「アレクサンダル・トライコフスキって最近どうなってるの?」
サッカー中継や海外リーグのダイジェストでふと名前を聞いて、そんな疑問が浮かんだ方も多いはず。北マケドニア代表として長年活躍してきたベテランフォワード、トライコフスキ。いま現在どこでプレーしていて、どんなパフォーマンスを見せているのか。2025-26シーズンの最新データをもとに、彼の実像に迫っていきます。
アレクサンダル・トライコフスキの基本プロフィール
まずは基本情報からおさらいしましょう。
- 生年月日:1992年9月5日生まれ(現在33歳)
- 出身地:北マケドニア・スコピエ
- 身長:1.79m
- 利き足:両足
- ポジション:フォワード、攻撃的ミッドフィールダー、左ウィング
- 代表通算:98試合出場24得点
最大の特徴は、なんといっても「両利き」であること。左右どちらの足でも遜色なくボールを扱える稀有な選手で、これが彼のキャリアを支える大きな武器になっています。
北マケドニア代表ではすでに大ベテランの域。国際Aマッチ100試合出場まであとわずかという記録的な立ち位置にいます。
現在の所属クラブと契約状況
さて、気になる現在の所属先です。
トライコフスキは2025-26シーズン、クロアチア1部リーグ(HNL)のNKロコモティヴァ・ザグレブでプレーしています。クロアチアの首都ザグレブを本拠地とするクラブで、国内リーグでは中堅どころにあたります。
契約期間は2026年6月まで。現在の市場価値は約17万ユーロと評価されており、若手中心のチームにあって貴重なベテラン戦力として重宝されているようです。
スペイン2部のマジョルカに在籍していた時期もあり、ヨーロッパ各地を渡り歩いてきたキャリアの集大成として、いまはクロアチアで存在感を示しています。
2025-26シーズンの最新スタッツと評価
では、今シーズン彼はどれくらいピッチに立っているのでしょうか。
各種データサイトを横断して確認したところ、おおむね以下のような数字が記録されています。
- 出場試合数:9~11試合
- ゴール数:1~3ゴール
- アシスト数:1~2アシスト
- 平均評価点:6.5前後(FotMobレーティング)
シーズンフル出場というわけではありませんが、限られた出場機会のなかで着実に結果を残しています。特筆すべきは2026年2月21日に行われたオシエク戦。この試合でゴールを決め、チーム最高評価となる7.3のレーティングを獲得しました。
ベテランらしく、大事な局面でしっかり仕事をする。そんな頼もしさが数字にも表れています。
データから読み解くプレースタイルの特徴
ここからは、スタッツだけでは見えてこない「どんなプレーをしているのか」に踏み込んでみましょう。
両足遜色ないテクニック
繰り返しになりますが、両利きであることは彼のアイデンティティそのものです。右足でも左足でも同レベルのパスとシュートを繰り出せるため、ディフェンダーからすれば「どちらに切っても危険」という厄介な存在。
33歳という年齢でなおクロアチア1部のピッチに立ち続けている背景には、こうした技術的な土台の確かさがあります。トップスピードや爆発的なフィジカルではなく、戦術理解度と正確な足元の技術で勝負する「職人タイプ」と言っていいでしょう。
チャンスメイクの起点として
もうひとつ注目したいのが、ロングボールの成功率です。
データによると、トライコフスキは1試合あたり6~7本のロングパスを試み、その成功率はなんと100%。これは驚くべき数字です。
つまり彼は単なるフィニッシャーではなく、前線でボールを収め、正確なロングフィードでサイドチェンジを演出する「攻撃の起点」としても機能しているということ。味方を活かすプレーがしっかりと評価につながっています。
国際舞台での実績と存在感
クラブだけでなく、代表チームでの歩みも見逃せません。
北マケドニア代表として98試合に出場し24得点を記録。これは同国代表史においても上位に入る実績です。EURO2020(開催は2021年)では、北マケドニアが初めてメジャートーナメントに出場した歴史的な瞬間にも立ち会いました。
キャリアの晩年に差し掛かっているとはいえ、代表チームにとって彼は依然として精神的支柱。若手へのバトンタッチを見据えつつ、自身の経験をピッチ内外で還元する役割も担っているはずです。
ファンの反応と今後の注目ポイント
現地ファンの間では「経験値の高さを買われての起用」という見方が一般的です。若手主体のロコモティヴァにおいて、試合の流れを読む力やチームを落ち着かせるメンタリティは、数字以上に貴重な財産となっています。
今後注目したいのは、やはり代表100試合出場の達成です。あと2試合に迫った大台到達は、北マケドニアサッカー史に残るトピックになるでしょう。
また、2026年6月で現契約が満了を迎えるため、来シーズン以降の去就にも関心が集まります。このままクロアチアでキャリアを全うするのか、それとも母国復帰や新天地挑戦の道を選ぶのか。ベテランフォワードの決断に注目です。
まとめ:アレクサンダル・トライコフスキは今なお健在
いかがでしたでしょうか。
33歳という年齢を重ね、かつてのような爆発力こそ影を潜めたかもしれません。しかし、両利きならではの高い技術と、試合の流れを読むクレバーなプレーで、アレクサンダル・トライコフスキは今もクロアチアの地で健在ぶりを示しています。
派手さはなくとも、チームに欠かせないピースとして確かな存在感を放つベテランストライカー。北マケドニア代表のレジェンドが、これからどんな足跡を残していくのか。引き続き目が離せませんね。



