「ニューバランス 1080の靴、どのサイズを選べばいいの？」
こう思った経験、きっとありますよね。
実はニューバランス 1080の魅力は「サイズ展開の細かさ」にあるのですが、それゆえに選び方を間違えると「なんか合わない…」という結果になりがち。この記事では、あなたの足にぴったり合う一足を見つけるために必要な「正しい測定方法」と「サイズ選びのコツ」を、わかりやすく解説します。
ニューバランス 1080の靴選びは「測定」がすべての始まり
ニューバランス 1080の靴は、ただの“長さ”だけではなく“幅（ウイズ）”も基準にして作られています。
一般的なスニーカーは「25.0cm」などのサイズ表記のみで選ぶことが多いですが、ニューバランス 1080では「25.0cm D」や「25.0cm 2E」といったように、足の横幅に合わせて最適なモデルを選べるのが特徴です。
なぜ幅が大切かというと、足の形は人によって全く違うからです。
細長い足の人もいれば、甲高で幅広の人もいます。長さが合っていても、幅が合わなければ足が圧迫されたり、逆にブカブカしたりして疲れやすくなります。
つまり、「自分の足を正しく測る」ことこそが、ニューバランス 1080を履きこなす第一歩なのです。
自宅でできる！ニューバランス 1080流・正しい足の測定方法
店舗に行かなくても、簡単に足を測る方法があります。
用意するのは、A4の紙・ペン・定規・壁のある平らな床。たったこれだけです。
- 測る時間帯を選ぶ
朝よりも夕方〜夜がおすすめ。日中の活動で足が少しむくみ、実際のサイズに近くなります。 - 紙を床に敷く
壁に紙の端をぴったり合わせます。測るときは裸足または靴下を履いて、かかとを壁にぴったり付けて立ちます。 - 足の形をなぞる
ペンを垂直に持ち、つま先の一番長い部分と、親指の付け根・小指の付け根の位置を印をつけます。 - 長さと幅を測定する
かかとから一番長い指までの距離が「足長」。
親指の付け根から小指の付け根までの最も広い部分の横幅が「足囲（ウイズ）」です。 - 左右両方を測る
多くの人は左右の足で数ミリ〜数センチ違います。大きい方を基準に選ぶのが鉄則です。
この方法なら、自宅でも1分ほどで自分の足の長さと幅を正確に把握できます。
ニューバランス 1080のサイズ表記を理解しよう
測定した結果をどう活かせばいいのか。
ここで知っておきたいのが、ニューバランス 1080独自の「ウイズ（幅）」表記です。
男性向けの靴では、以下のような幅展開があります。
- B（Narrow）：細め
- D（Medium）：標準
- 2E（Wide）：やや広め
- 4E（Extra Wide）：幅広タイプ
女性向けの場合は少し違っていて、
- 2A（Narrow）：細め
- B（Medium）：標準
- D（Wide）：広め
- 2E（Extra Wide）：かなり広め
この幅展開が、ニューバランス 1080の最大の特徴です。
「同じ25.0cmでも、Dと2Eでは全く履き心地が違う」ということを覚えておきましょう。
店舗で受けられる3D計測サービスもおすすめ
「自分で測るのはちょっと不安…」という方には、ニューバランス 1080直営店で行っている3Dスキャン計測がおすすめです。
専用のスキャナーに足を乗せるだけで、長さ・幅・アーチ（土踏まずの高さ）・かかとの傾き・左右差などを立体的に解析。
1分ほどでデータが出て、スタッフがあなたにぴったりのサイズ・ウイズ・モデルを提案してくれます。
また、「ウィズサイジング・システム」と呼ばれる仕組みもあり、単に“サイズ合わせ”ではなく“足の形に合う靴選び”をサポートしてくれるのが特徴です。
ランニングシューズ、ウォーキング用、タウンユースなど、目的に合わせて最適な一足を選べるのがうれしいポイントですね。
サイズ選びで失敗しないための5つのコツ
ニューバランス 1080はサイズ展開が豊富だからこそ、ちょっとした判断ミスで履き心地が変わります。
ここではよくある失敗を避けるためのポイントを整理しておきましょう。
- サイズは「実寸＋0.5〜1.0cm」を目安に
足長24.0cmなら、靴は24.5〜25.0cmを試すのがベスト。つま先に少しゆとりがあるのが理想です。 - 幅の圧迫感をチェック
履いたときに足の側面が締め付けられるなら、幅が狭すぎます。逆に横に遊びが多いときは広すぎです。 - かかとのホールド感を確認
ニューバランス 1080はかかとの安定性を重視した作り。歩いたときにかかとが浮くならサイズが大きめです。 - ランニング用途なら少し余裕を
走るときは足が前に動くため、日常用よりも0.5cmほど余裕を持たせると快適です。 - 左右差を無視しない
片足だけ大きい人は珍しくありません。大きい方に合わせるか、インソールで微調整を。
この5つを意識するだけで、「買って失敗した…」という後悔がぐっと減ります。
自宅通販で買うときの注意点
最近はネット通販でニューバランス 1080を購入する人も増えています。
ただし、サイズが合わなかったときのために返品・交換ルールを必ずチェックしておきましょう。
ニューバランス 1080公式オンラインショップでは、未使用であれば無料返品できるケースが多いです。
また、Amazonなどでも出品者によっては「試着後のサイズ交換」に対応している場合があります。
さらに、レビュー欄には「このモデルはやや大きめ」「幅が狭め」などの情報も多いので、購入前に目を通しておくと安心です。
ただし、他人の足形は自分と違うので、あくまで参考程度にするのがポイントです。
ニューバランス FuelCellならではのサイズ感を知る
モデルごとにフィット感が微妙に異なるのもニューバランス FuelCellの奥深さ。
たとえば、ランニング系モデルの「ニューバランス 1080」や「ニューバランス FuelCell」シリーズはややフィット感がタイトめ。
一方で、ライフスタイル系の「ニューバランス 996」や「ニューバランス 574」は少し余裕を持った作りになっています。
また、「Made in U.S.A」や「Made in U.K」シリーズは生産国によってラスト（靴型）が異なるため、同じサイズでも履き心地が変わることがあります。
一度自分の足に合うモデルを見つけておくと、次に買うときも選びやすくなります。
「測る→履く→確かめる」を習慣に
足のサイズや形は、一生変わらないものではありません。
体重の増減、加齢、歩き方の癖などで、年々少しずつ変化します。
ニューバランス 1080では「年に1回の足の再測定」を推奨しています。
特にランナーや立ち仕事の方、女性では妊娠や出産を機にサイズが変わることもあります。
「最近、なんだか靴がきつい」「以前より疲れやすい」と感じたら、それはサイズ見直しのサイン。
定期的に足を測ることで、いつでもベストなフィット感を維持できます。
まとめ：ニューバランス 1080の測定を制する者が快適さを制す
自分の足を知り、正しく測り、適切なサイズを選ぶ。
たったそれだけで、歩きやすさも疲れにくさも劇的に変わります。
ニューバランス 1080の靴は、単なる「スニーカー」ではなく、足の個性に寄り添う“パートナー”のような存在です。
まずは一度、紙と定規を手に、自分の足と向き合ってみてください。
そして次に履くニューバランス 1080を、あなたの足に本当の意味で「ぴったり」な一足にしていきましょう。
