街でよく見かけるニューバランスのスニーカー。定番のローカットモデルも素敵だけれど、「ちょっと人と違うおしゃれを楽しみたい」という女性におすすめなのが“ハイカット”タイプです。足首を包み込むようなシルエットが特徴で、スタイルの印象を一気に変えてくれる存在。この記事では、ニューバランスのハイカットスニーカーを上手に取り入れるコーデ術や選び方のポイントを、レディース目線でたっぷり紹介します。
ハイカットスニーカーが人気を集める理由
ニューバランスといえば、履き心地とデザインの両立で支持され続けているブランド。1906年創業という長い歴史の中で、常に「快適さ」を追求してきました。その中でも、ハイカットスニーカーはローカットに比べて存在感があり、コーデの主役になりやすいアイテムです。
足首まで覆うデザインは安定感があり、スタイル全体に「重心のまとまり」を出してくれます。特に秋冬の装いではブーツのような感覚で使えるのが魅力。シンプルな服装でも、ハイカットを合わせるだけでグッと印象が引き締まるのです。
さらに、ニューバランスならではのウイズ展開(足幅サイズ)が用意されているので、女性の細め・広めの足型にも対応。見た目だけでなく、履き心地にも妥協しないのがポイントです。
レディースにおすすめのハイカットモデル
ニューバランスのハイカットは数こそ多くないものの、探してみると魅力的なモデルが揃っています。中でも注目したいのは次のラインナップです。
New Balance 650 ハイカット ウィメンズ
80年代のバスケットシューズをベースにした復刻モデル。クラシックなフォルムにモダンなカラーリングを落とし込み、ストリートでも映えるデザインです。レザーとファブリックのコンビ素材で、上質感と耐久性を兼ね備えています。
New Balance 650 ホワイト ウィメンズ
クリーンなホワイトカラーでまとめられた一足。全体が明るいトーンなので、重たくなりがちなハイカットでも軽やかに履けます。スカートやワンピースにも好相性です。
New Balance U2000 ウィメンズ
スポーティなソール構造とスリムなシルエットが特徴。厳密にはハイカットではないものの、足首にほどよく高さがあり、“ハイカット風”に履ける万能モデルです。きれいめカジュアルにも合わせやすく、オフィスカジュアルに取り入れる女性も増えています。
New Balance 990v6 ウィメンズ
ニューバランスの定番900番台シリーズ。ミッドカット寄りの構造で安定感があり、足元を支えるような履き心地。クッション性に優れ、長時間の外出でも疲れにくいと評判です。
コーデの基本:ハイカットをバランスよく見せるコツ
ハイカットは足首を包み込む分、ローカットに比べて重さが出やすいアイテム。上手に履きこなすには、全身のバランスを意識するのがポイントです。
1. 足首を“見せる”か“隠す”かを決める
ミモレ丈スカートやクロップドパンツなど、少しだけ足首を覗かせると抜け感が出ます。反対にワイドパンツやロングスカートでハイカットを包むと、重厚感のあるスタイルに。シーズンや気分で変えてみましょう。
2. ソックスをアクセントにする
足元のボリュームを活かして、カラーソックスやリブソックスを合わせるのもおすすめ。白やグレーなどベーシックカラーなら清潔感を、ビビッドカラーなら遊び心をプラスできます。
3. トップスは軽め・短めで
足元に重心がある分、トップスはショート丈や薄手素材で軽さを出すとバランスが整います。春夏はTシャツやシャツを、秋冬はクロップドスウェットやショートダウンを合わせると好相性です。
季節別のおすすめスタイル
春
白Tとデニム、そこにホワイトのハイカットを合わせるだけで王道の爽やかコーデ。足首を少し出すことで、軽快さと清潔感が際立ちます。花柄スカートや淡いカラーのワイドパンツと組み合わせても◎。
夏
ショートパンツやミニスカートにハイカットを合わせれば、脚長効果が期待できます。上半身はゆるめのシャツやタンクトップで抜け感を。暑い季節こそ、足元に存在感を出すと全体の印象が引き締まります。
秋
トレンチコートやブルゾンと組み合わせて、ハイカットをブーツ感覚で。ニューバランスのスエード素材モデルなら、秋色コーデとの相性も抜群。カーキやブラウン系のパンツと合わせると季節感が増します。
冬
厚手ソックスとハイカットの組み合わせで足元を暖かく。ロングコートやニットワンピースに合わせると、ボリュームのある足元が全体を程よく引き締めます。黒やグレーなどの落ち着いたカラーが人気です。
素材とカラーで印象を変える
ハイカットは素材と色選びでも大きく印象が変わります。
- レザー素材:上品で大人っぽく、オフィスカジュアルにもなじむ。
- スエード素材:季節感が出しやすく、秋冬の定番。
- キャンバス素材:軽やかでカジュアル。春夏におすすめ。
カラーはモノトーンが定番ですが、ベージュやネイビー、ライトグレーなども人気。差し色として選ぶなら、くすみ系パステルがトレンドです。ベーシックな服に一足取り入れるだけで、全体の印象がガラリと変わります。
失敗しない選び方のポイント
- 足幅(ウイズ)を確認する
ニューバランスは足幅の種類が豊富。自分の足型に合ったサイズを選ぶと、長時間歩いても快適です。 - 素材の柔らかさをチェック
足首まであるハイカットは、アッパーが硬いと歩行時に擦れることも。柔らかめの素材や内側にクッションがあるモデルがおすすめ。 - 合わせたいコーデを想定して選ぶ
パンツ中心の人はボリューム感のあるデザイン、スカート派ならすっきりしたフォルムが合わせやすいです。 - 試し履きで足首の動きを確認
靴紐の締まり具合や足首の可動域をチェックしておくと、後悔のない一足を選べます。
ハイカットで“差をつける”コーデテク
「ハイカット=カジュアル」というイメージを覆すのが、ニューバランスの魅力です。ここでは、周りと差をつけたい女性に向けたコーデのヒントを紹介します。
- きれいめジャケット+ハイカット
ジャケットと合わせることで、ラフさと上品さのバランスが絶妙に。通勤スタイルの“外しアイテム”としても活躍します。 - ワンピース+ハイカット
甘めワンピにあえてボリュームのあるスニーカーを合わせると、カジュアルダウンして大人の抜け感が出ます。 - モノトーンコーデに差し色スニーカー
ブラックやグレーのスタイルに、ホワイトやブルーのハイカットを合わせると一気に華やかに。 - ストリート風のセットアップに投入
セットアップにハイカットを合わせると、スポーティで今っぽい印象に仕上がります。
注意したいコーデの落とし穴
ハイカットは個性が出しやすい反面、バランスを間違えると野暮ったく見えることも。
- 足首が詰まって見える場合は、ソックスやボトムスの丈感で調整を。
- 全身を重めにまとめすぎると印象が沈むので、トップスで軽さを出す。
- 色や素材が浮いて見えるときは、小物(バッグや帽子)でリンクを取ると統一感が出ます。
小さな工夫で、ハイカットの良さを最大限に引き出せます。
ニューバランスのハイカットスニーカーで自分らしさを
トレンドが移り変わっても、ニューバランスのスニーカーは常に“履き心地と美しさ”を両立しています。その中でもハイカットモデルは、数が少ないからこそ選ぶ価値がある一足。ローカット派が多い中であえてハイカットを選ぶことで、スタイルに深みと個性を加えられます。
足元から印象を変えたい人、シンプルコーデを格上げしたい人にこそ試してほしい。
ニューバランスのハイカットスニーカーで、あなたらしいおしゃれを楽しんでみてください。


