド「Z-DRAGON」の人気シリーズ。撥水仕様で屋外作業にも強く、軽量設計で動きやすい。ブラウン×ブラックのツートンカラーが印象的で、おしゃれさも抜群です。
7. シモン 短靴(茶系牛革仕様)
老舗ブランド「シモン」の革製安全靴。上質な牛革アッパーで、革靴のような高級感があります。重厚ながらフィット感が良く、製造現場から物流業まで幅広く対応。長く愛用できる耐久モデルです。
8. JIS S級相当 ミドルカット安全靴(茶色)
鉄製先芯入りで安全性重視のモデル。ミドルカットで足首のサポート性が高く、重量物作業や屋外現場にも向いています。濃い茶色が汚れをカバーし、無骨なデザインが魅力。
9. TULTEX AZ-51654(キャメル)
軽量で通気性の高いメッシュ構造を採用した人気モデル。スニーカー感覚で履ける安全靴として人気が高く、明るいキャメルカラーが爽やかな印象。若年層や倉庫作業スタッフにもおすすめ。
10. ミズノ ワーキングシューズ ALMIGHTY LS II(ブラウン)
スポーツブランド「ミズノ」らしいクッション性と安定感。ミッドソールの反発力が高く、長時間の立ち仕事でも快適。ダークブラウン調のデザインで、現場と街中どちらにも合う万能タイプです。
茶色安全靴を長持ちさせるコツ
茶色の安全靴は素材の質感を楽しめる一方で、色落ちや革の乾燥には注意が必要です。以下のポイントを押さえておくと、きれいな状態を長く保てます。
- 使用後は乾いた布で汚れを拭き取る
- 革素材なら月1回程度クリームで保湿
- 濡れた場合は陰干ししてから防水スプレーを再塗布
- 屋外で使う場合はソールの摩耗チェックも定期的に
特に明るめのキャメル色は、油汚れやシミが残りやすいため、作業前後の簡単なメンテナンスが重要です。
茶色の安全靴で“機能と見た目”の両立を
安全靴は「守るための靴」ですが、今は見た目にもこだわる時代。茶色はその象徴ともいえるカラーです。落ち着いた雰囲気で作業着との相性も良く、汚れに強く、しかもおしゃれ。
機能性も高く、長時間の作業にも耐えるモデルが数多く登場しています。
黒に比べて柔らかく温かみのある印象を与える茶色の安全靴。
仕事もスタイルも大切にしたい人にこそ、一度試してほしいカラーです。


