雨の日って、どうしても気分が沈みがちですよね。出かけるのが億劫になったり、服が濡れて不快だったり。でも、そんなときこそ「ちゃんとしたレインウェア」があるだけで快適さはまったく違います。
今回は、数あるブランドの中でも機能性とデザイン性のバランスが絶妙な「ニューバランス(New Balance)」のレインウェアに注目。雨の日でも軽やかに動ける防水ジャケットの魅力と、選び方のポイントを詳しく紹介します。
雨の日を変える“レインウェア”の基本性能とは?
まずは、どんなレインウェアを選ぶにしても欠かせない「機能性」の基本を押さえておきましょう。
レインウェアの性能を語る上で最も重要なのが「防水性」と「透湿性」です。
防水性を表す指標が「耐水圧」。これは生地がどれだけの水圧に耐えられるかを示すもので、数値が高いほど水を通しにくくなります。小雨程度なら2,000mm、中雨~大雨なら10,000mm、嵐でも安心なのが20,000mm以上。この数値が高いと、雨だけでなく地面に座ったり、膝をついたりした際の水圧にも耐えられるんです。
一方、透湿性は「ムレにくさ」を示す数値。レインウェアは防水だけでは快適になりません。人は動くと汗をかくため、内部の湿気を逃がす“透湿性”が低いと蒸れてベタベタしてしまいます。
一般的に5,000g/㎡/24h以上あればムレにくく、10,000g以上なら長時間の使用でも快適。特にランニングやゴルフなど動きの多いシーンでは、この透湿性能が大切です。
さらに、「撥水性(表面で水滴を弾く力)」や「防風性」、「ストレッチ性」、「軽量性」も注目ポイント。これらがうまく組み合わさることで、雨の日でも動きやすく、快適に過ごせるレインウェアになります。
ニューバランスのレインウェアが選ばれる理由
ニューバランスと聞くとスニーカーのイメージが強いかもしれません。でも実は、ウェア分野でもかなり高い技術力を持っています。特にレインウェアは、スポーツブランドらしい動きやすさと、日常でも着られるデザイン性の高さが両立しているのが特徴です。
● 動きやすさを追求した設計
ニューバランスのレインウェアは、アスリートの動きをベースに開発されています。肩や肘の可動域を広げるカッティング、ストレッチ性のある素材、裾や袖口のアジャスターなど、細部まで快適性を意識した設計。
一般的なレインコートのようなゴワゴワ感がなく、スポーツ時でも街歩きでも自然に着られるのが魅力です。
● 高い防水・透湿性能
ゴルフ用の「ニューバランス ゴルフ レインウェア 上下セット」シリーズでは、耐水圧20,000mm以上・透湿性30,000g/m²・24hというハイスペックモデルも展開されています。これは本格的なアウトドアブランド並みの性能。
また、「Better Run Water Resistant Jacket」や「ウォータープルーフジャケット」など、防水・撥水性能を備えた軽量モデルも豊富です。軽い雨の日の通勤やランニングにもピッタリです。
● デザイン性とブランド感
ニューバランスらしいシンプルで洗練されたデザインも人気の理由。胸元のロゴやリフレクター(反射材)などがアクセントになり、雨の日でもスタイリッシュに決まります。
たとえば「New Balance FC東京 Black Out Premier Edition レインジャケット」は、3層構造の防水透湿素材を使用しながら、モノトーンで都会的な印象。街中でも違和感のない仕上がりです。
防水ジャケットを選ぶときのポイント
ニューバランスのような高機能レインウェアを選ぶ際には、次のポイントを意識すると失敗がありません。
1. 耐水圧と透湿性のバランスを確認
防水性が高いほど水には強くなりますが、透湿性が低いと蒸れやすくなります。通勤・通学なら耐水圧10,000mm前後で十分ですが、ゴルフやアウトドアなら20,000mm以上を目安に。
透湿性は5,000g以上を基準に、運動量が多いほど高い数値のものを選ぶと快適です。
2. シーム処理や止水ファスナーもチェック
どんなに生地が防水でも、縫い目やファスナーから水が入ってしまうことがあります。ニューバランスのジャケットには止水ファスナーやシームテープ加工が施されているモデルもあり、こうした細部の防水処理が実際の快適さを左右します。
3. 動きやすさとフィット感
雨の日は意外と動作が制限されます。傘を持つ、バッグを持つ、足元に気をつける…。そんなときにレインウェアが突っ張ったり重かったりするとストレスに。
ニューバランスのモデルはストレッチ素材を使っているものが多く、ランニングやゴルフなど体を動かすシーンでも快適です。
4. 携帯性と軽量性
突然の雨に備えるなら、持ち運びやすさも重要です。「Athletics ランパッカブルジャケット」などのように、小さく畳んでバッグに入れられるタイプはとても便利。旅行や通勤にも重宝します。
5. デザインと視認性
雨の日は暗く視界が悪くなりがち。リフレクター付きや明るめのカラーを選べば安全性もアップします。もちろん、ニューバランスの落ち着いた色味ならビジネスシーンでも自然に着こなせます。
シーン別おすすめモデル
ニューバランスのレインウェアは、シーンごとに適したモデルが異なります。ここでは代表的な例を紹介します。
● 通勤・通学・街歩き
軽い雨なら「Better Run Water Resistant Jacket」などの撥水ジャケットで十分。コンパクトで持ち歩きやすく、カジュアルな服装にもなじみます。
また、フード付きの「Athletics ランパッカブルジャケット」は、雨が降ったらさっと羽織れる便利さが魅力です。
● ゴルフやアウトドア
本格的な雨対策には「ニューバランス ゴルフ レインウェア 上下セット」がおすすめ。耐水圧20,000mm・透湿性30,000gと、激しい雨でも安心の性能。動きやすい立体裁断やストレッチ素材でスイング時の違和感もありません。
● スポーツ・ランニング
軽量かつ防風性も欲しい場合は「Better Run Water Resistant Jacket」や「Better Run ウォーターレジスタントジャケット」が最適。体温調整がしやすく、透湿性も確保されています。雨だけでなく、風や肌寒い季節のランニングにも使えます。
レインウェアを長持ちさせるためのケア方法
防水ジャケットは、適切にケアすれば長く快適に使えます。
使用後は水分をよく切り、風通しの良い場所で陰干し。直射日光は避けましょう。汚れがついた場合は、洗濯表示を確認してやさしく洗い、撥水効果が落ちてきたら防水スプレーでメンテナンスを。
これを続けるだけで、防水性能や透湿性の劣化を防ぎ、着心地が長持ちします。
雨の日も快適に過ごせるニューバランスのレインウェア
ニューバランスのレインウェアは、防水性と透湿性のバランス、動きやすさ、そしてデザイン性の高さが魅力。
通勤にもスポーツにも使える万能さがあり、雨の日の行動を制限しない“頼れる一着”です。
しっかりとした機能性を備えながら、街でも違和感のない洗練された見た目。これこそ、ニューバランスらしいバランス感覚です。
雨の日が少し楽しみになる。そんな気持ちをくれるのが、ニューバランスのレインウェアです。


