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溶接用に最適な安全靴おすすめ10選!耐熱性と保護性能で選ぶ人気モデル徹底比較

溶接現場では、熱や火花、溶けた金属片が飛び交うことも多く、足元の安全対策は何よりも重要です。普通の作業靴ではすぐに焦げたり、熱で変形したりして危険なこともあります。そんな過酷な環境で頼れるのが「溶接用安全靴」。今回は、耐熱性と保護性能に優れた人気モデルを徹底比較し、現場で本当に役立つ一足を紹介します。


溶接作業に安全靴が欠かせない理由

溶接や炉前の作業では、火花やスパッタ(溶融金属の飛び散り)が足元に落ちてきます。床が熱を持つ環境もあり、うっかりすると靴底が焦げたり、内部まで熱が伝わったりすることも。
また、鉄材や部品の落下、滑りや踏み抜きなど、物理的な危険も多いのが特徴です。こうしたリスクを避けるためには、**「耐熱」「保護」「滑りにくさ」**を備えた専用安全靴が必要不可欠です。

溶接向けモデルは、素材から縫製糸、ソールまでがすべて高温対応。さらに、足首まで守るハイカット構造や、脱ぎ履きしやすいマジックテープ式など、現場での使いやすさも考えられています。


溶接用安全靴の選び方

1. 素材は「耐熱革」や「牛ベロア」が基本

耐熱性の高い牛ベロア(バックスキン調の革)は、火花やスパッタを受けても焦げにくく、溶けない特性があります。縫い糸にも耐熱繊維のアラミド糸を使っているモデルは、長時間の熱作業にも強いです。
ナイロンや合皮素材の靴は熱で変形・溶融するリスクがあるため、溶接用には避けたほうが無難です。

2. 靴底の「耐熱ソール」と断熱構造をチェック

床面の熱が伝わりやすい現場では、耐熱底仕様のソールが必須。地面からの熱を遮断する「断熱層」があるモデルなら、足裏の熱さを感じにくく、長時間の立ち仕事も快適です。
さらに、滑りやすい鉄粉や油の上でも安定する「耐滑底」構造を選ぶことで、安全性が大きく高まります。

3. 先芯・踏み抜き防止機能も忘れずに

つま先を守る「先芯」は、鋼製または樹脂製があります。重い部品が落ちても足をしっかり保護してくれるのが鋼製タイプ。軽量さを重視するなら樹脂製でも十分です。
また、鋼板や釘を踏んでしまう危険がある現場では「踏み抜き防止板」入りのタイプを選ぶと安心です。

4. 脱ぎ履きのしやすさとフィット感

溶接作業は立ち姿勢や屈伸が多いため、脱ぎ履きが楽なマジックテープ式が人気。ハイカット仕様でも、足首が痛くならない柔軟設計のモデルが増えています。
また、長時間履くため、ワイズ(幅)にも注目を。3EやEEEの幅広タイプなら、締め付けすぎず快適です。

5. JIS規格の確認も重要

「JIS T8101 革製 S種」「CI/S/H/BO」といった規格表示がある安全靴は、国内の安全基準をクリアしています。耐熱や耐滑など、性能表示をしっかり確認して選びましょう。


溶接用安全靴おすすめ10選

ここからは、溶接作業に適した安全靴の中でも人気と実績のあるモデルを厳選して紹介します。国内メーカー中心に、実用性・履き心地・価格のバランスが取れたラインナップです。


1. エンゼル B609 溶接用安全靴

牛革ベロアを使用した定番の溶接向けモデル。マジックテープで脱ぎ履きが簡単ながら、しっかり足首まで守る安心設計。JIS T8101革製S種合格品で、国内現場でも高評価を得ています。
地面からの熱を伝えにくい耐熱底と、火花に強い甲被が特徴。初めて溶接現場に入る方にもおすすめの一足です。


2. エンゼル B609 高所長マジックタイプ

B609のハイカット仕様で、より火花や溶融金属から足首をガード。高所溶接や鉄骨現場に最適なモデルです。
マジックベルト式でフィット感を調整しやすく、屈伸時も動きやすい構造。長時間の作業でも疲れにくいと評判です。


3. ノサックス 溶接プロ WD-700

耐熱床革とアラミド糸を採用した、プロ仕様の溶接安全靴。耐滑・耐摩耗性にも優れ、熱場だけでなく油分の多い環境にも強いのが特徴です。
靴底のグリップ力が高く、足裏からの熱を防ぐ断熱構造を採用。溶接専用モデルとして信頼度の高い一足です。


4. ノサックス 鍛冶鳶

現場職人からの支持が厚いノサックスの代表作。甲革に耐熱性の高い床革を使用し、アラミド糸縫製で火花にも強い。
履き口はやや広めで、足の動きを妨げない快適設計。火花の多い屋外溶接や鉄工所などに最適です。


5. シモン HI22 黒床耐熱

老舗メーカー・シモンの耐熱ブーツタイプ。牛床革を使い、JIS T8101 CⅠ/S/P1/M/F2/HI1/H 合格品。高い保護性能を備えつつ、履き心地の柔らかさも評価されています。
長編上タイプで足首までしっかり守れるため、炉前や高温環境での作業にぴったりです。


6. ミドリ安全 V4009 溶接用安全靴

国内最大手ブランド「ミドリ安全」が手がける溶接専用モデル。甲被からソールまで耐熱仕様で、熱やスパッタにも強い設計です。
着脱しやすいマジックタイプで、軽量性と耐久性を両立。溶接現場全般で活躍する万能モデルです。


7. ドンケル T-22 溶接・耐熱安全靴

ドンケルの耐熱仕様モデルは、現場作業員からの信頼も厚いシリーズ。高温床でも変形しにくく、ソールの断熱性が優れています。
価格と性能のバランスが良く、コスパを重視する方にもおすすめです。


8. 青木安全靴 耐熱シリーズ 1704

日本製の高品質な耐熱靴。靴底には耐熱ゴムを採用し、床面の熱が伝わりにくい構造。縫製もアラミド糸で仕上げられ、長時間の熱作業に対応します。
溶接や鋳造現場など、厳しい環境に特化した一足です。


9. Caterpillar Argon Composite-Toe Work Boot

海外ブランドながら国内でも人気の高いワークブーツ。高い耐衝撃性と耐摩耗性を誇り、重量作業にも対応します。
溶接専用ではないものの、耐熱性・防油性を備えたハードユース向けブーツとして比較対象になります。


10. セーフティジョガー アルトTLS ブラック

軽量でカジュアルな見た目ながら、耐滑・耐摩耗性能を持つ作業靴。溶接専用というよりは軽作業向けですが、比較的熱に強い素材を採用しています。
軽量性を求める溶接補助作業などに適しています。


溶接用安全靴を選ぶときの注意点

  1. 一般的な安全靴を溶接現場で使うのは危険です。熱や火花で表面が溶ける恐れがあります。
  2. JISマークがあっても、「耐熱仕様」と明記されていないモデルは熱場には不向きです。
  3. 靴底が薄いと床の熱を感じやすく、火傷の原因にもなります。断熱ソール付きがおすすめ。
  4. ハイカットは安全性が高い一方、重くて蒸れやすい点もあるので用途に合わせて選びましょう。
  5. 靴の寿命は意外と短く、ソールの摩耗や革の劣化が進むと性能が落ちます。定期的な交換を忘れずに。

まとめ|溶接用安全靴で足元から安全を守る

溶接用安全靴は、火花や熱から足を守る“最後の砦”です。
「耐熱性」「保護性能」「履き心地」の3点を意識して選べば、現場での疲労やリスクを大きく減らせます。

今回紹介したエンゼル B609 溶接用安全靴ノサックス 溶接プロ WD-700ミドリ安全 V4009 溶接用安全靴などは、どれも国内現場で実績のある信頼モデル。用途や作業環境に合わせて、自分に合った一足を選びましょう。

安全靴は消耗品。日々の点検と定期的な買い替えが、足元の安全と快適な作業環境を保つ秘訣です。

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