作業現場でも“おしゃれに快適に動きたい”という声が高まるなか、注目を集めているのがニューバランスの安全靴。スニーカーで培った快適な履き心地と、しっかりした安全性能を兼ね備えたシリーズは、2025年も進化を続けています。今回は、Boa搭載モデルから定番の人気シリーズまで、ニューバランスの安全靴を一挙に紹介していきます。
ニューバランスが作る安全靴とは?
「ニューバランスが安全靴?」と驚く人もいるかもしれません。実は近年、ニューバランスはプロスニーカーや作業靴分野にも力を入れており、快適性・デザイン性・安全性を融合した独自のラインを展開しています。
ブランドが得意とする人間工学的なラスト設計(足型)をもとに、長時間の立ち作業や移動を快適にする工夫が詰まっています。
先芯入りの構造や耐滑・耐油ソール、Ortholiteインソールなど、現場で求められる安全性能はしっかり確保。それでいて、見た目は“スニーカーライク”。作業現場でも私服のように履けるというのが、ニューバランス安全靴の最大の魅力です。
安全靴の基本性能と選び方のポイント
安全靴を選ぶときにチェックしておきたいのが、まず「規格」と「保護性能」です。
ニューバランスの安全靴では多くが「JSAA A種」認定モデル。これは日本安全靴協会が定めた基準で、つま先の耐衝撃・耐圧迫性能や、かかとの衝撃吸収性能、底の耐油性などをクリアしていることを意味します。
さらに、快適性を左右するのが「フィット感」と「通気性」。ニューバランスは日本人の足型に合わせたワイドラスト(3E相当)を採用し、足幅が広い人にも対応。
Ortholiteインソールや通気メッシュ素材を組み合わせ、長時間の作業でも蒸れにくく疲れにくい構造を実現しています。
選ぶ際は、次のポイントを押さえると失敗がありません。
- 作業内容に合う先芯・ソール仕様を選ぶ(重作業はA種推奨)
- 屋内中心なら軽量・通気重視、屋外中心なら耐滑・防塵性重視
- 立ち仕事が多いなら衝撃吸収ミッドソールを
- 足首保護が必要な現場ではミッドカットモデルを
Boa搭載で話題!ニューバランス Boston BS-118シリーズ
2025年の注目株はなんといってもBoaフィットシステムを搭載したニューバランス Boston BS-118シリーズ。
Boaは、ダイヤルを回すだけでフィットを微調整できるシステムで、靴ひもを結ぶ手間がなく、手袋をしたままでも着脱が簡単。ニューバランス Boston BS-118の安全靴の中でも特に人気が高いモデルです。
特徴
- Boa®ダイヤルによる素早い着脱と細かなフィット調整
- JSAA A種認定・ガラス繊維入り樹脂先芯で軽量かつ安全
- EVAミッドソール+ラバーアウトソールで高いクッション性
- Ortholiteインソール搭載で長時間の着用でも快適
ローカットタイプで軽量に仕上がっているため、倉庫・物流・サービス業など、動き回る仕事にぴったり。
ブラックやホワイト、グレーなど、作業服にも合わせやすいカラー展開も魅力です。
定番の人気モデルニューバランス Portland PL-281シリーズ
ニューバランス Portland PL-281の“原点”ともいえるのがニューバランス Portland PL-281シリーズ。
ブランドらしい履き心地と安全性のバランスを重視した万能モデルで、どんな現場にもマッチします。
特徴
- JSAA A種認定
- 樹脂製先芯+軽量EVAミッドソール
- かかとの安定性を高めるTPUスタビライザー構造
- 片足約415g(26cm)という軽量設計
ネイビーやグレーなど落ち着いた色合いで、作業服にも自然に馴染むデザイン。
「とにかく履きやすい」「スニーカーみたいで疲れない」と口コミ評価も高く、初めての安全靴としても選びやすいシリーズです。
足首を守るミッドカットニューバランス Portsmouth PO-113
屋外作業や建設現場など、足首の保護が欠かせない人に人気なのがニューバランス Portsmouth PO-113。
ミッドカット構造により、砂や小石の侵入を防ぎつつ、足首をしっかりサポートします。
特徴
- JSAA A種認定・樹脂製先芯
- ベルクロ(マジックテープ)仕様で着脱が簡単
- 耐油・耐滑ラバーソール
- 足首保護+安定性重視設計
特に足場の悪い現場や、しゃがむ姿勢が多い作業に最適。マジックテープ式なので、時間をかけずに脱ぎ履きできるのもポイントです。
スニーカー感覚で履けるニューバランス New York NY-618シリーズ
安全靴とは思えないほどスマートなデザインで人気なのがニューバランス New York NY-618。
マジックテープで調整可能な軽量ローカットモデルで、室内作業や倉庫作業など軽作業向けとして選ばれています。
特徴
- JSAA A種認定
- ローカット・ベルクロ仕様
- 通気性の高いメッシュアッパー
- スポーティなデザインで普段使いも可能
軽量性・通気性・フィット性の3拍子が揃っており、「一日中履いても疲れにくい」と好評です。
2025年注目のトレンドと新要素
今年のニューバランス安全靴カタログを見渡すと、いくつかの新しい流れが見えてきます。
- Boa搭載モデルの拡大
ニューバランス Boston BS-118シリーズ以外にもBoa仕様の新作が登場予定。フィット感を重視する現場で人気が広がっています。 - 限定カラー・デザイン重視
ニューバランス Portland PL-281シリーズでは、限定カラー「ニューバランス Portland PL-382MF」「ニューバランス Portland PL-582MF」などが登場し、“作業靴でもおしゃれを楽しむ”動きが強まっています。 - 幅広・大型サイズ展開の充実
3E相当から30cm以上までの展開が進み、男女問わずフィットするサイズが選べるようになりました。 - 軽量化と快適性のさらなる向上
新素材ミッドソールやOrtholiteインソールを採用し、足への負担を軽減。スニーカーのような履き心地を実現しています。 - 反射素材・安全意識の強化
夜間作業向けに3Mリフレクターを搭載するモデルも登場し、「見える安全」を重視する傾向が続いています。
安全靴選びで気をつけたいポイント
どんなに性能が高くても、自分の足や用途に合わなければ意味がありません。
購入時に確認しておきたいのは次の点です。
- 型番違いに注意
同じシリーズでも、Boa仕様やマジック仕様など細部が異なる場合があります。型番で仕様を確認しましょう。 - サイズと足幅の確認
3E幅広でもブランドやモデルによってフィット感が変わるため、できれば試着または返品可能な販売店を選ぶのが安心。 - 作業環境に合ったソールを選ぶ
油・水が多い現場では耐滑・耐油仕様が必須。 - 価格と耐久性のバランス
1万円台後半のモデルが多いものの、履き心地や安全性能を考えればコスパは良好。長く履くほど価値を実感できます。
ニューバランス安全靴カタログ2025最新版!Boa搭載モデルから人気定番まで完全ガイドのまとめ
2025年のニューバランス安全靴は、「安全+快適+デザイン」の三拍子が揃った完成度の高いラインナップです。
Boaダイヤルで瞬時にフィットするニューバランス Boston BS-118、定番で信頼感のあるニューバランス Portland PL-281、足首を守るニューバランス Portsmouth PO-113、軽作業向けのニューバランス New York NY-618——どのモデルも用途や現場に合わせて選びやすく、作業効率と快適さを両立させています。
安全靴は単なる“作業用具”ではなく、自分の体を守る重要な装備。
だからこそ、履き心地やデザインにも妥協したくない。ニューバランスの安全靴は、そんな想いに応える一足です。
2025年の現場を支える一足を、ぜひこのカタログから見つけてみてください。


