バレーボールをプレーしていると、「軽くて動きやすいのに、しっかり安定して踏ん張れるシューズがほしい」と思うこと、ありますよね。
今回は、そんなプレイヤーに向けて、ニューバランスのバレーボールシューズを徹底的に紹介します。軽量性と安定感を両立したおすすめモデルを中心に、選び方や最新テクノロジーも交えながら解説していきます。
ニューバランスがバレーボール界で注目される理由
ニューバランスと聞くと、ランニングシューズやライフスタイルスニーカーを思い浮かべる人が多いかもしれません。
しかし、近年は「競技用バレーボールシューズ」にも本格参入しており、その完成度の高さが話題になっています。
背景には、同ブランドが培ってきたクッション技術や安定性のノウハウがあります。もともとランニングやバスケットボールなど、激しい動きが求められるスポーツ分野で数々のヒットモデルを生み出しており、そのテクノロジーをバレーボールにも応用しているのです。
特に2025年に登場した「FuelCell 234 v1」は、ニューバランスが誇る反発系ソール“FuelCell”をフルレングスで採用し、軽さと安定性を兼ね備えた一足として注目を集めています。
このモデルの登場により、「アシックス・ミズノ一強」といわれていたバレーボールシューズ市場に、新しい風が吹き始めたといっていいでしょう。
バレーボールシューズ選びで失敗しないためのポイント
ニューバランスに限らず、バレーボールシューズを選ぶときは「軽さ」と「安定感」のバランスが重要です。
ここでは、その判断基準を簡単に整理しておきます。
1. 軽量性
試合中のスピード感や切り返しの速さに直結する要素。軽いほど疲れにくく、素早い動きができます。ただし、軽すぎると着地の安定性が落ちることもあるため、ミッドソールのクッション性能にも注目しましょう。
2. 安定感
ジャンプの着地や横移動時に足がブレないことが大切です。アウトソールのグリップ力、アッパーのホールド性、足首周りのフィット感などが関係します。特にミドルカットモデルは、足首をしっかり固定したいプレイヤーにおすすめです。
3. フィット感
ニューバランスはウィズ展開(足幅サイズ)が豊富で、2Eや4Eなど幅広い選択が可能。足に合わない靴を履くとプレー中にズレたり、足裏が痛くなったりするため、自分の足型に合ったものを選びましょう。
4. コート適性
インドア専用モデルは、体育館などの木床・ウレタン床で滑りにくい「ノンマーキングラバー」を採用しています。屋外や異素材の床ではグリップが変わるため、使用環境にも注意しましょう。
FuelCell 234 v1 ― 軽量性と安定性の理想バランス
今シーズン注目すべきモデルといえば、やはりニューバランスの「FuelCell 234 v1」です。
このモデルの魅力は、まさに“軽さと安定感の融合”。スポーツシューズ開発で培った技術が、バレーボールに最適な形で落とし込まれています。
- FuelCellミッドソール
フルレングスで搭載されたFuelCellフォームが、着地の衝撃を吸収しながら次の一歩を押し出すような反発力を生み出します。
ジャンプからの着地が多いプレイヤーにとって、このクッション性と反発のバランスは非常に大きなメリット。 - PUフォームインサート
長時間のプレーでも足裏の疲労を軽減し、安定感を高めるサポート構造。試合後半でも踏ん張れる安心感があります。 - 軽量アッパーと安定したホールド感
通気性に優れたメッシュ素材と補強パーツが絶妙に配置され、軽やかさとホールド感を両立。
足首まわりのホールド性も高く、ジャンプや横移動時のブレを抑えます。 - 価格帯とデザイン性
定価は16,940円(税込)。競技用としては標準的で、シンプルながらスポーティーなデザインも魅力。女性向けのカラー展開も充実しています。
バレーボール専用として登場したこのモデルは、初心者から上級者まで幅広く対応できる万能型といえるでしょう。
バレーボールにおすすめのニューバランスシューズ8選
ここからは、FuelCell 234 v1を筆頭に、バレーボール用途でも人気のある軽量・安定系モデルを紹介します。
一部はバスケットボールやトレーニングカテゴリーのモデルですが、インドアコートでも高い評価を得ています。
1. FuelCell 234 v1
最新のバレーボール専用設計。軽量FuelCellミッドソールとPUインサートで、安定感と反発性を両立。
2. TWO WXY v4
もともとはバスケットボールモデルですが、横方向の動きに強く、インドアでの使用にも最適。グリップ力の高さが特徴。
3. Fresh Foam X BB
柔らかなクッション性を持ちつつ、着地の安定性も抜群。スパイク後の足裏への負担を減らしたい人におすすめ。
4. Kawhi III
NBA選手カワイ・レナードのシグネチャーモデル。ミドルカット構造で、ジャンプ後の着地をしっかり支える。パワープレイヤー向け。
5. 880 v14
本来はランニングシューズながら、軽量で衝撃吸収性に優れているため、練習用やサブ用途に人気。長時間プレー時の疲労軽減に役立ちます。
6. FuelCell Trainer v2
トレーニング用ながら、横移動に強い構造で、体育館練習などにも対応。安定感のあるソールが特徴。
7. Fresh Foam Roav v2
軽量設計で履き心地が柔らかく、初心者やレクリエーションプレイヤーにおすすめ。日常履きにも使える万能性が魅力。
8. 327 Athletic Edition
カジュアルモデルながら、グリップ力と軽さを兼ね備えたインドア対応ソールを採用。デザイン重視派に人気。
これら8モデルは、それぞれ異なる特性を持っていますが、「軽量で安定感のある履き心地」という点で共通しています。
記事ではFuelCell 234 v1を軸に紹介しつつ、読者のレベルやプレースタイルに合わせて提案する形が効果的です。
どんなプレイヤーに合う?ポジション別おすすめ
バレーボールはポジションごとに求められる動きが違うため、シューズ選びも変わります。
- レシーバー・セッター:軽量で素早く動けるローカットモデル。FuelCell 234 v1やFresh Foam Roav v2が最適。
- ウィングスパイカー・ブロッカー:着地安定性とホールド重視。Kawhi IIIやTWO WXY v4などミドルカット系が◎。
- オールラウンダー:軽さと安定のバランス型。FuelCell Trainer v2や880 v14が使いやすい。
自分のプレースタイルに合わせて選ぶことで、より自然な動きができ、ケガの予防にもつながります。
サイズ選びとフィット感を見極めるコツ
ニューバランスの魅力は、ウィズ展開が豊富で日本人の足型にもフィットしやすいこと。
購入時は以下のポイントをチェックしましょう。
- 足幅(2E・4Eなど)を確認
- 実際に履いて指先に5mmほどの余裕があるか
- くるぶし周りのホールド感が十分か
- コート素材(木床・ウレタン)で滑りにくいか
特に初めてのモデルを試す場合は、公式オンラインストアでのサイズ交換サービスを利用すると安心です。
長く履くためのメンテナンスのコツ
バレーボールシューズは、見た目以上に消耗が早いアイテム。
長く快適に使うためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
- 使用後は湿気を取る(新聞紙や乾燥剤を使用)
- アウトソールの汚れをブラシで落とす
- インソールを取り出して乾燥
- 2足を交互に使用して寿命を延ばす
特にFuelCellなどの反発素材は、湿気や熱に弱いため、直射日光や高温での保管は避けましょう。
軽量で安定感抜群のニューバランスで、一歩先のプレーを
バレーボールは、ジャンプと横移動の繰り返しが多く、シューズ選びがプレーの質を大きく左右します。
ニューバランスのバレーボールシューズは、長年のスポーツテクノロジーを活かし、軽さ・安定性・フィット感を高次元で融合しています。
特にFuelCell 234 v1は、軽量構造と抜群の安定感を両立した今季の注目モデル。
デザインもスタイリッシュで、コートでも街でも映える一足です。
軽く、速く、安定したプレーを求めるあなたに。
次の試合は、ニューバランスのシューズで新しい一歩を踏み出してみませんか。


