お気に入りのニューバランス574、気づけばうっすら汚れや黄ばみが目立っていませんか?
特に白や淡いカラーのモデルは、履くたびに少しずつくすんでいくもの。でも「洗うのが面倒」「失敗して色落ちしたらどうしよう」と放置してしまう人も多いはず。
そこで今回は、家庭でも手軽に使える「ウタマロシリーズ」を使って、ニューバランス574のスニーカーを黄ばませずに清潔に保つ方法をわかりやすく紹介します。素材別の注意点から、実際の洗い方、乾かし方のコツまで丁寧に解説していきます。
ウタマロがニューバランス574洗いに向いている理由
ウタマロといえば、緑の固形石けんが有名ですよね。頑固な汚れに強く、白もの衣類を明るく仕上げることで人気のロングセラー洗剤です。
このウタマロシリーズ、実はスニーカー洗いにも非常に相性が良いのです。
まず特徴として、ウタマロ石けんには「蛍光増白剤」が含まれており、白や淡い色の布地をより白く見せる効果があります。そのため、白いスニーカーを洗うとくすみが取れて新品のような印象になります。
また、「ウタマロリキッド」は中性で蛍光剤が入っていないため、色柄物やデリケートな素材にも安心。部分的な汚れには「ウタマロクリーナー」のスプレータイプを使うのもおすすめです。
つまり、素材や汚れの程度に合わせて使い分けることで、ニューバランス574を安全かつ効果的に洗うことができるというわけです。
ニューバランス574の素材を見極めることが第一歩
ニューバランス574のスニーカーは、モデルごとに使われている素材が異なります。これを理解しておくことが、洗う前の重要なステップです。
- 布・キャンバス素材: ウタマロ石けんとの相性が抜群。しっかり洗えるうえ、乾きも早い。
- メッシュ素材:通気性が高く軽いが、繊細なためこすりすぎに注意。
- 人工皮革(合成レザー):軽く湿らせた布で拭く程度にとどめる。
- スエード・ヌバックなどの起毛革:水に弱いので、ウタマロは使用せず専用のクリーナーとブラシを使う。
たとえば、定番の「ニューバランス574」や「ニューバランス996」はメッシュ×スエードの組み合わせが多く、一部の素材にはウタマロが使えません。洗う前に素材表示をチェックして、適した部分だけを洗うようにしましょう。
ウタマロを使ったニューバランス574の正しい洗い方
ここからは、白やメッシュ系のニューバランス574を中心にした洗い方の流れを紹介します。準備から乾燥までの一連のステップを丁寧に行うことで、黄ばみや型崩れを防げます。
ステップ1:靴紐と中敷きを外す
まずは靴紐とインソールを取り外します。これらは別で洗うことで汚れをしっかり落とせるだけでなく、靴本体の乾燥も早くなります。
靴紐はウタマロ石けんを軽く塗り込み、手で揉み洗いするだけで十分。中敷きは軽くブラシでこすり、すすぎ残しがないように注意します。
ステップ2:汚れを軽く落とす
乾いた状態でブラシやタオルを使い、泥やホコリなどの表面の汚れをざっと落とします。
ここでいきなり水をかけると、泥が繊維の奥に入り込み落ちにくくなるため、必ず乾いた状態で行うのがポイントです。
ステップ3:つけ置きで汚れを浮かせる
ぬるま湯(30〜40℃程度)を張った桶にスニーカーを軽く浸し、汚れをふやかします。汚れがひどい場合は、洗剤を少し加えて30分〜1時間ほど置いてもOK。
つけ置きすることで、ブラッシング時に汚れが落ちやすくなります。
ステップ4:ウタマロ石けんでやさしく洗う
スニーカーを取り出したら、ウタマロ石けんを汚れ部分にこすりつけ、靴用ブラシでやさしく洗います。
特に布やメッシュ部分は、力を入れすぎず「かき出す」ようなイメージで。ソールやラバー部分の黒ずみは、やや強めにこすってOKです。
全体を洗ったら、泡がなくなるまでしっかりすすぎましょう。すすぎ残しは黄ばみや白い粉の原因になります。
ステップ5:水気を切って乾燥
洗い終えたら、水気を軽くきりましょう。洗濯機の脱水を短時間(1〜2分)だけ使うのも可ですが、型崩れが心配な場合はタオルで包んで軽く押すように水分を取ります。
その後、新聞紙やシューキーパーを入れて形を整え、風通しの良い日陰で自然乾燥します。直射日光は変色や縮みの原因になるため避けてください。
黄ばみを防ぐためのコツと注意点
せっかくきれいに洗っても、乾燥後に黄ばんでしまったら残念ですよね。
ここでは、黄ばみを防ぐためのちょっとしたコツを紹介します。
- すすぎは徹底的に:洗剤が残ると乾燥時に化学反応を起こして黄ばみの原因になります。
- 乾燥は日陰で:直射日光の紫外線で生地が変色しやすくなります。
- 洗う頻度を調整する:頻繁に丸洗いすると接着剤や素材が傷むため、月1回程度で十分。日常的にはブラッシングや濡れタオル拭きで軽い汚れを落とすのがおすすめ。
- 防水スプレーで汚れ予防:乾いたあとに布地用の防水スプレーを軽く吹きかけておくと、汚れや黄ばみを防ぎやすくなります。
特に白スニーカーの場合は、汚れたらすぐに対処するのが鉄則。放置時間が長いほど、汚れが繊維に染み込みやすくなります。
色物・スエード素材のニューバランス574を洗うときの注意
ウタマロ石けんは万能ではありません。白地・布地には効果抜群ですが、素材によっては逆効果になる場合もあります。
- 色柄スニーカー:蛍光増白剤入りのウタマロ石けんは色落ちや変色のリスクがあります。蛍光剤を含まない「ウタマロリキッド」を使いましょう。
- スエード素材:水に弱く、毛が寝たりカビの原因になります。スエード専用ブラシと防水スプレーでケアするのが正解。
- 人工皮革や本革:軽く湿らせた布で拭き取る程度にとどめ、水洗いは避ける。
洗う前に「目立たない場所で試す」だけでも失敗リスクを減らせます。素材を見極めて、適材適所のケアを心がけましょう。
ニューバランス574を長く愛用するためのケア習慣
洗うことだけがスニーカーケアではありません。日常的なメンテナンスを取り入れることで、ニューバランス574をより長持ちさせられます。
- 履いたあとは乾燥させる:湿気を残したまま下駄箱に入れると、臭いやカビの原因になります。
- ブラッシングでホコリを取る:外出後の軽いブラッシングで汚れを防ぐ。
- 防水スプレーを定期的に:月1回程度を目安に。汚れもつきにくくなります。
- シューキーパーを使う:型崩れ防止に効果的。
こうした「洗わないケア」を続けるだけでも、スニーカーの見た目や履き心地が変わります。お気に入りの一足を大切に扱う習慣をつけておきましょう。
よくある失敗とその対処法
最後に、スニーカー洗いでよくある失敗例を挙げておきます。
- こすりすぎて生地が毛羽立った
→ ブラシはやわらかめを使用し、優しく洗う。 - 黄ばみが出てしまった
→ すすぎ不足が原因のことが多い。再度ぬるま湯でしっかり洗い流す。 - スエードがカチカチになった
→ 水洗いNG素材。スエード専用クリーナーを使い、ブラッシングで整える。
洗うたびに慣れてくると、どのくらい力を入れればいいか・どの素材が弱いかが感覚的にわかってきます。失敗を恐れず、少しずつコツをつかんでいくのが一番の近道です。
ニューバランス574の洗い方をウタマロで覚えて、黄ばみ知らずの一足に
ニューバランス574は履き心地が良く、ついヘビロテしてしまうスニーカー。だからこそ、定期的なケアで清潔さと見た目をキープすることが大切です。
ウタマロを使えば、特別な道具や洗濯機を使わなくても、家で簡単にきれいにできます。
素材を見極め、やさしく洗い、丁寧に乾かす。この3ステップを守るだけで、黄ばみやくすみのない美しい一足を長く楽しめます。
お気に入りのニューバランス574を、今日からウタマロでリフレッシュしてみてください。
清潔な足元は、気分まで軽くしてくれます。


