「最近みんな履いてるニューバランス、どれが流行りなの?」
そんな疑問を持つ人、きっと多いはずです。ここ数年、ニューバランスはファッションの主役として再評価され、街でもSNSでもよく見かける存在になりました。この記事では、2025年に注目されている最新モデルやトレンドの流れ、そしておしゃれに履きこなすコツを、わかりやすくまとめていきます。
どうして今、ニューバランスが流行っているのか
まず押さえておきたいのが「なぜ今、ニューバランスなのか」という背景。
かつてはランニングやウォーキング用の機能性シューズとして知られていたニューバランスですが、近年は“ファッションスニーカー”としての立ち位置を確立しました。
ポイントは3つあります。
- 2000年代のレトロランニングデザインの復活
2025年のファッションシーンでは「Y2K(2000年代初頭)テック」や「ボリュームソール」などがキーワード。New Balance 530のラインナップはこの流れにぴったりハマっています。 - Made in USA・Made in UKの品質とストーリー性
量産ではなくクラフトマンシップを重視したモデルが再評価されています。職人技が光る“ものづくり”の背景が、おしゃれ層の心を掴んでいます。 - ストリートからモードまで対応できる汎用性
グレーやホワイトなどの定番カラーから、メタリック・ブラウン・ミントグリーンといったトレンドカラーまで、コーデの幅を広げてくれるのも魅力。
つまり、ニューバランスの“流行り”は単なるブームではなく、「時代のムード」と「履きやすさ」が噛み合った結果なのです。
定番から最新まで!2025年の流行りモデル5選
New Balance 530|2000年代ランニングの再来
まず紹介したいのが「New Balance 530」。
1990〜2000年代のランニングシューズをベースにしたクラシックなデザインで、ここ数年で一気に人気が高まりました。メッシュ×合成皮革の軽やかな素材感と、ABZORBソールによるクッション性が特徴です。
カラー展開が豊富で、ホワイト・シルバー・ベージュなどの定番から、差し色系まで揃っているのも魅力。どんな服装にも馴染み、男女問わず取り入れやすいモデルです。
New Balance 9060|ボリューム感が今っぽいハイブリッドスニーカー
「New Balance 9060」は、トレンドのボリュームソール系を代表する1足。
90年代の名作「990シリーズ」と「860シリーズ」を掛け合わせ、ランニングの機能性とモードなルックスを両立しています。
存在感がありながら、ソールの反発力と安定性は抜群。ストリートにもカジュアルにも合わせやすく、オーバーサイズのパンツやスウェットとも好相性です。
New Balance 90/60|スマートさと存在感を両立
「New Balance 90/60」は、先ほどの9060より少しスリムで、より都会的な印象。
90年代と2000年代のデザインを融合したモデルで、ボリュームがありながら重たく見えないバランスが絶妙です。
ワイドパンツにもスキニーにも合わせやすく、カラーによって雰囲気を自在に変えられます。街中でも着用率が急上昇中の“おしゃれさん御用達”モデルです。
New Balance 992|ハイエンドラインの象徴
ニューバランスの上位モデルといえば「990番台」。
その中でも「New Balance 992」は特に人気が高く、ブランドを象徴する存在です。
上質なスエード素材、安定感あるミッドソール、そしてMade in USAの確かな品質。価格はやや高めですが、履き心地・デザイン・耐久性の三拍子が揃い、長く愛用できる1足です。
大人のファッションにも自然に溶け込む、クラシックとモダンの中間的存在と言えるでしょう。
New Balance 1300JP|5年に一度しか出ない幻の名作
最後に紹介するのは「New Balance 1300JP」。
5年に一度だけ復刻される特別モデルで、ニューバランスファンの間では“伝説の一足”と呼ばれています。
1985年に誕生した初代1300の魂を受け継ぎ、現代的な素材と製造技術で再現。限定数生産のため希少価値が高く、手に入れたくても入手困難なこともあります。
所有欲を満たす「逸品」として、スニーカーマニアから厚く支持されています。
流行を作る4つのキーワード
ここで、2025年のニューバランス人気を生み出している“4つのトレンドキーワード”を整理してみましょう。
- レトロランニング回帰
2000年代のランニングスタイルが再注目。New Balance 530やNew Balance 2002Rなど、当時の雰囲気を現代風にアレンジしたモデルが軒並みヒットしています。 - ハイブリッドデザイン
クラシックとハイテクを組み合わせたNew Balance 9060など、“懐かしいのに新しい”デザインが支持を集めています。 - 限定・コラボモデル
JJJJound、Miu Miu、Aimé Leon Doreなどとのコラボが次々と登場。ファッション業界との親和性が高く、“被らないスニーカー”を探す人に人気です。 - 素材とカラーの進化
スウェードやメッシュの異素材コンビに加え、グレー、ブラウン、メタリックなどの大人っぽい色味が流行。カジュアルでも上品に見える配色が鍵です。
おしゃれに履きこなすポイント
「流行りモデルを買ったけど、うまく合わせられない…」という声も少なくありません。
そんなときは、以下のポイントを意識してみましょう。
- シルエットのバランスを取る
ボリュームのあるNew Balance 9060やNew Balance 992は、ワイドパンツやスウェットで重心を下げると◎。逆に細身のパンツにはNew Balance 530のような軽快なモデルが合います。 - カラーリンクを意識
スニーカーとトップス・バッグなどの色をさりげなくリンクさせると統一感が出ます。グレーのスニーカーなら白Tやベージュのアウターと好相性。 - 幅(ウィズ)とサイズ選びは慎重に
ニューバランスは「D」「2E」「4E」など幅展開が豊富。足の形に合ったサイズを選ぶことで、履き心地もスタイルも格段にアップします。 - スニーカーを主役にしたコーデ
あえてシンプルな服装にして、足元で主張するのもおすすめ。特に限定カラーやコラボモデルは、1点投入で一気におしゃれ感が増します。
今後注目したいニューバランスの動き
流行は常に変化しますが、ニューバランスには「次に来る」と予想される新しい波も見えています。
- ミニマルデザインの回帰
ボリューム系のブームを経て、より軽快なシルエットへの回帰も進みつつあります。薄型のランニング系モデルが再び脚光を浴びる可能性も。 - 機能性×デザインの両立モデル
快適性や安定性を重視しながら、ファッション性を高めたモデルが増加中。New Balance 2002RやNew Balance FuelCellシリーズなどが好例です。 - 環境配慮・サステナブルラインの拡大
リサイクル素材や地産製造を取り入れた取り組みも注目されており、“履くことで社会貢献できるスニーカー”という新しい価値観が広がっています。 - 地域限定・別注カラーの増加
国内ショップ限定のリリースや、地域ごとに異なるデザイン展開も加速。ファッションとカルチャーの融合がさらに進むでしょう。
ニューバランスの流行りモデルを自分らしく楽しもう
ニューバランスの流行りは、“単なるスニーカーブーム”ではありません。
高品質なものづくり、レトロとモダンの融合、そしておしゃれを楽しむ余裕。
そうした価値が、今の時代にぴったりマッチしているのです。
2025年の今を象徴するモデルは、New Balance 530・New Balance 9060・New Balance 90/60・New Balance 992・New Balance 1300JP。
それぞれに背景と個性があり、自分のスタイルに合わせて選ぶ楽しさがあります。
「履き心地」と「見た目」を両立させたニューバランスで、あなたの毎日のファッションを少しだけアップデートしてみてはいかがでしょうか。
まとめ:ニューバランスの流行りは進化し続ける
最後にもう一度。
2025年のニューバランスは、レトロとハイテクの融合・限定モデルの熱・ボリュームシルエットの台頭など、これまで以上に多様な表情を見せています。
流行りを追うだけでなく、自分の足元から“らしさ”を表現できるのがニューバランスの魅力です。
お気に入りの一足を見つけて、これからのトレンドを自分のスタイルに取り入れていきましょう。


