一日中立ちっぱなしの仕事や、満員電車での通勤。そんな日々の疲れを少しでも軽くしてくれる靴があったら嬉しいですよね。
「ニューバランス＝履き心地がいい」と言われる理由には、しっかりとした技術的な裏付けがあります。今回は、実際に“疲れにくい”と評価されるニューバランスのモデルや、その特徴を詳しく紹介します。
ニューバランスが「疲れにくい」と言われる理由
ニューバランスの靴が多くの人に支持される最大の理由は、「履いていてラク」「長時間でも疲れにくい」という体感です。
この心地よさを生み出しているのは、以下の3つの要素にあります。
クッション性に優れたミッドソール
地面からの衝撃を吸収するミッドソールには、ニューバランス独自の素材が使われています。
代表的なのが「Fresh Foam」シリーズ。やわらかさと反発性のバランスがよく、歩くたびに足裏に優しくフィットします。
さらに上位素材の「Fresh Foam X」は、より軽量で弾力性があり、長時間履いても底づき感がありません。
また「FuelCell」や「REVlite」といったクッション素材も人気で、ランニングだけでなくウォーキングや立ち仕事にも向いています。
安定感のある設計とワイズ展開
ニューバランスが他ブランドと違うのは、「足幅（ワイズ）」を細かく選べる点。
D、2E、4Eなど豊富な展開があり、自分の足にぴったり合うサイズを選べます。これにより足のぐらつきを防ぎ、長時間立っていても疲れにくくなるのです。
さらに、アーチサポートやヒールカップの設計がしっかりしており、足の倒れ込み（オーバープロネーション）を抑制。立ち姿勢を自然に支える構造も疲れにくさの理由です。
実使用レビューでも高評価
実際に着用しているユーザーからは、「クッションが効いていて足が軽い」「8時間立っても足が痛くならなかった」といった声が多く寄せられています。
特に「Fresh Foam X 1080 v13」や「MW880 v6」シリーズは、長時間勤務の販売員や看護師、通勤でよく歩く人たちからも人気が高いモデルです。
疲れにくい靴を選ぶポイント
ただ柔らかい靴を選べばいい、というわけではありません。
疲れにくさを求めるなら、以下のポイントを意識して選びましょう。
1. ミッドソールのクッション性能
最も重要なのは、衝撃吸収力と反発力のバランス。
柔らかすぎると安定感を失い、硬すぎると足裏が疲れやすくなります。
ニューバランスの「Fresh Foam」シリーズはその中間をとる設計で、歩行時の自然な推進力をサポートしてくれます。
2. 足幅とフィット感
靴が自分の足幅に合っていないと、足の指やかかとに無駄な力がかかります。
ニューバランスは、一般的なDサイズから幅広の4Eまで展開。自分の足に合ったサイズを選ぶことで、長時間履いても痛くなりにくくなります。
3. 安定性とアーチサポート
特に立ち仕事では、足のアーチをしっかり支える靴が必要です。
アーチサポートがあるモデルは、足裏の筋肉やふくらはぎの疲労を軽減します。
また、かかとが安定している構造の靴を選ぶことで、体全体のバランスが崩れにくくなります。
4. 軽さと通気性
通勤や仕事で長時間履くなら、靴の重さも大切。
軽量かつメッシュ素材のアッパーを採用したモデルなら、蒸れを防ぎながら快適さをキープできます。
通勤・立ち仕事におすすめのニューバランスモデル
ここからは、実際に「疲れにくい」と評価されている代表的なモデルを紹介します。
Fresh Foam X 1080 v13
ニューバランスを代表するクッションモデル。
「雲の上を歩くよう」と評されるほどの柔らかさと安定感が特徴です。
長時間の立ち仕事や通勤時にも足への負担を感じにくく、どんな路面でも自然な歩行ができます。
デザインもシンプルで、スーツ通勤にも合わせやすい点が魅力。
MW880 v6
ウォーキング専用設計の定番モデル。
程よいクッションと反発力があり、膝や腰への衝撃をやわらげます。
軽量で通気性が高く、通勤から休日の散歩まで幅広く使える万能モデルです。
幅広サイズ（4E）も展開されており、足がむくみやすい人にもおすすめ。
2002R
ランニング系のデザインながら、履き心地は非常にソフト。
アーチを支える「Stability Web」構造が安定感を高め、長時間立っても疲れにくいと高評価です。
ストリートファッションにも馴染むデザインで、仕事帰りの私服にも合わせやすい点も人気の理由。
1906R
2020年代に入り人気急上昇中のモデル。
クラシックな見た目ながら最新クッションを搭載し、履き心地は柔らかく安定。
一日中歩いても疲れにくいと評判で、旅行や外回りの多い仕事にも向いています。
9060
ボリュームのあるデザインながら、実際は驚くほど軽量。
厚めのソールが衝撃を吸収し、立ち仕事でも足裏の疲れを感じにくい構造です。
スタイリッシュで街歩きにも合わせやすく、ファッション性と機能性を両立しています。
シーン別・疲れにくさを引き出す履き方のコツ
せっかく良い靴を選んでも、履き方次第で疲れやすくなってしまうこともあります。
以下のポイントを意識して、靴の性能を最大限に活かしましょう。
通勤で使う場合
・靴ひもをしっかり締めて、足が中で動かないようにする。
・朝のむくみが少ない時間帯にフィッティングしておくと、一日中快適。
・スーツやビジネスカジュアルに合わせるなら、黒・グレー・ネイビーなど落ち着いたカラーを選ぶと◎。
立ち仕事で使う場合
・ソールの減りを定期的にチェック。滑りやすい靴底は余計な力が入る原因になります。
・交代の合間に軽くストレッチを行い、ふくらはぎや足裏の血流を保つと疲れが溜まりにくいです。
・仕事用と普段履きを分けると、クッションのへたりを防ぎ長持ちします。
ニューバランスの疲れにくい靴を選ぶときの注意点
「疲れにくい」と評判の靴でも、万人に完璧に合うわけではありません。
特に以下の点に注意して、自分に最適な一足を見つけましょう。
- サイズ選びは必ず試着して確認する。足長だけでなく足幅（ワイズ）もチェック。
- 柔らかすぎるクッションは人によっては安定感を欠く場合も。体重や歩き方に合わせて選ぶこと。
- 使用頻度が高い場合、ソールのへたりを感じたら早めに交換する。クッションが潰れたままだと疲れやすくなります。
また、靴選びと同じくらい重要なのが「歩き方」。
猫背や内股・外股の癖があると、どんな靴でも疲れやすくなってしまうため、姿勢を意識することも大切です。
ニューバランスの疲れにくい靴で、毎日をもっと快適に
ニューバランスの靴は、長時間立っていても足が重くなりにくく、クッションと安定性のバランスが抜群。
「Fresh Foam X 1080 v13」や「MW880 v6」、「2002R」といった人気モデルは、立ち仕事や通勤、散歩などあらゆるシーンで頼れる存在です。
自分の足幅や使う場面に合わせて選べば、靴が変わるだけで一日の疲れ方も大きく変わります。
疲れにくいニューバランスの一足で、通勤も仕事も、もっと軽やかに過ごしてみませんか？
