白スニーカーの代表格といえば、やっぱり「ニューバランス」。その中でもメンズファッションにおいて白のニューバランスを取り入れることで、全体の印象がグッと洗練され、大人っぽさと軽やかさを両立できます。この記事では、白のニューバランスメンズスニーカーを軸に、上品で抜け感のあるコーデ術を詳しく紹介していきます。
白のニューバランスが人気の理由
ニューバランスと聞くと「履きやすい」「歩きやすい」といった機能面が思い浮かぶ方も多いでしょう。でも最近の注目ポイントはそれだけではありません。ファッション性の高さも群を抜いています。
白スニーカーには、クリーンで清潔感のある印象を与える力があります。特にニューバランスの白スニーカーは、程よくレトロでありながらもモダン。スポーティすぎず、上品な雰囲気にまとまるのが魅力です。
しかも、白はどんな色のパンツやトップスにも合わせやすい万能カラー。デニム、チノ、スラックス、カーゴパンツ…どんなボトムスでも自然に馴染み、コーデ全体を引き締めてくれます。つまり「大人が無理せずおしゃれに見せられる一足」なんです。
大人カジュアルに合う白のニューバランスの選び方
白のニューバランスといっても、モデルによって印象が大きく変わります。選ぶ際のポイントを押さえておくと、コーデの完成度が一段と上がります。
- 色味の違いに注目する
真っ白・オフホワイト・グレーがかった白など、モデルごとに微妙なトーンの差があります。クリーンな印象を狙うなら真っ白、落ち着いた雰囲気にしたいならオフホワイト系が◎。 - 素材で印象をコントロール
スムースレザーならきれいめに、スエードやメッシュなら程よくカジュアルに見せられます。普段のスタイルに合わせて素材を選ぶのもポイントです。 - フォルムの違いを知る
厚底タイプはトレンド感があり、ボリュームのあるパンツとの相性が抜群。逆にローカットでスリムなモデルなら、スラックスや細身パンツと好バランスになります。
定番なら「CM996」や「574」シリーズが人気。よりモダンな印象を狙うなら「9060」や「530」もおすすめです。
白スニーカーでつくる大人のカジュアルコーデ
では、白のニューバランスを実際にどう着こなすか。ここではシーン別にわかりやすく紹介します。
1. 休日カジュアルには抜け感を
休日のリラックススタイルには、白スニーカーの軽やかさがぴったり。たとえばグレーのスウェットパンツやネイビーのカーゴに白のニューバランスを合わせるだけで、清潔感が一気にアップします。
トップスは無地のTシャツやパーカーでシンプルにまとめ、時計やキャップでアクセントを加えると大人っぽく仕上がります。全体が重くなりがちな秋冬も、白スニーカーを挿すだけで軽快さを演出できます。
2. オフィスカジュアルにも対応可能
最近では、白のニューバランスをオフィスカジュアルに取り入れる人も増えています。ジャケット×スラックスに白スニーカーを合わせれば、かっちりしすぎず柔らかい印象に。
CM996や237など、シンプルでボリュームを抑えたモデルを選ぶと好バランスです。
パンツの裾は軽くくるぶしが見えるくらいの丈にするのがポイント。足元に抜け感を作ることで、全体の印象がすっきりまとまります。
3. デニムコーデで王道に
デニム×白スニーカーは定番中の定番。特にニューバランスならカジュアルになりすぎず、上品さを保てます。インディゴブルーのデニムに白NBを合わせるだけで、簡単にこなれ感が出るのが魅力です。
トップスは無地シャツやニットなど、少しきれいめなアイテムを組み合わせると、バランスの良い“大人のカジュアル”が完成します。
季節別のおすすめスタイリング
白スニーカーは一年を通して活躍する万能アイテム。季節ごとに少しずつアレンジを加えると、飽きずに楽しめます。
- 春:薄手のシャツやライトブルーのデニムに白スニーカーを合わせ、軽快な印象に。白×ブルーの組み合わせは爽やかさNo.1。
- 夏:ショーツや半袖Tシャツに合わせて、足元で清潔感を演出。ベージュやグレーのショーツなら白がより映えます。
- 秋:ブラウン系パンツやカーキのアウターに白スニーカーを合わせて抜け感をプラス。ダークトーンの季節にこそ白が効果的。
- 冬:ネイビーやチャコールのコートスタイルに白スニーカーを合わせ、重さを軽減。ニット帽やマフラーとトーンを合わせると統一感が出ます。
白スニーカーをきれいに保つお手入れ術
せっかくの白スニーカーも、汚れていては台無しです。大人カジュアルを格上げするなら「清潔感」は欠かせません。
白のニューバランスを長持ちさせるための簡単ケアを紹介します。
- 履く前に防水スプレーをかける:雨や汚れを防ぐ基本中の基本。特にスエード素材は必須です。
- 使用後はブラッシング:ホコリや砂を軽く落とすだけでも、見た目の清潔感が全然違います。
- ソール部分の汚れはメラミンスポンジで:白ソールの黒ずみは早めに落とすのがコツ。
- 洗濯はNG、部分洗いで対応:丸洗いすると形崩れの原因になるため、汚れ部分だけを専用クリーナーでケアしましょう。
「履く→ケア→保管」のサイクルを守るだけで、白のニューバランスは何年も美しく使えます。
白のニューバランスに合わせたいパンツ&トップス
白スニーカーを主役にするなら、合わせる服の“引き算”も大事。特にパンツ選びで印象が大きく変わります。
- スラックス:細めのスラックス+白NBは最強のきれいめカジュアル。ジャケットにも合います。
- チノパン:ベージュやカーキ系のチノに合わせると、程よくナチュラルで上品。
- カーゴパンツ:無骨になりがちなカーゴも、白スニーカーで清潔感をプラス。
- デニム:濃淡どちらにも対応できる万能カラー。白がアクセントになります。
トップスは、白・ネイビー・グレーなどのベーシックカラーがベスト。シンプルにまとめることで、スニーカーの存在感を際立たせられます。
失敗しない白スニーカーコーデのコツ
白スニーカーは万能に見えて、意外とバランスを間違えやすいアイテム。ありがちな失敗例と、その回避法を紹介します。
- 全身白すぎてぼやける → パンツや小物にダークトーンを入れてコントラストを作る。
- パンツの裾がもたつく → くるぶし丈で軽やかに見せる。
- 汚れたまま履いてしまう → こまめにケアして「清潔感」をキープ。
- スポーティすぎるコーデ → スラックスやシャツで品をプラス。
この4点を意識するだけで、白スニーカーの印象は一気に変わります。
白のニューバランスで“大人カジュアル”を格上げしよう
白のニューバランスメンズスニーカーは、ただの靴ではなく「印象を整えるツール」です。
足元に清潔感と軽やかさを加えるだけで、どんなコーデも洗練され、品のある大人スタイルに変わります。
日常のカジュアルに上質さを足したい人。スーツやジャケットスタイルをほどよく崩したい人。どんなシーンにも対応できるのが白のニューバランスの強みです。
“履くだけでおしゃれに見える”のではなく、“きれいに履きこなすことでおしゃれになる”。
そんな一足を、あなたのワードローブにも加えてみてください。


