スニーカー好きの間で長年愛されている「ニューバランス」。その人気は一般ユーザーだけにとどまらず、多くの芸能人やモデル、アーティストたちも日常的に取り入れています。
なぜ彼らは数あるブランドの中からニューバランスを選ぶのか。そして、どのモデルをどんなスタイルで履いているのか。今回は、芸能人の愛用例や着こなしのポイントを通して、ニューバランスの魅力を深掘りしていきます。
ニューバランスが芸能人に愛される理由
まず押さえておきたいのは、ニューバランスが「履き心地とファッション性を両立したブランド」だということ。
1906年、アメリカ・ボストンで誕生したニューバランスは、もともと整形靴や補正靴を作っていたメーカー。足へのフィット感やバランスを重視する姿勢は、創業当初から今も変わっていません。
芸能人が日々の撮影や移動、ライブなどで長時間立ちっぱなしでも疲れにくいのは、この設計思想が理由のひとつ。
さらに、ファッションブランドやデザイナーとのコラボレーションも多く、見た目にもトレンド感がある。つまり、機能性とスタイルの両面から信頼されているのです。
長瀬智也が選んだ「大人のネイビー」スタイル
元TOKIOの長瀬智也さんが愛用しているのは、ニューバランス「N1400」のネイビーカラー。
落ち着いたトーンながら、どこか存在感を感じさせるのが特徴です。
バイクやアメカジスタイルを好む長瀬さんのファッションと相性抜群で、ネイビーのスニーカーがコーデ全体を引き締めています。
ポイントは「上品さ」と「無骨さ」のバランス。
ジャケットやデニム、ミリタリーアイテムなどにもマッチし、足元に大人の余裕を漂わせます。
彼のように“普段着にこだわりを感じさせる一足”として選ぶ人も多いでしょう。
King Gnu 井口理が履く「990v5」の品格
音楽活動で国内外を飛び回るKing Gnuの井口理さんが愛用しているのは、「990v5」のブラックモデル。
ニューバランスの中でもフラッグシップに位置づけられるこのモデルは、上質なスエード素材と高いクッション性を両立。
スタジオでもステージでも、足への負担を軽減しながらファッション性を保てるのが魅力です。
ブラックカラーは、どんな衣装にも溶け込む万能選手。
シックで大人っぽい印象を与えながら、しっかりと“こだわりのある足元”を演出します。
彼のように、モノトーンコーデの仕上げとして取り入れると、全体がスマートにまとまります。
女性芸能人に人気のニューバランス：川口春奈・紗栄子ほか
レディーススニーカーの定番としても、ニューバランスは絶大な人気を誇ります。
川口春奈さんや紗栄子さんなど、私服スナップやSNSでニューバランスを取り入れている女性芸能人は多数。
彼女たちの共通点は、「抜け感のある大人カジュアル」。
例えば、淡いベージュやグレーの「574」や「327」など、ややレトロなモデルをチョイスし、スカートやワンピースと合わせることで女性らしさをキープ。
“きれいめ×スニーカー”という一見アンバランスな組み合わせも、ニューバランスなら上品にまとまります。
また、ソールがやや厚めのモデルを選べば、スタイルアップ効果も期待できます。
芸能人のように「ラフだけど計算されたカジュアル」を目指すなら、色味と素材感のバランスを意識すると◎。
海外セレブも夢中！ティモシー・シャラメの「990v4」
ハリウッド俳優ティモシー・シャラメが愛用しているのは、「990v4」のグレー。
ニューバランスの象徴的なカラーともいえるグレーは、控えめながら高級感があり、街中でも自然と目を引きます。
Tシャツにデニム、ジャケットを羽織っただけのシンプルな装いでも、足元に上質な一足があるだけで全体が締まる。
ニューバランスは海外でも“セレブスニーカー”として認知されており、ティモシーをはじめ、モデルやアーティストの愛用率も高い。
彼らのスタイルを真似るなら、「クリーンでミニマル」なコーデを意識するのがポイントです。
芸能人に学ぶニューバランスの選び方
1. シーンに合わせたモデル選び
芸能人の着用例を見ると、目的や場面によってモデルを使い分けていることが分かります。
- 移動やオフの日：990v5シリーズや574など、履き心地重視で万能なモデル
- 撮影・ステージ衣装：黒系の990v5や2002Rなど、高級感あるデザイン
- トレンド重視：厚底で近未来的なデザインが人気の「9060」や「2002R」
「どこで履くか」を基準に選ぶと、自然と自分に合うモデルが見つかります。
2. カラーは“なじませる”か“主張する”か
ネイビー・グレー・ブラックなどはどんな服にも合わせやすく、失敗しにくい定番。
一方で、ベージュやミント、ホワイトなどの淡色は春夏の軽やかコーデにぴったりです。
芸能人のように全体のトーンを揃えると、足元だけ浮かず、洗練された印象になります。
3. 履き心地を最優先に
デザインも大切ですが、ニューバランスの真価はやはり“歩きやすさ”。
撮影現場や長時間のライブにも耐えられるほどのクッション性と安定感は、誰が履いても実感できるレベルです。
芸能人たちが自然と選ぶのは、見た目だけでなく「履いてラク」だからこそ。
着こなしのコツ：芸能人スタイルを自分らしく再現する
ニューバランスを取り入れるときは、芸能人の着こなしをそのまま真似るよりも「自分らしく落とし込む」ことが大切です。
- メンズの場合：細身のパンツにジャケット、もしくはスウェットと合わせて抜け感を演出。
- レディースの場合：ロングスカートやワンピースに合わせて、カジュアルダウンしながらも女性らしさをキープ。
- ストリート派：ワイドパンツやカーゴパンツと相性抜群。厚底モデルを選ぶとより今っぽく仕上がります。
ポイントは、服のボリュームとスニーカーのバランス。
足元が重く見えすぎないよう、トップスに明るい色を持ってくるのもおすすめです。
芸能人が教えてくれる“ニューバランスの魅力”
こうして見てみると、ニューバランスを愛用する芸能人たちは、単に流行だから履いているのではありません。
機能性に裏打ちされた快適さ、どんな服にもなじむ汎用性、そしてブランドとしての確かな信頼感。
これらすべてが、彼らのライフスタイルに自然と溶け込んでいるのです。
また、ニューバランスのラインナップは幅広く、同じブランド内でもモデルごとに印象が大きく異なります。
クラシックな「574」、フラッグシップの「990v5」、近未来的な「9060」など、自分の個性やシーンに合わせて選べる自由度も人気の理由です。
ニューバランスを愛用する芸能人から学ぶ、自分らしい一足の見つけ方
最後に改めて、芸能人たちの履きこなしから学べるのは「誰でも自分に似合うニューバランスが見つかる」ということ。
仕事にも休日にも使える万能さ、ファッションとしての格好よさ、そして何より履き心地の良さ。
どの要素を重視するかで、選ぶモデルは変わってきます。
街を歩くとき、カフェでくつろぐとき、撮影に臨むとき。
彼らがどんな場面でも自然にニューバランスを履いているように、あなたの毎日にもぴったり寄り添う一足がきっとあるはずです。
そして次にスニーカーを選ぶとき、もし迷ったら思い出してみてください。
芸能人たちが信頼する“あの履き心地”を、あなたも体感してみませんか。
