冬になると、雪道や凍結した路面で「滑りたくない」「濡れたくない」「でもスニーカー感覚で歩きたい」と思う方も多いはず。そんな冬の足元に頼れるのが、ニューバランスの“スノトレ”です。防水性・防滑性を兼ね備えたモデルがそろっており、寒い季節の通勤・通学・街歩きを快適にしてくれます。この記事では、ニューバランスが展開するスノトレ仕様モデルの特徴や選び方、そしておすすめの5モデルを紹介します。
雪道でも安心して歩ける「スノトレ」とは?
「スノトレ」とは、“スノートレーニングシューズ”の略で、雪や氷が残る路面でも歩きやすいように設計された防滑・防水仕様のシューズを指します。一般的なスニーカーと異なり、次のような特徴を持っています。
- 防水・撥水性:アッパーやライニングに防水メンブレンを使用し、雪や雨の侵入を防ぐ。
- 防滑性:アウトソールに深いラグ(溝)を刻み、濡れた路面でもしっかりグリップ。
- 保温性:冷気を遮断する素材やインナー構造で、足元を冷えから守る。
- 快適なクッション性:ニューバランスらしい柔らかい履き心地で長時間の歩行にも対応。
ニューバランスはこれらの機能を、街歩きに似合うデザインの中に自然に落とし込んでいます。「ブーツまではいらないけれど、雪の日も滑らずに歩きたい」──そんな人にぴったりです。
ニューバランスのスノトレが人気の理由
ニューバランスのスノトレは、機能とデザインのバランスが非常に優れています。アウトドアブーツのような重厚さではなく、普段使いしやすい軽さと見た目を両立している点が特徴です。
- GORE-TEX®(ゴアテックス)による防水性
ニューバランスの防水モデルの多くは、GORE-TEX®を採用しています。雨や雪を通さず、靴の内部の湿気は外へ逃がす構造で、冬の蒸れを防いで快適に。 - グリップ力のあるアウトソール
トレイルモデルやウォーキングモデルをベースにしており、路面が滑りやすい状況でも安定感をキープ。雪解けの水たまりや凍結路でも安心して歩けます。 - デザイン性の高さ
シティユースでも違和感がないカラー展開とシルエット。スーツにもカジュアルにも合わせやすく、冬のファッションに馴染みます。 - 長時間歩いても疲れにくい設計
ニューバランスが得意とするクッションフォーム「Fresh Foam」や「ABZORB」などを搭載したモデルが多く、雪の日の外出でも足への負担を軽減します。
冬の街歩きにおすすめ!ニューバランスのスノトレモデル5選
ここからは、実際に“冬の街歩きに強い”ニューバランスの代表的なスノトレモデルを紹介します。いずれも防水性・防滑性・快適性を兼ね備えた人気モデルです。
1. Fresh Foam X 880 v14 GORE-TEX
定番ランニングモデル「880」をベースにした全天候型モデル。GORE-TEX®メンブレンを搭載し、雨や雪の侵入を防ぎつつ、長時間の歩行でも蒸れにくい構造です。
クッション性の高い「Fresh Foam X」ミッドソールが足の疲れを軽減。デザインもスッキリしており、ビジネスカジュアルにも合わせやすい一足です。通勤にも休日の散歩にもぴったり。
2. MW880 GORE-TEX(Men’s/Women’s)
ウォーキングシューズとして高い人気を誇る「880」シリーズのGORE-TEX搭載モデル。ガセットタン構造で水の侵入を防ぎ、雨雪の日でも快適な歩行をサポートします。
2Eや4Eなど幅広の展開もあり、厚手ソックスを履いても窮屈になりにくいのがポイント。歩きやすさと安定感に優れ、シニア層にも人気です。
3. 2002R GORE-TEX
スニーカーファンからも支持を集めるライフスタイルモデル「2002R」に、防水透湿性をプラス。アーカイブデザインを再構築したシルエットで、見た目はおしゃれながら雨・雪にも強い仕様です。
滑りにくいアウトソールと上質なスエードアッパーの組み合わせは、タウンユースにもぴったり。冬のデイリースタイルを格上げしてくれる万能モデルです。
4. Fresh Foam X Hierro v8 GORE-TEX
トレイルランニング対応モデルの「Hierro v8」は、防水・防滑性能に優れたアクティブ派向けの一足。深いラグパターンを刻んだアウトソールが、雪やぬかるんだ路面でもしっかりグリップします。
アウトドアだけでなく、雪が多い地域の日常履きにも最適。軽量で柔らかく、冬の旅行や週末の外出にも使いやすい万能モデルです。
5. Tokyo Design Studio Niobium C_3
アウトドアブランド「Snow Peak」とのコラボレーションで生まれた、防水・断熱仕様のハイカットスニーカー。外側に防水透湿素材「eVent」、内側に断熱素材「Primaloft®」を使用しており、まさにスノトレの最上位クラスです。
脱着可能なインナーブーティー構造で、シーンに応じて使い分け可能。雪道や寒冷地での使用はもちろん、街でもファッション性を損なわないデザイン性が魅力です。
スノトレを選ぶときのポイント
ニューバランスのスノトレを選ぶときは、以下の点をチェックしましょう。
- 防水仕様の有無:GORE-TEXやeVentなど、防水メンブレンが採用されているか。
- アウトソールのパターン:深い溝や耐摩耗ラバーを使っているモデルは滑りにくい。
- 保温性・履き口構造:断熱素材やブーティー構造があると寒冷地でも快適。
- サイズとワイズ展開:厚手ソックスを履くなら少しゆとりのあるサイズがおすすめ。
- デザインとカラー:通勤にも使うならブラック・グレーなどのベーシックカラーが汎用的。
これらを比較すると、自分のライフスタイルに合った一足を見つけやすくなります。
雪道を快適に歩くためのちょっとしたコツ
防滑ソールを履いていても、油断は禁物。雪道を安全に歩くためのポイントも覚えておきましょう。
- 歩幅を小さく、重心を低く:一歩を大きく出すと滑りやすくなるため、ペンギンのように小刻みに歩くのがコツ。
- 靴底の汚れを落とす:雪や泥が詰まるとグリップ力が落ちるため、こまめにブラシで掃除。
- 使用後のケア:濡れたまま放置せず、風通しの良い場所で乾かす。塩化カルシウムによるダメージを防ぐため、濡れた部分は拭き取りを。
- 完全凍結時は補助具を併用:凍結路ではシリコン製の滑り止めスパイクを装着するとさらに安心。
スノトレ×冬ファッションの楽しみ方
スノトレ=“重たい靴”というイメージを持つ人も多いですが、ニューバランスのモデルはスタイリッシュに履けます。たとえば:
- 通勤時:ブラックやネイビーの防水モデルをスラックスに合わせてスマートに。
- 休日:グレーやカーキのスニーカーをダウンジャケットと合わせて軽快に。
- 雪国旅行:ハイカットやアウトドア寄りデザインを選べば防寒も万全。
ファッション性と機能性を両立できるのが、ニューバランスのスノトレの最大の魅力です。
ニューバランスのスノトレおすすめモデル5選!防滑性と防水性で冬の街歩きも快適に楽しもう
ニューバランスのスノトレシリーズは、防水性・防滑性・保温性を兼ね備えながら、日常に馴染むデザインが特徴です。雪の日でも安心して外出できるだけでなく、足元から冬のコーディネートを楽しめるのも魅力。
「冬でも歩くのが楽しみになる靴がほしい」と思ったら、ぜひ一度ニューバランスのスノトレをチェックしてみてください。あなたの冬の足元を、もっと軽やかで、もっと快適にしてくれるはずです。


