「スーツにも合うスニーカーが欲しい」と感じたことはありませんか?
カジュアルさと上品さを両立できる靴は意外と少ないもの。でも、ニューバランスには“フォーマルにも使える”モデルが存在します。
この記事では、ビジネスシーンやオフィスカジュアルにぴったりなニューバランスのスニーカーを、選び方のコツから人気モデルまで詳しく紹介します。
ニューバランスがフォーマルに支持される理由
ニューバランスは、1906年にアメリカ・ボストンで誕生した老舗ブランド。
もともとは矯正靴の製造からスタートし、長年にわたり快適な履き心地を追求してきました。
スポーツシューズの印象が強いブランドですが、ここ数年は“ライフスタイルライン”にも注力。
通勤や出張など、日常でスーツに合わせても違和感のないシルエットやカラー展開を増やしています。
特に黒やグレーの落ち着いたトーンのモデルは、革靴のような品格を備えつつ、スニーカー特有の軽やかさを感じさせてくれます。
オフィスカジュアルが浸透した今、ビジネスの現場でニューバランスを選ぶ人が増えているのも納得です。
フォーマルスニーカーを選ぶときのポイント
ビジネスやきれいめコーデにスニーカーを取り入れるなら、次の5つのポイントを意識すると失敗しません。
1. カラーは「黒・ネイビー・ダークグレー」が鉄板
足元を引き締め、スーツやジャケットと自然に馴染む色が基本。
黒のオールレザーは特にフォーマル度が高く、初めての一足にも最適です。
白ソールや派手な差し色が入っているとカジュアル見えするため、色味を絞るのがコツ。
2. アッパー素材はレザーやスエードを選ぶ
メッシュ素材は軽快ですが、スポーティーすぎる印象を与えがち。
フォーマル感を重視するなら、上質なレザーやスエードを選びましょう。
経年変化で味が出る素材は、ビジネスの“相棒”としても長く付き合えます。
3. シルエットは細身でスマートに
スーツのラインを壊さないよう、厚底やボリューム感のあるモデルは避けるのが無難。
シャープなトゥ(つま先)と程よくフラットなソールを持つモデルが理想です。
代表的なのが「996」や「T500」などのスリムタイプ。
4. ロゴ・装飾は控えめに
大きな“N”ロゴが入った定番モデルも人気ですが、フォーマルシーンではなるべく同系色ロゴや小さめデザインを選ぶと上品です。
装飾が少ないほど、スーツやジャケットとの馴染みが良くなります。
5. 履き心地・歩行性も重視
長時間の通勤や出張では、快適さが何より大切。
クッション性や軽量性に優れたモデルを選べば、疲れにくく一日を快適に過ごせます。
フォーマルでもスニーカーを選ぶ価値は“履き心地の良さ”にあると言っても過言ではありません。
ビジネスにも合うおすすめモデル5選
① 1906L(ローファースタイル)
ニューバランスの最新フォーマルスニーカーとして注目を集めているのが「1906L」。
ローファーのようなデザインで、スニーカーの快適さをそのままに上品な印象を演出します。
まさに“スニーカーと革靴のいいとこ取り”。
黒のレザー仕様なら、スーツスタイルにも違和感なく溶け込みます。
② 990v6(Made in USA)
クラシックな900番台シリーズの最新モデル。
アメリカ製らしい上質な仕立てで、フォーマルな装いにもマッチします。
デザインはシンプルながら存在感があり、長年履ける名作として定評があります。
ジャケット×スラックスに合わせると、洗練された大人の雰囲気に。
③ 1906R(トレンド感と落ち着きを両立)
もともとランニングシューズとして開発された1906Rは、都会的なデザインと安定感ある履き心地が特徴。
ブラックやネイビーなどの落ち着いたカラーを選べば、オフィスでも自然に馴染みます。
程よいボリューム感がありつつ、シャープなラインでフォーマルにも対応。
④ T500(シンプル&クリーン)
控えめなデザインで“白スニーカーの正統派”とも言えるモデル。
グレージュやネイビーなど、落ち着いたカラー展開もあり、オンオフ兼用にぴったりです。
ミニマルな見た目ながら、柔らかな履き心地で通勤にも快適。
価格も比較的手頃で、初めてのフォーマルスニーカーとしてもおすすめです。
⑤ U9060(モードな印象を加える一足)
未来的なソール形状が特徴のU9060は、一見カジュアルですが、オールブラックなら一転してモードな雰囲気に。
フォーマルスタイルに“遊び”を加えたい人に向いています。
ジャケパンやセットアップに合わせると、抜け感のあるスタイルに仕上がります。
スーツ・ジャケットとの上手な合わせ方
フォーマルスニーカーを取り入れるうえで重要なのが「全体のバランス」。
ここでは着こなしのポイントを紹介します。
- トーンを統一する
黒スニーカーなら黒パンツ、グレーならグレーのスラックスなど、色を合わせるとまとまりやすい。
“足元だけ浮く”印象を避けられます。 - 裾丈は少し短めに
スニーカーのソールに裾がかかりすぎると野暮ったく見えるので、くるぶしが軽く見える長さが理想。
パンツラインがきれいに出て、足元がすっきり見えます。 - 靴下は無地・ダークトーンで
派手なソックスはスニーカーをカジュアルに見せる原因。
黒やグレーなど落ち着いたトーンを選ぶことで全体が引き締まります。 - バッグやベルトも同系色でまとめる
足元がフォーマル寄りでも、小物がカジュアルすぎるとバランスが崩れます。
革素材のバッグやベルトで統一すると大人っぽさが増します。
フォーマルスニーカーが注目される理由
近年、働き方やビジネススタイルが多様化し、“スニーカー通勤”が当たり前になりました。
在宅勤務やハイブリッドワークの普及で、堅苦しいドレスコードから自由になった企業も多く、スーツ+スニーカーというスタイルが広まりつつあります。
ニューバランスはその流れの中心にあり、履き心地とデザイン性のバランスが評価されています。
特に「1906L」や「990v6」のようなモデルは、フォーマルにも使える“新しいビジネスシューズ”として注目されています。
「見た目がきれい」「長時間歩いても疲れにくい」――そんな利便性を求める現代のライフスタイルに、ニューバランスは自然に溶け込んでいるのです。
注意しておきたい点
いくらフォーマルなデザインでも、職場のドレスコードやシーンによってはスニーカーが不向きな場合もあります。
特に商談や式典など、格式の高い場では革靴を選ぶのが無難です。
また、素材やカラーによって印象が大きく変わるため、購入前に「どんな場面で使うか」を明確にしておきましょう。
レザーはきれいめですが汚れが目立ちやすいため、こまめな手入れも必要です。
まとめ|ニューバランスのフォーマルスニーカーで快適かつ上品に
フォーマルでも履けるスニーカーを探すなら、ニューバランスは間違いなく頼れる存在です。
黒レザーの「1906L」や上質な「990v6」、クリーンな「T500」など、場面に応じて選べるモデルが揃っています。
スーツにも合うスニーカーを持っておけば、通勤も外出もぐっと快適に。
履き心地と上品さを兼ね備えた一足で、ビジネススタイルを軽やかにアップデートしてみてください。


