ニューバランスのスニーカーを履いていて、「靴紐が少し長い気がする」「交換したいけど何cmを選べばいいの?」と感じたことはありませんか?
実は、靴紐の長さはモデルや通し方によって微妙に違い、たった10cmの差でも見た目や履き心地が変わります。
この記事では、モデル別の目安から選び方のコツまで、靴紐の“最適な長さ”を徹底解説します。
ニューバランスの靴紐の長さが重要な理由
靴紐の長さは単なる装飾ではなく、フィット感を左右する大切な要素です。
長すぎればだらしなく見え、短すぎればしっかり結べず足が安定しません。
特にニューバランスのように機能性重視のスニーカーでは、適切な長さを選ぶことでデザインのバランスと履き心地の両方を保てます。
また、モデルごとにアイレット(通し穴)の数や位置が異なるため、「同じ120cmでもピッタリのモデルと余るモデルがある」ということも珍しくありません。
つまり、“靴紐の長さ”は見た目と機能の両方に関わる、意外と奥深いテーマなんです。
靴紐の長さを決める3つの基本
1. アイレット(通し穴)の数を数える
まずは、靴の両サイドにあるアイレットをチェック。
一般的に片足6〜7穴で、穴が多いほど長い紐が必要になります。
例えば6穴なら110〜120cm、7穴なら130〜150cm程度が目安です。
2. 実際の靴紐を測る
現在使っている靴紐を外し、端から端までをメジャーで測るのも確実な方法。
これなら自分の結び方・通し方に合わせた“ちょうど良い長さ”がわかります。
特に同じモデルを買い替える場合、この測定が一番失敗しません。
3. 結び方・通し方を考慮する
ヒールロック(かかとをしっかり固定する通し方)や装飾的に緩く通すスタイルなど、結び方によって必要な長さが変わります。
しっかりフィットさせたいなら少し長め、スッキリ見せたいなら短めが基本です。
定番モデル別・靴紐の長さ目安
ニューバランスの靴紐は、モデルごとにアイレット数や形状が異なります。代表的なモデルで見ていきましょう。
● ニューバランス 574シリーズ
ローカット定番の574は6穴仕様。付属している紐の長さはおよそ120cm前後です。
甲の高さが普通〜やや低めの人は110〜120cmでちょうど良い長さ。
少し余裕を持たせたい場合や、ヒールロックを使う人は130cmもおすすめです。
● ニューバランス 996シリーズ
574よりもシャープなシルエットの996は、紐がやや長めに設定されていることが多いです。
一般的に120〜130cmが目安。フィット感重視なら120cm、ゆるめに通すなら130cmがバランス良く見えます。
● ニューバランス 990・ニューバランス 993・ニューバランス 2002Rなど上位モデル
上位モデルはアイレット数が多く、素材も厚め。
993や2002Rなどは7穴構造のため、130〜150cmが目安です。
特にヒールロックを使う場合は140cm前後あると安心です。
● ニューバランス 9060やニューバランス X-RACERなどファッション寄りのモデル
トレンドモデルはデザイン重視のため、標準の長さがモデルによって異なります。
多くは6〜7穴で、120〜140cm程度が多いですが、実際に通してみて結び目のバランスを確認するのがベストです。
長さを変えると見た目も変わる
靴紐の長さを少し変えるだけで、印象が大きく変わります。
・短めにすると:足元がシャープに見え、スッキリした印象に。
・長めにすると:リラックス感が出て、ストリートやカジュアルに合う。
特に白やグレーのモデルに対して、黒やベージュの紐を組み合わせるだけでも印象がガラッと変わります。
長さ選びと色選びは、スニーカーの“雰囲気づくり”にも欠かせないポイントです。
交換用靴紐を選ぶときの注意点
1. 長さだけでなく「幅」も確認する
ニューバランス純正の靴紐は、幅が約8mmの平紐が多いです。
幅が太すぎるとアイレットを通しにくく、細すぎると結び目が緩みやすくなります。
純正と同じくらいの太さを選ぶと、見た目とフィット感が安定します。
2. 素材によって伸び具合が違う
コットンは柔らかく結びやすい一方で、伸びやすく結び目がゆるむこともあります。
ナイロンやポリエステルは伸びが少なく、長持ちするのが特徴。
使用目的(ウォーキング/カジュアル/通勤など)に合わせて選びましょう。
3. 純正以外でも問題なし
純正品にこだわらなくてもOKです。
長さと幅が合っていれば、互換性のある靴紐で十分使えます。
むしろカラー展開が豊富な互換紐を選べば、ファッションとして楽しめます。
自分に合う長さを見つける簡単ステップ
靴紐の長さ選びで迷ったときは、次のステップを試してみてください。
- 片足のアイレット数を確認する(6穴なら120cm、7穴なら140cmを目安)
- 今使っている靴紐の長さを測る
- フィット感を重視するなら−5〜−10cm、余裕を持たせるなら+10cm
- 試し結びをして、余り具合や結び目の位置をチェック
- 見た目のバランスが取れていれば、それが“最適な長さ”です
たったこれだけで、靴紐交換の失敗がぐっと減ります。
よくある失敗とその対策
● 紐が長すぎる
結び目が大きくなり、見た目がだらしなくなることがあります。
解決策として、余った部分を内側にしまうか、短めの靴紐に交換するのがおすすめです。
● 紐が短すぎる
最後の穴まで通せず、履き心地が悪くなることも。
特にヒールロックを使う人は、10cm程度長い紐を選ぶと安心です。
● 幅が合わない
平紐から丸紐に変えると、見た目も締まり具合も大きく変わります。
幅が広いと通しにくくなるため、純正の太さを基準に選びましょう。
靴紐交換で楽しむ「ニューバランスの新しい表情」
靴紐を変えるだけで、ニューバランスの印象は驚くほど変わります。
例えば、同じ574でも白紐ならクリーンでクラシック、黒紐ならモードで引き締まった印象に。
カラフルな紐を選べば、遊び心のある足元を演出できます。
また、長めの紐を使ってゆるく通すと、ストリートスタイルにマッチ。
短めでピタッと結ぶと、スポーティーでスマートに見えます。
靴紐は“機能パーツ”でありながら、“ファッションの一部”でもあるのです。
ニューバランスの靴紐の長さは何cmが最適?まとめ
最後にもう一度、長さの目安を整理します。
- ニューバランス 574や500〜900番台などのローカットモデル:110〜120cm
- ニューバランス 996やニューバランス 2002Rなど中〜上位モデル:120〜140cm
- ニューバランス 993やニューバランス 990など7穴以上のモデル:130〜150cm
靴紐は消耗品ですが、交換することで靴全体の印象をリフレッシュできます。
せっかくのニューバランスをより快適に、より自分らしく履くために。
次に紐を替えるときは、ぜひ“長さ”にも注目してみてください。


