「ニューバランスのスニーカーって、どれが一番履き心地がいいの?」
そんな疑問を持つ人、多いですよね。数あるモデルの中から、どれを選べば本当に快適に歩けるのか迷ってしまう人も多いはず。
今回は、実際のレビューや着用感をもとに、「履き心地」「疲れにくさ」にフォーカスしたニューバランスの人気モデルをランキング形式で紹介します。
ニューバランスが「履き心地」で選ばれる理由
まず前提として、ニューバランスが他のスニーカーと大きく違うのは、足の構造に基づいた設計哲学にあります。
同ブランドは1906年にアメリカ・ボストンで、矯正靴の製造からスタート。足のバランス(バランス=バランス)を整える「new balance」という社名の通り、歩きやすさや快適さを第一に追求してきました。
その根底には、「ラスト(木型)」と「クッションソール」の精密な設計があります。
モデルごとに異なる木型を用い、足幅(ウィズ)を細かく展開。さらに、ENCAP・ABZORB・N-ERGYといった独自テクノロジーが衝撃吸収性を高め、長時間の歩行や立ち仕事でも疲れにくい履き心地を実現しています。
第1位:New Balance 2002R ― 長時間歩いても疲れにくい快適モデル
「1日中歩いても足が痛くならない」と評判のNew Balance 2002R。
もともとは2010年代に登場した高機能ランニングモデルの復刻版で、快適性に特化したライフスタイルモデルとして人気です。
このモデルが評価される理由は、ソールの多層構造にあります。
ACTEVA LITEミッドソールとABZORB、そしてヒール部に配置されたN-ERGYクッションが、着地の衝撃をしっかり吸収。さらに、Stability Webと呼ばれるアーチサポートが足のねじれを防ぎ、スムーズな歩行をサポートします。
実際のレビューでも、「25,000歩以上歩いても疲れなかった」「包み込まれるようなフィット感」といった声が多数。
足への負担を最小限に抑えたい人、旅行や通勤で長時間履く人におすすめの一足です。
第2位:New Balance 574 ― 幅広で誰にでも馴染む定番の快適スニーカー
「ニューバランスといえばNew Balance 574」というほど定番のモデル。
特徴は、足型の相性を選ばない安定感のある履き心地です。やや幅広のSL-2ラストを採用しており、日本人の足にもフィットしやすい設計になっています。
クッションにはENCAPソールを採用。程よい柔らかさと反発力を両立し、日常の歩行を自然にアシストしてくれます。
また、アッパーのスエード×ナイロンのコンビ素材が足をやさしく包み込み、通気性も確保。街歩きでも蒸れにくく、一日中快適です。
コストパフォーマンスにも優れており、「初めてニューバランスを買う人」「仕事にもカジュアルにも使いたい人」にぴったり。
流行に左右されないデザインで、男女問わず長く愛されています。
第3位:New Balance 1300 ― 「雲の上」と称される伝説の履き心地
「雲の上を歩くような感覚」という表現が誇張ではなく似合うのが、このNew Balance 1300。
1985年に誕生し、当時のランニングシューズとしては異例の価格ながら、今もなお熱狂的なファンを持つ伝説のモデルです。
特徴は、ENCAPミッドソールによる安定感とクッション性のバランス。
足全体をふんわり支えながらも、沈みすぎず地面を感じる安定感があります。さらに上質なレザーアッパーが足を包み込み、履くたびに自分の足に馴染んでいく“育てるスニーカー”としても人気。
日常履きとしてはもちろん、プレミアムな一足を求める人にとって理想的な選択肢。
一度履くと、他のモデルには戻れないという声も多く聞かれます。
第4位:New Balance 990v5 ― アメリカ製が誇る完成度の高いフラッグシップ
ニューバランスの象徴ともいえる900番台シリーズ。その中でもNew Balance 990v5は「上品なデザインと抜群の履き心地」を両立した完成度の高いモデルです。
USA製ならではの丁寧な仕立てと、ENCAP+ABZORBの高反発ソールがもたらすクッション性能は圧巻。
特に「足を入れた瞬間にわかる柔らかさ」「安定感がありながら軽い」という感想が多く、ビジネスカジュアルや大人の街歩きにも適しています。
価格はやや高めですが、その分の価値を感じられる“履くたびに感動するスニーカー”です。
第5位:New Balance MW880 V6 ― ウォーキング専用の究極快適モデル
長時間の立ち仕事や散歩を想定するなら、ウォーキング専用のNew Balance MW880 V6が最適。
最新のFresh Foamソールを採用し、足裏への衝撃を柔らかく吸収。歩行時の蹴り出しを自然にサポートする構造になっています。
幅広タイプ(2E・4Eなど)の展開もあり、足幅が広い人でも快適。
「立ちっぱなしの仕事でも疲れない」「シニアでも安心して履ける」といったレビューが多く、年齢層を問わず人気を集めています。
見た目もシンプルで、カジュアルスタイルにも合わせやすい万能モデルです。
ニューバランスの履き心地を左右する3つのポイント
- ミッドソールの素材と構造
ENCAP・ABZORB・N-ERGYなど、モデルごとに異なるクッション構造が履き心地を左右します。柔らかさだけでなく、安定性とのバランスも重要です。 - ラスト(木型)とワイズ展開
D、2E、4Eといった横幅サイズを選べるのはニューバランスの強み。自分の足幅に合わない靴を選ぶと、どんなモデルでも履き心地は損なわれてしまいます。 - 素材とフィット感
スエードやヌバック、メッシュなどの素材は通気性や柔軟性に影響。足に優しくフィットする素材を選ぶことで、長時間履いても快適さが続きます。
用途別に見るおすすめの選び方
- 長距離を歩く旅行や通勤には → New Balance 2002R/New Balance MW880 V6
- 日常の街歩き・普段履きには → New Balance 574/996
- 特別感や高級感を求めるなら → New Balance 1300/New Balance 990
また、サイズ選びは「いつもより0.5cm大きめ」を試すとフィットしやすいケースが多いです。
特に幅広の人はワイズ(足囲)を確認しながら選ぶのがおすすめ。店舗で試着するか、オンラインでも返品可能なショップを利用すると安心です。
ニューバランスの履き心地ランキングまとめ
ニューバランスは、単なるファッションスニーカーではなく、足の健康を考え抜いた“歩くための靴”。
その履き心地の良さは、長い時間をかけて培われた技術と、ユーザーのリアルな声によって磨かれてきました。
今回紹介した中では、
- 長時間歩くなら New Balance 2002R
- オールマイティーに使うなら New Balance 574
- 究極のプレミアム感を味わうなら New Balance 1300
といったように、目的に合わせて選ぶのがポイントです。
どのモデルも「快適さ」と「疲れにくさ」というニューバランスの真髄を感じられる一足。
あなたのライフスタイルにぴったりの一足を見つけて、日常の一歩をもっと軽やかに楽しんでください。


