安全靴を選ぶとき、「サイズ」ばかりに目が行きがちですが、実はもうひとつ大事なのが「幅(ワイズ)」です。特に、足の甲が高い・幅が広いという人にとっては、靴のフィット感が快適さや疲れやすさに直結します。今回は、そんな幅広さんにぴったりの「5E幅」の安全靴に焦点を当て、快適さと安全性を両立した人気モデルを紹介します。
- そもそも「5E」とは?幅広設計の基本をおさらい
- 幅広5E安全靴が選ばれる理由
- 幅広5E安全靴を選ぶときのポイント
- 幅広でも快適!おすすめの5E安全靴15選
- 1. EDWIN ESM-110
- 2. アキレス SPALDING JIN 3480 5E
- 3. ミドリ安全 CJ010 ワイドモデル
- 4. 丸五 マンダムセーフティー #691
- 5. 徳武産業 瞬感スポッと 5E
- 6. PUMA Safety Fuse Motion 2.0 Wide
- 7. アシックス ウィンジョブ CP304 Boa ワイド
- 8. ミズノ オールマイティ LSⅡ 11L ワイド
- 9. DIADORA GLOVE ワイド
- 10. TULTEX AZ-51649 5E
- 11. 弘進ゴム WING ACE 5E
- 12. Simon 8515 ワイドタイプ
- 13. XEBEC 85142 5E
- 14. KINGTOP 5E 超幅広モデル
- 15. ノサックス NS100W ワイドラスト
- 幅広5E安全靴を選ぶときの注意点
- 自分に合う5E安全靴で、快適に働こう
そもそも「5E」とは?幅広設計の基本をおさらい
靴の「5E」とは、ワイズ(足囲)を示す表記のひとつ。E→2E→3E→4E→5Eと数字が増えるほど、足の幅や甲の高さにゆとりを持たせた設計になります。
つまり「5E」は、日本の靴規格の中でも“かなりゆったりした幅”を持つタイプ。外反母趾気味の人や、夕方になると足がむくむという人にも好まれています。
一般的な安全靴は2E~3E程度が多く、幅広の方にとっては窮屈に感じることが少なくありません。足の側面が押されると痛みが出たり、血流が悪くなったり、結果として疲労につながることも。
そんな悩みを解消してくれるのが、5E幅の安全靴です。
幅広5E安全靴が選ばれる理由
1. 長時間の立ち仕事でも足が痛くなりにくい
作業現場や倉庫などでは、一日中立ちっぱなし・歩きっぱなしということも多いですよね。幅が狭い靴を履いていると、指先や甲部分が圧迫されて痛みが出ることもあります。
5E幅なら、足全体を自然な形で包み込むように支えるため、指が自由に動かせて血流もスムーズ。長時間履いても足の疲れが少ないのが大きな魅力です。
2. 足の安定感が増す
幅広設計の安全靴は、足裏全体でしっかり地面を捉えることができるため、バランスが取りやすく、滑りや転倒のリスクを抑える効果も期待できます。
また、ソールやヒールカップがしっかりとした構造のモデルを選べば、横方向へのブレも少なく安定した歩行ができます。
3. 快適さと安全性能を両立できる
安全靴というと「重い」「硬い」「蒸れる」といったイメージを持つ方も多いかもしれません。ところが最近のモデルは、軽量樹脂先芯・通気素材・撥水加工などを組み合わせ、快適性と安全性を両立させています。
特に5E幅の靴は、履き心地を重視したシリーズも多く、「スニーカー感覚で履ける安全靴」として注目されています。
幅広5E安全靴を選ぶときのポイント
ワイズ表記を必ずチェック
商品ページに「5E」と明記されているかを確認しましょう。メーカーによっては「超幅広」や「ワイドラスト」と表現している場合もあります。
また、サイズだけでなく足囲(親指と小指の付け根をぐるっと一周した長さ)も測っておくと、自分に合った幅を選びやすくなります。
作業環境に合わせた仕様を選ぶ
安全靴にはJIS規格やJSAA認定といった安全基準があります。重作業の現場ではJIS S種やJSAA A種のように高い保護性能が必要ですし、軽作業や倉庫内作業ならB種や軽量タイプで十分な場合もあります。
さらに、耐滑性・耐油性・撥水性といった機能も現場によって重要になるので、使用環境に合った仕様を選びましょう。
履き心地と機能のバランス
幅が広いだけでなく、クッション性・通気性・軽量性といった要素も大切です。長時間履くなら、インソールが厚めで衝撃吸収に優れたものや、通気性の高いメッシュ素材のアッパーを採用したモデルがおすすめです。
また、脱ぎ履きの多い職場では、マジックテープやBoaダイヤル式を選ぶと便利です。
幅広でも快適!おすすめの5E安全靴15選
ここからは、人気の5E幅モデルを中心に、履きやすさ・安全性・デザイン性のバランスが取れたおすすめを紹介します。
1. EDWIN ESM-110
超幅広5Eのワイド設計で、軽量樹脂先芯を搭載。撥水加工済みで、片足わずか280g(26cm)と非常に軽く、快適性に優れています。つま先の圧迫がなく、長時間履いても疲れにくいと評判。
2. アキレス SPALDING JIN 3480 5E
アキレスが展開するSPALDINGシリーズの5Eモデル。スポーティなデザインと柔軟なソールが特徴で、作業現場だけでなく外出時にも違和感のないルックスです。
3. ミドリ安全 CJ010 ワイドモデル
ミドリ安全らしい堅牢さに、幅広設計を加えた人気シリーズ。滑りに強いソールと耐油素材を採用しており、厨房や製造現場などにも向いています。
4. 丸五 マンダムセーフティー #691
日本人の足型に合わせた木型を使い、幅広かつクッション性の高い履き心地が特徴。軽量でありながら、つま先保護性能も十分です。
5. 徳武産業 瞬感スポッと 5E
足のむくみや外反母趾にも対応しやすい柔らか設計。名前の通り“スポッと履ける”手軽さが魅力で、軽作業や内勤作業におすすめです。
6. PUMA Safety Fuse Motion 2.0 Wide
世界的ブランドPUMAの安全靴シリーズ。ワイドラスト設計で、スニーカーのようなデザインと履き心地が魅力。クッション性のあるEVAミッドソールを採用。
7. アシックス ウィンジョブ CP304 Boa ワイド
アシックスの人気Boaモデル。ワイド設計で着脱も簡単、衝撃吸収材fuzeGEL搭載で疲れにくい仕様。見た目もスタイリッシュ。
8. ミズノ オールマイティ LSⅡ 11L ワイド
スポーツシューズ技術を活かした軽量安全靴。5E相当のワイド設計で、柔らかなフィット感と安定感を両立。屋内外問わず人気があります。
9. DIADORA GLOVE ワイド
イタリアブランドならではのデザイン性と、日本人向けワイドラストを融合。樹脂先芯・耐滑ソール・高反発インソールで快適。
10. TULTEX AZ-51649 5E
軽量性とコスパに優れたモデル。通気メッシュ素材と反射材を搭載し、蒸れや夜間作業にも配慮。カジュアル感のあるデザインです。
11. 弘進ゴム WING ACE 5E
防水性と耐久性が高い長靴タイプ。5Eのゆったり設計で、農作業や屋外現場などにも対応。
12. Simon 8515 ワイドタイプ
JIS規格に準拠した本格的安全靴。5E相当の木型で、重作業現場にも安心。堅牢さとフィット感の両立が魅力。
13. XEBEC 85142 5E
滑りにくい耐油ソールと、通気性の良いインソールを採用。軽量で動きやすく、倉庫作業にぴったりです。
14. KINGTOP 5E 超幅広モデル
幅広特化の設計で、つま先の圧迫感ゼロを目指したモデル。ゆったり履けて蒸れにくく、コスパも優秀。
15. ノサックス NS100W ワイドラスト
日本メーカーならではの高品質な仕立て。甲高・幅広対応ながら軽量で、屈曲性にも優れた人気モデルです。
幅広5E安全靴を選ぶときの注意点
「5Eだから誰にでもフィットする」と思われがちですが、実際には足の形や甲の高さによって感覚が異なります。
試し履きが可能な店舗でフィット感を確かめたり、通販なら返品・交換対応があるショップを選ぶと安心です。
また、幅が広い分、靴紐をきちんと締めておかないと足が動きやすくなることもあるので、履き方にも注意しましょう。
自分に合う5E安全靴で、快適に働こう
幅広5Eの安全靴は、ただ“楽に履ける”だけでなく、作業中の疲労や痛みを軽減し、安全性やパフォーマンスを高める効果もあります。
毎日の仕事を支える靴だからこそ、サイズだけでなく「幅」にもこだわって選ぶことが大切です。
あなたの足にぴったりの5E幅の安全靴を見つけて、快適で安全な一日を過ごしてください。


