夏が近づいてくると、足元をどうするか悩みませんか。「サンダルが欲しいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない」という声を本当によく聞きます。スニーカーほど守備範囲が広くないぶん、いざ買おうとすると「あれ、これって何て名前のサンダルだっけ」となりがちですよね。
この記事では、サンダルの名称を一覧で整理しながら、2026年最新のトレンドや、失敗しない選び方までをまるっとお伝えします。読み終わるころには、自分にぴったりの一足がイメージできているはずです。
サンダルの名称と種類を一覧で整理|まずは基本を押さえよう
サンダルと一口に言っても、その種類は驚くほど豊富です。まずは代表的な名称と、それぞれの特徴をざっくり見ていきましょう。
スライドサンダル
甲の部分に一本または二本の太めのストラップがあり、足を滑り込ませるだけで履けるタイプ。脱ぎ履きがラクで、プールサイドやちょっとした外出に重宝します。アディダス アディレッタのようなスポーツブランドのモデルが定番です。
トングサンダル(ビーチサンダル)
親指と人差し指の間にストラップが挟まるタイプ。英語では「フリップフロップ」と呼ばれます。カジュアルな印象が強いですが、レザー製の上質なものなら大人の休日スタイルにも合わせられます。
スポーツサンダル
アウトドア用途で進化してきたカテゴリー。足全体をしっかりホールドするストラップと、グリップ力の高いソールが特徴です。近年はタウンユースとして履く人も増えています。代表的なのはTeva ハリケーンXLT3やSHAKA グレートジャーニーEXRあたり。歩きやすさとデザイン性を両立していて、旅行にもおすすめです。
グルカサンダル
甲の部分がV字にカットされ、ストラップが足首まで巻き上がるデザイン。もともとはインドやネパールのグルカ兵が履いていた靴が由来です。履き口が広く見えるので、足首をすっきり見せたい人に向いています。
ミュール
かかとを覆わず、つま先だけが覆われているタイプ。もしくは甲全体を覆い、かかとが出るタイプもミュールに分類されます。きれいめコーデに合わせやすく、オフィスカジュアルにも使いやすいのが魅力です。COS クリアミュールのようなスクエアトゥデザインは、今年らしい抜け感を演出してくれます。
エスパドリーユサンダル
ソール部分に麻素材を使ったサンダル。もともとはスペインやフランスの伝統的な履物で、軽くて通気性が抜群です。アンクルストラップで足首を留めるデザインが多く、歩いていて脱げにくいのもポイント。
リカバリーサンダル
ここ数年で一気に市民権を得たカテゴリーです。疲労回復を目的に設計された高反発素材のサンダルで、履くだけで足裏への負担を軽減してくれます。OOFOS ウーヤーは、このジャンルの代表格。厚底シルエットでファッション性も高いので、デイリー使いする人が急増中です。
トゥリングサンダル
足の甲にリング状のアクセントがあるデザイン。一見シンプルなストラップサンダルでも、リングが一点あるだけでぐっと今っぽい表情になります。華奢なデザインが多く、フェミニンなスタイルと相性抜群です。
ウェッジソールサンダル
ヒール部分と土踏まずの部分がつながった、くさび型のソールが特徴。ヒールなのに安定感があり、長時間歩いても疲れにくいのが利点です。脚長効果も期待できるので、身長を盛りたい日にもぴったり。
チャンキーヒールサンダル
太めでどっしりとしたヒールのサンダル。細いピンヒールよりも重心が安定するため、ヒール初心者にもおすすめです。90年代風のボリューム感がトレンドにマッチしていて、ストリート系のコーデとも好相性。
2026年春夏に狙いたいトレンドサンダルの特徴
トレンドは毎年少しずつ移り変わりますが、2026年の春夏は「機能性とデザイン性の融合」が大きなテーマになっています。具体的にはこんな特徴が目立ちます。
リカバリー機能がもはやスタンダード
一昔前なら「疲れにくいサンダル=ダサい」というイメージもありましたが、今は真逆です。むしろ履き心地が悪いサンダルのほうが時代遅れという空気すらあります。OOFOSやHOKA オラリカバリーのようなリカバリー系ブランドが、ファッション誌のスナップに登場することも珍しくなくなりました。
メタリックとクリア素材の継続
光沢のあるシルバーやゴールド、透明感のあるクリア素材は今年も人気です。足元に軽やかさをプラスしてくれるので、重くなりがちな夏の着こなしを一気に涼しげに見せてくれます。DIOR ジャディオールのようなリボンモチーフをあしらったデザインなら、特別な日のおしゃれにもぴったり。
スクエアトゥの定着
つま先が四角くなったスクエアトゥは、ここ数年で完全に市民権を得ました。丸すぎず尖りすぎず、絶妙なバランスで足元をモダンに見せてくれます。ミニマルなスタイリングを好む人に特におすすめです。
アウトドアテイストのタウン化
スポーツサンダルを街中で履くのはもはや当たり前。inov-8 レコライトのようなアウトドアブランドのサンダルも、幅広設計でフィット感が高く、普段履きとして優秀です。ゴアテックスのスニーカーと同じ流れで、「機能的なものほどかっこいい」という価値観が浸透しています。
失敗しないサンダルのサイズ選び|知っておきたい3つの鉄則
サンダル選びでいちばん多い失敗がサイズ感です。スニーカーと同じ感覚で選ぶと「歩くたびにかかとが抜ける」「つま先がはみ出して恥ずかしい」ということになりがち。ここでは靴のプロも実践している鉄則をお伝えします。
鉄則1:かかとが出るタイプは小さめを選ぶ
ミュールやスライドサンダルなど、かかとを固定しないタイプは、歩くたびに足が前にずれます。そのため、ジャストサイズよりも5ミリから1センチほど小さめを選ぶのが正解。具体的には、かかとがソールから5ミリ程度内側に収まるくらいが理想です。
鉄則2:つま先が出るタイプは大きめを選ぶ
トングサンダルやストラップサンダルのように、つま先が完全に出るデザインは逆の発想です。小さすぎると指がソールからはみ出して、見た目が野暮ったくなります。つま先がソールの先端から5ミリほど引っ込むくらいの余裕があると、大人っぽく履きこなせます。
鉄則3:試着は夕方以降がベスト
人間の足は一日の後半になるほどむくみます。朝のすっきりした状態でぴったりサイズを買ってしまうと、夕方になったら痛くて履けない、という悲劇が起きます。可能なら夕方以降に試着するか、オンラインで買う場合は返品交換の条件を必ず確認しておきましょう。
甲の高さとストラップの調整幅も要チェック
アジア人は欧米人に比べて甲が高く、幅広の傾向があります。ストラップで調整できないタイプのサンダルは、甲に当たって痛くなることが多いです。面ファスナーやバックルで微調整できるモデルを選ぶと失敗がぐっと減ります。
シーン別おすすめサンダルの選び方
名称やサイズ感がわかったところで、今度は具体的にどんなシーンで履くのかを考えてみましょう。
オフィスやきれいめカジュアルに
職場にサンダルで行くのはハードルが高いという人も、最近は「サンダルに見えないサンダル」が増えています。つま先が覆われたミュールや、レザー製のグルカサンダルなら、きちんと感をキープしたまま涼しく過ごせます。色はベージュやブラック、ホワイトなどベーシックなものを選ぶと合わせやすいですよ。
フェスや旅行など歩く日には
とにかく歩く日は、やはりスポーツサンダルかリカバリーサンダル一択です。Teva ハリケーンXLT3は、ソールのクッション性が高く、一日中歩き回っても足裏が痛くなりにくいと評判です。ネオプレン素材を使ったモデルなら擦れも起きにくく、靴擦れの心配もありません。
海やプールなどの水辺には
水に濡れても問題ない素材かどうかは重要です。レザーは水に弱いので避け、EVA樹脂やラバー素材のものを選びましょう。スライドタイプかトングタイプが脱ぎ履きしやすくて便利です。滑りにくいソールかどうかも、プールサイドでは命取りになるのでしっかり確認を。
デートやパーティーなど華やかな場に
ヒールのあるサンダルは、女性らしいシルエットを作ってくれます。ただ、慣れないピンヒールで一日過ごすのは拷問に近いので、ウェッジソールかチャンキーヒールを選ぶのが賢い選択です。DIOR ジャディオールのような華やかなデザインなら、足元から会話が生まれること間違いなし。
お手入れ次第で寿命が変わる|サンダルを長持ちさせるコツ
せっかくお気に入りのサンダルを見つけても、お手入れを怠るとあっという間にくたびれてしまいます。素材別に簡単なケア方法を覚えておきましょう。
レザーの場合
汚れたらすぐに乾いた柔らかい布で拭き取るのが基本です。水拭きはシミの原因になるので厳禁。専用のレザークリーナーと保湿クリームで月に一度ケアすれば、数年単位で履き続けられます。保管時はシューキーパーを入れて型崩れを防ぎましょう。
合皮・ラバーの場合
水拭きできるものがほとんどなので、汚れが気になったら固く絞った布でさっと拭きます。ただし、直射日光に当てて乾かすのは素材の劣化を早めるので要注意。風通しの良い日陰で自然乾燥させるのが鉄則です。
麻素材(エスパドリーユ)の場合
水に極端に弱いので、雨の日の使用は避けたほうが無難です。汚れはブラシで乾いた状態で落とし、どうしても取れない場合は消しゴムを使うと驚くほどきれいになります。
保管時のちょっとした工夫
オフシーズンにしまうときは、新聞紙を詰めて形を整え、不織布の袋に入れて保管するのが理想的です。ビニール袋は湿気がこもってカビの原因になるので避けてください。
サンダルに関するよくある疑問に答えます
ここからは、実際に読者の方から寄せられることの多い疑問にお答えしていきます。
Q. サンダルとミュールの違いは何ですか?
ミュールはサンダルの一種です。かかとがなく、つま先が覆われているものをミュールと呼びます。一方、サンダルはより広い概念で、足の甲や指が見える履物全般を指します。
Q. 足の臭いが気になります。対策はありますか?
サンダルは通気性が良いぶん、スニーカーより臭いは気になりにくいですが、それでも気になる場合は重曹を一晩振りかけておくのが効果的です。履く前に足用の制汗スプレーを使うのもおすすめ。合皮製より本革製のほうが臭いがこもりにくい傾向があります。
Q. サンダルに靴下を合わせるのはありですか?
数年前まで賛否両論でしたが、今は完全に「あり」の風潮です。特にスポーツサンダルに白ソックスを合わせるスタイルは、ストリート系ファッションの定番になっています。ただし、きれいめサンダルにソックスを合わせるのはまだ難易度が高いので、まずはカジュアルな組み合わせから挑戦してみてください。
Q. 雨の日にレザーサンダルを履いても大丈夫?
正直おすすめしません。レザーは水を吸うとシミになったり、型崩れの原因になったりします。どうしても履きたい場合は、防水スプレーを事前にたっぷり吹きかけておき、帰宅後すぐに乾拭きするようにしましょう。
まとめ|サンダルの名称を知って2026年の夏をおしゃれに乗り切ろう
ここまでサンダルの名称と種類、選び方のポイントをたっぷりお伝えしてきました。最後に要点をおさらいします。
まず、サンダルにはスライド、トング、スポーツ、グルカ、ミュール、エスパドリーユ、リカバリー、トゥリングなど実にさまざまな種類があります。それぞれ特徴が違うので、自分のライフスタイルや好みに合ったものを選ぶのがいちばんです。
サイズ選びでは「かかとが出るタイプは小さめ、つま先が出るタイプは大きめ」という基本ルールを思い出してください。試着は夕方以降がベストというのも忘れずに。
2026年のトレンドは「履き心地の良さ」と「デザイン性」の両立。リカバリーサンダルやスポーツサンダルが街中で当たり前に履かれる時代です。機能的なアイテムを上手に取り入れて、自分らしい夏の足元を楽しんでくださいね。
お気に入りの一足が見つかれば、それだけで夏のコーディネートがぐっと楽しくなります。この記事があなたのサンダル選びの参考になれば嬉しいです。


