「安全靴って、22cmサイズだと選べる種類が少ない…」
そう感じている女性は意外と多いですよね。作業現場で毎日履く靴だからこそ、サイズもフィット感も大切にしたいもの。今回は、22cmの小さめサイズに対応した女性向け安全靴を、履きやすさ・軽さ・デザイン性などの観点から厳選して紹介します。
22cmサイズの安全靴が少ない理由とは？
一般的な安全靴は男性の足型をベースに設計されているため、22cm前後の小さいサイズは生産数が少なく、店舗でも在庫が限られています。
特に建設業や製造業の現場では、24〜28cmの展開が中心。22cm前後の女性サイズは「取り寄せ対応」「一部ブランドのみ」などに絞られることが多いのです。
しかし近年は女性の現場進出も増え、各メーカーが小足サイズにも力を入れ始めています。
ミドリ安全やアシックス、ジーベック、TULTEXなどから「22cmから対応」の専用モデルが登場しており、軽くておしゃれなタイプも増加中です。
小足さんが安全靴を選ぶときのポイント
1. 女性専用ラスト（足型）を選ぶ
男女兼用モデルでは、足幅や甲の高さが合わず「かかとが浮く」「紐を締めても安定しない」などのトラブルが起きがちです。
女性専用ラストは、踵が細く、甲もやや低めに設計されており、足全体を包み込むようなフィット感が特徴です。
2. 軽量モデルを優先する
22cmサイズの方は体重も軽めなことが多く、靴の重さが負担になりやすい傾向があります。
軽量設計の樹脂先芯モデルなら、1足あたり約270g前後のものもあり、長時間の立ち仕事でも疲れにくいです。
特に屋内作業や軽作業中心の現場では、軽さを最優先してOK。
3. クッション性・通気性もチェック
小足の方は足底の接地面が狭いため、衝撃吸収性能が重要です。EVAソールやエアクッション入りなど、クッション性をうたうモデルを選びましょう。
また、メッシュアッパーで通気性が高いタイプは、ムレやニオイ対策にも効果的です。
4. 先芯の素材を確認する
「鋼先芯」は丈夫ですが重い。「樹脂先芯」や「複合素材先芯」は軽く、作業中も疲れにくいのがメリットです。
最近は強度と軽量性を両立した複合樹脂先芯が主流になっています。
5. デザインとカラーも大切に
「安全靴＝無骨で地味」というイメージはもう昔の話。
ピンク、ホワイト、グレーなどの女性向けカラーや、スニーカーライクなデザインが増えています。
作業現場でも気分が上がるお気に入りのデザインを選ぶのがおすすめです。
人気ブランド別・22cm対応の軽量モデル紹介
● ミドリ安全：レディワーカー＆軽量シリーズ
日本の老舗ブランド。22.0cmから展開しているモデルが複数あり、女性専用2Eラストを採用。
軽量な樹脂先芯に加え、かかとのクッション性が高く、長時間作業でも疲れにくい設計です。
カラーはホワイトやライトグレーなど、清潔感のある印象が人気。
● アシックス：ウィンジョブシリーズ
スポーツメーカーならではのフィット感とクッション性が魅力。
「ウィンジョブ CPシリーズ」は22.5cmからが多いですが、一部モデルで22cm展開あり。
アスリート設計の靴底グリップやクッション性が高く、屋内・屋外どちらにも対応します。
● ジーベック：プロスニーカー85417
軽量メッシュアッパーで通気性抜群。サイズは22.0cmから展開。
約270gと非常に軽く、反射材付きで夜間作業にも安心。
マジックテープタイプで脱ぎ履きもスムーズです。
● TULTEX：レディース対応モデル
カジュアルスニーカーのようなデザインで、普段履きにも使えるルックス。
22cmからサイズ展開があり、滑りにくいソールとクッションインソールを備えています。
価格帯も手頃で、初めての安全靴として選ばれることが多いブランドです。
● シモン：軽作業向け女性モデル
安全靴専門メーカー・シモンも、女性専用設計の小サイズを展開。
通気性メッシュ素材を使用し、軽くて柔らかい履き心地。
建築現場というより、検査や軽作業などに向いています。
フィット感を高める工夫と選び方のコツ
- 厚めの靴下やインソールで微調整
22cmサイズは在庫が少なく、ハーフサイズ（22.5cm）しかない場合も。インソールで調整すればズレを防げます。 - 脱げ防止にはかかとクッション付きタイプ
かかとが細い方は、ヒールカップが深めでクッション入りのモデルを選ぶと安定します。 - 通販利用時は返品交換可のショップを選ぶ
サイズ感が難しい小足向けは、万一の交換対応が安心。特に作業靴専門店やメーカー直販サイトはサポートが充実しています。
22cmの女性向け安全靴が広がる理由
ここ数年、製造業・物流業・医療や食品業界などで女性従事者が増加し、女性向けユニフォームや安全靴の需要が急拡大しています。
メーカーも「女性の足に合わせた快適設計」「かわいいカラー展開」「軽量仕様」を次々と発表。
以前は選択肢が少なかった22cmサイズも、今では複数ブランドで見つけやすくなりました。
また、現場だけでなく、DIYやガーデニングなどの軽作業で安全靴を履く女性も増えており、「安全＋快適＋おしゃれ」が新しい基準になりつつあります。
小足さん必見！安全靴を快適に履くための工夫
- 中敷きを交換してフィット感UP
22cmの靴は中の余白が気になりやすいので、低反発インソールなどで調整しましょう。 - 靴紐やベルトをしっかり固定
紐タイプは甲をしっかり締めることで安定感が増します。マジックテープやBOAダイヤルタイプも便利です。 - 作業内容に合った仕様を選ぶ
軽作業には軽量タイプ、屋外作業には防滑ソールや防水仕様など、現場環境に合わせて選ぶのがポイントです。
22cmサイズの安全靴を探すならどこで買う？
- 専門通販サイト（ワークストリート、まもる君、ユニワークなど）
女性用・小さいサイズ専用のカテゴリがあり、検索しやすいです。 - 大手ECサイト（Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング）
「安全靴 22cm レディース」で絞り込み検索可能。口コミやサイズ感レビューも参考になります。 - メーカー直販サイト
ミドリ安全、アシックス、ジーベックなどの公式ショップでは、最新モデルや在庫状況を直接確認できます。
22cmの女性向け安全靴おすすめランキング（まとめ）
小足さんにとって、安全靴選びは「サイズが合うか」「重くないか」「デザインが好みか」がすべて。
ここで紹介したブランドは、いずれも22cmサイズ対応・軽量設計・女性専用設計にこだわったモデルばかりです。
サイズが合えば作業効率も上がり、何より一日を快適に過ごせます。
ぜひ自分の足に合う一足を見つけて、安全で快適な毎日を過ごしてください。
22cmの女性向け安全靴で、軽く快適な毎日を
22cmというサイズは確かに選択肢が少ないですが、探せばぴったりの一足が見つかります。
軽くてフィットする安全靴を履けば、作業中の疲れやストレスも減り、気持ちも前向きに。
これから安全靴を選ぶ方は、今回紹介したポイントを参考に、自分の足に本当に合うモデルを選んでみてください。
