「ニューバランス996の緑モデルが気になる」「定番だけど、ちょっと人と違うカラーを履きたい」。そんな方にぴったりなのが、今じわじわ人気を集めている“グリーン系の996”です。この記事では、996シリーズの魅力をおさらいしながら、緑モデルならではの特徴やおすすめの選び方、コーディネートのコツまで、じっくり解説していきます。
ニューバランス996とは?長年愛され続ける理由
ニューバランス996は、1988年に登場した900番台シリーズの名作。もともとはランニングシューズとして開発されたモデルですが、その履き心地の良さとクラシックなデザインから、今ではファッションスニーカーの定番として定着しています。
特徴は、クッション性と安定性を両立した「C-CAP」や「ENCAP」などのソール構造。長時間歩いても疲れにくく、足にしっかりフィットしてくれる感覚があります。加えて、スエード×メッシュの上品な質感や、程よいボリューム感のNロゴも人気の理由。カジュアルにもきれいめにも馴染み、どんな世代にも愛されてきました。
996シリーズには、アメリカ製の「Made in USA」モデル、イギリス製の「Made in UK」モデル、そしてアジア生産の定番ラインがあり、それぞれ微妙にデザインや履き心地が異なります。どれも高品質ですが、素材や色のトーンに個性があり、コレクター心をくすぐる存在です。
緑(グリーン)モデルが人気急上昇中の理由
近年、996のカラーバリエーションの中でも注目を集めているのが“緑モデル”。定番のグレーやネイビーに比べてやや個性的ながら、実は非常にコーディネートしやすいカラーです。
緑のスニーカーは、黒や白ほど主張しすぎず、それでいて程よく差をつけられる絶妙な立ち位置。落ち着いた印象のオリーブグリーンやモスグリーンなら、ビジネスカジュアルにもなじみますし、ライムグリーンのような明るめの色味なら、春夏の軽快なスタイルにマッチします。
特に人気なのが「CM996 RY2(Dark Green/Silver)」や「CM996 RS2(Olive/Grey/White)」など。スエード素材の深みのある緑色が上品で、履くだけで大人の足元を演出できます。また、「ピスタチオ」「フォレストグリーン」など、ニュアンスカラーも多数展開されており、ファッションの幅が広がるのも魅力です。
履き心地と機能性 ― 定番996の実力
996は「見た目が良いだけのスニーカー」ではありません。機能面でも非常に優秀です。
ソールにはクッション性の高い「C-CAP」と、安定感を生む「ENCAP」構造を採用。これにより、足裏全体で衝撃を吸収しながら、歩行時のブレを抑えてくれます。軽量で柔軟性もあり、街歩きや通勤、旅行にもぴったりです。
さらに、アッパー素材にスエードやメッシュを組み合わせることで、通気性と高級感を両立。履き込むほどに足に馴染み、長時間履いても快適さを維持してくれます。
「996は本当に疲れにくい」「デザインも履き心地も最高」といったレビューも多く、リピーターが多いのも納得です。
緑モデルもこの機能性をそのまま受け継いでおり、カラーだけでなく“履き心地”でも選ばれる存在となっています。
緑の996を選ぶときに注目したいポイント
緑モデルを選ぶ際は、色味・素材・サイズ感の3点に注目しましょう。
まず色味。グリーンといっても、トーンによって印象が大きく変わります。
・オリーブやモスグリーン → 落ち着いた大人っぽさ
・ライムグリーンやピスタチオ → 軽快で爽やかな印象
・ダークグリーン → 高級感があり上品
スエード素材のモデルは発色がやや柔らかく、上品に見える傾向があります。一方、ナイロンメッシュ系はスポーティで軽快。好みやコーディネートに合わせて選ぶと良いでしょう。
次にサイズ感。996はやや細めの作りといわれています。普段よりハーフサイズ上げるとちょうど良いという声も多く、特に幅広の方は「2E」や「4E」などワイドモデルをチェックしてみてください。
最後に生産国。Made in USAやMade in UKのモデルは価格が高めですが、レザーや縫製の質が非常に高く、所有欲を満たしてくれます。日常使いにはアジア製モデルでも十分満足できるでしょう。
緑の996をおしゃれに履きこなすコツ
せっかくおしゃれな緑モデルを選ぶなら、コーディネートでもその魅力を活かしたいところです。
1. ベーシックカラーと合わせて“足元だけ差をつける”
白Tやグレーのスウェット、ベージュのチノパンなど、シンプルな服装にグリーンの996を合わせると、ほどよいアクセントになります。落ち着いたコーデでも“こなれ感”が出るのがポイント。
2. 同系色コーデで統一感を出す
カーキのパンツやモスグリーンのアウターなど、同系色でまとめると自然で上品な印象に。全身をアースカラーで統一し、足元の996で引き締めるとバランスが良くなります。
3. 季節感を意識する
春夏はライムグリーンなど明るめのカラー、秋冬はオリーブやフォレストグリーンなど深みのある色を選ぶと、季節にマッチします。素材もスエードやレザーなど、季節感に合わせて選ぶのがおすすめです。
メンテナンスで長く美しく履くために
スエードやヌバック素材の緑モデルは、メンテナンスが大切です。防水スプレーを履く前に一度吹きかけておくと、雨や汚れから守ってくれます。
使用後はブラシでホコリを落とし、スエード用のクリーナーで汚れをケアしましょう。直射日光や湿気を避けて保管すれば、色褪せを防げます。
また、明るいグリーンは色移りが起きることもあるので、白ソックスや淡色パンツを履くときは注意しましょう。
購入時にチェックしておきたいこと
996の緑モデルは、シーズンごとにカラー展開が変わることがあります。気に入った色味を見つけたら、早めにチェックするのがおすすめ。国内販売では在庫が限られることも多く、人気サイズはすぐ完売します。
購入前には、公式オンラインストアや大手通販サイトで型番(例:CM996 RY2、CM996 RS2など)を確認しておくと安心です。価格や仕様が似ていても、生産国や素材が違うことがあるので、レビューを参考に比較しましょう。
ニューバランス996の緑モデルで“定番にひとひねり”を
ニューバランス996の緑モデルは、定番モデルの安心感に“ちょっとした個性”を加えられる一足です。
シンプルなデザインなのに存在感があり、履き心地も抜群。上品さと遊び心を兼ね備えた万能スニーカーとして、日常のコーディネートを格上げしてくれます。
「定番のグレーはもう持っている」「他の人とかぶらないカラーが欲しい」という方には、まさに最適な選択。グリーンは季節や服装を問わず使える万能カラーです。
足元から印象を変えたい、そんなときこそ“ニューバランス996”を選んでみてください。履くたびに、新しいスタイルの楽しさが見つかるはずです。


