ニューバランスのスニーカーを長く履いていると、気づかないうちに靴紐が汚れたり、少し伸びてしまうことがありますよね。でも実は、それは“おしゃれに変えるチャンス”でもあります。靴紐を変えるだけで、同じスニーカーがまるで新品のように生まれ変わる。この記事では、ニューバランスの靴紐をおしゃれに変える方法やおすすめカラー、そして失敗しない交換手順をわかりやすく紹介します。
靴紐を変えるだけで印象が変わる理由
スニーカーの印象は、意外にも靴紐で大きく左右されます。靴本体のデザインは同じでも、紐の色や素材が変わるだけで「カジュアル」「上品」「スポーティ」など、まったく違う雰囲気を出すことができるのです。
特にニューバランスは、モデルごとにアッパーの素材やカラーが多彩。だからこそ、靴紐を変えるだけでも印象の変化が出やすいブランドといえます。
たとえば、ホワイト系のモデルにブラックの紐を合わせればモードな印象に。逆に淡いグレーやベージュの紐を合わせれば、柔らかく大人っぽい雰囲気に仕上がります。
また、靴紐を新しくすることで履き心地も改善されます。古い紐は伸びて締まりが悪くなっていることも多く、新しい紐に替えるだけでフィット感が増すケースもあります。
おしゃれに見せる靴紐カラーの選び方
靴紐を変えるとき、一番悩むのが「どんな色を選ぶか」。ここでは、ニューバランスに合わせやすい定番カラーと、印象をガラッと変えるアクセントカラーの選び方を紹介します。
定番で失敗しない無彩色系
- ホワイト:清潔感があり、爽やかさを演出。白やグレーのスニーカーに合わせるとナチュラルな印象に。
- ライトグレー/チャコール:どんなカラーにも馴染み、落ち着いた印象を出せます。大人のスニーカースタイルにおすすめ。
- ブラック:白やベージュのスニーカーに黒紐を合わせると、全体がキリッと引き締まります。
コーデの主役になるアクセントカラー
- レッド/イエロー/ブルー:足元をアクセントにしたい人に。モノトーンコーデの差し色としても効果的。
- パステルカラー:春夏コーデにぴったり。淡いトーンの靴紐を入れると軽やかで柔らかい雰囲気に。
- アシンメトリー(左右で違う色):ストリート系や個性的なファッションにおすすめ。遊び心がある足元になります。
素材と太さで印象を調整
靴紐の素材や太さでも印象は変わります。
- 平紐はスッキリとした見た目で、クラシックなモデルに最適。
- 丸紐はボリューム感が出やすく、ランニング系のモデルやアウトドアスタイルに合います。
- ワイド平紐を選べば、レトロな雰囲気が強まり存在感もアップ。
モデル別・おすすめ靴紐の長さ
ニューバランスはモデルによって靴紐の長さが異なります。以下は目安として覚えておくと便利です。
- 574・996などローカットモデル:約110〜120cm
- 990・993・2002Rなどボリュームのあるモデル:約120〜130cm
- トレイル系やブーツタイプ:約140cm以上
純正紐を使うのも安心ですが、市販のシューレースでも十分対応可能です。特に「平紐タイプ」で120cm前後の長さがあれば、多くのニューバランスに対応できます。迷ったら、元の紐を測って同じ長さを選びましょう。
靴紐の交換手順(初心者でも簡単)
靴紐を変えるのはとても簡単。以下の流れで進めれば、誰でもきれいに交換できます。
- 古い紐を外す
まず、今ついている紐を完全に外しましょう。紐を外すときに通し方を写真で撮っておくと、後で迷わずに済みます。 - 新しい紐を準備する
紐の長さと太さを確認。新しい紐を通す前に、軽く伸ばしておくと通しやすくなります。 - 基本の通し方(オーバーラップ)
下から順に「外→内→外→内」と交互に通す方法。見た目もきれいで、紐のねじれが少ないのが特徴です。 - フィット感を上げたい場合のヒールロック
最上部の穴を使い、紐をループ状にして通す「ヒールロック」もおすすめ。かかとのホールド感が高まり、靴擦れ防止にもなります。 - 結び方で印象を変える
リボン結びを少し大きめに残すと可愛らしく、短めにまとめるとスタイリッシュ。結び目を内側に隠すとスッキリとした印象に仕上がります。
紐を変えるときの注意点
靴紐を変えるときは、見た目だけでなく機能面にも注意しましょう。
- 長すぎるとだらしなく見える:歩行中に踏んでしまうと危険なので、長さをしっかり確認。
- 太さが合わないと通しづらい:穴が小さいモデルでは太めの紐が通らないこともあるため注意。
- 色のバランスに気をつける:靴本体と洋服の色との調和も大切。特に派手な色を選ぶ場合は、服全体のトーンを抑えるとまとまりやすいです。
- 左右で通し方が違うとフィット感に差が出る:必ず左右対称に通しましょう。
また、靴紐を変えるタイミングでスニーカー全体を軽くお手入れすると、さらにきれいな印象になります。汚れを落とし、ソールやインソールもチェックしておくと完璧です。
ニューバランスにおすすめの靴紐タイプ
実際に販売されているニューバランス純正の靴紐や、市販で人気のあるタイプを紹介します。
- ニューバランス シューレース LAM35776
ライトグレーやチャコールなど、定番カラーが揃う純正タイプ。115cm前後で多くのモデルに対応。 - ニューバランス シューレース 平紐 PJ870
ホワイト系モデルにおすすめ。シンプルで清潔感のある印象に。 - ニューバランス ファットシューレース(コットン製)
太めの紐で存在感を出したい人に。990系などレトロランニング系モデルと好相性。 - オーバルシューレース 120cmタイプ
丸みのある形状で足当たりが柔らかく、スポーティな印象を与えます。 - カラーバリエーション豊富な市販シューレース
レッドやブルーなどの差し色を取り入れたい人は、市販タイプを選ぶと選択肢が広がります。
純正紐は品質が安定していますが、カラーバリエーションで遊びたいなら市販タイプを取り入れるのもおすすめです。
靴紐で足元コーデをアップデート
靴紐を変えると、足元の印象だけでなくコーデ全体の雰囲気まで変わります。いくつかのスタイリング例を紹介します。
- 白スニーカー × 黒紐:足元が引き締まり、クールなモノトーンコーデに。
- グレー系スニーカー × ベージュ紐:ナチュラルで上品な印象。オフィスカジュアルにも。
- ブラックモデル × イエロー紐:差し色効果でストリート感アップ。
- パステルスニーカー × 同系色紐:統一感が出て柔らかくまとまる。
- 左右で色を変える:個性的で目を引く足元に。ファッションのアクセントとして人気です。
靴紐は、単なる消耗品ではなく“コーディネートを完成させる小物”。季節や気分に合わせて変えることで、同じスニーカーでも新鮮に楽しめます。
失敗しない靴紐交換のコツ
おしゃれに靴紐を変えるコツは、「無理に目立たせないこと」。全体のコーディネートの中で自然に溶け込むカラーを選ぶのがポイントです。
また、紐の通し方や締め具合を少し変えるだけでも履き心地が変わるので、自分にとってちょうど良いフィット感を探しましょう。
そして一度替えたら、そのままにせず定期的にチェックを。汚れやほつれが出てきたら交換時期のサインです。
まとめ:ニューバランスの靴紐を変えておしゃれに楽しもう
ニューバランスの靴紐をおしゃれに変える方法は、とてもシンプルです。
靴紐の色・素材・太さを少し変えるだけで、足元の印象が驚くほど変わります。
お気に入りのモデル(574・996・990・2002Rなど)に合わせて、自分らしいカラーを選んでみましょう。
新しい靴紐に交換することで、気分もリフレッシュ。コーデ全体も引き締まり、スニーカーライフがもっと楽しくなるはずです。
次のお出かけの前に、ぜひあなたのニューバランスの靴紐を見直してみてください。
小さな変化が、大きなおしゃれにつながります。


