子どもの靴選びって、思っている以上に奥が深いものです。サイズが合っていないと、すぐ脱げてしまったり、逆にきつくて歩きにくかったり。そんな中で「履かせやすい」「歩きやすい」と評判が高いのが、ニューバランスの定番キッズモデル「ニューバランス313キッズ」です。ここでは、313シリーズがなぜ多くの家庭で選ばれているのか、その人気の理由とサイズ選びのコツをじっくり解説します。
ニューバランス313キッズとは？安心のキッズ専用設計
ニューバランス313は、子どもの足の成長をしっかり支えることを目的に作られたキッズ専用スニーカーシリーズです。
ベビーサイズ（11～14cm）からキッズサイズ（17～21.5cm）まで展開されており、歩き始めから小学生までの幅広い年代をカバーします。
313シリーズの最大の特徴は、ニューバランスが独自に提唱する「FIT 4 KIDS」という考え方。子どもの足の形状や成長段階に合わせて、柔らかさ・ホールド感・屈曲性のバランスを最適化しています。つまり、大人用スニーカーを単に小さくしたものではなく、「子どものために設計された」靴なのです。
価格帯も6,000円台から7,000円台と手が届きやすく、デザインはベーシックながらもカラー展開が豊富。通園・通学から外遊びまで、幅広いシーンに対応する万能モデルといえます。
人気の理由① 幅広・甲高でも快適なフィット感
口コミで最も多く見られるのが、「幅広でもきつくない」「甲高の子でも履きやすい」という声です。
日本人の子どもの多くは甲が高く、幅が広い傾向にありますが、海外ブランドの靴だと細めに作られていることが多く、なかなか合わないこともあります。
その点、ニューバランス313キッズは幅広設計がされており、つま先にも適度なゆとりがあります。足を締めつけない柔軟なアッパー素材が使われているため、足指をしっかり動かせてバランス感覚を養うことにもつながります。
さらに、かかと部分には厚めのクッションが入り、足全体を包み込むようなホールド感。足首周りも柔らかくフィットし、歩行時の安定性を高めてくれます。履かせてみると「ピッタリだけどきつくない」という絶妙な感覚が得られるのが、313シリーズが長年支持されている理由のひとつです。
人気の理由② 屈曲性とグリップ力で歩きやすい
成長期の子どもにとって、靴の屈曲性は非常に重要です。まだ足の骨が柔らかい時期には、無理な力がかからない自然な動きをサポートしてくれる靴が理想。
ニューバランス313は、アウトソールがしなやかに曲がる設計になっており、足の指の動きを妨げません。さらに、靴底には細かな凹凸があり、グリップ力にも優れています。滑りやすい路面でも安定して歩けるため、公園遊びや通園時の坂道でも安心。
また、サイド部分にわずかに立ち上がったウォール構造があり、かかとの横ぶれを防いで安定性を高めています。これにより、よちよち歩きの時期や外遊びが増える時期でもしっかりサポート。小さな足を守りながら自然な動きを引き出してくれるのが、313シリーズの魅力です。
人気の理由③ 自分で履ける！面ファスナー仕様の使いやすさ
子どもが自分で靴を履けるようになると、成長を感じてうれしいものですよね。
ニューバランス313キッズは、1本タイプの面ファスナー（マジックテープ）を採用しており、小さな子でも扱いやすいのが特徴です。
複数のベルトタイプよりもシンプルで、手先の力が弱いお子さんでも簡単に「ペタッ」と留められる構造。忙しい朝の支度時にもサッと履かせられるので、親にとっても時短になります。
さらに、面ファスナー部分の耐久性もしっかりしているため、繰り返し使ってもへたりにくく、長期間使えるのも高ポイントです。
「自分で履けるようになった！」という成功体験を積み重ねられる靴として、保育園や幼稚園児に特に人気があります。
人気の理由④ 豊富なカラーバリエーションとデザイン性
313シリーズは、カラーバリエーションの多さも人気の秘密です。グレー、ネイビー、ピンク、ベージュなど、男女問わず履きやすい落ち着いた色から、ビビッドな差し色まで幅広く揃っています。
通園・通学用に合わせやすいシンプルなカラーを選ぶ家庭もあれば、週末のお出かけ用に少しおしゃれなカラーを選ぶケースも多いようです。
また、同シリーズで兄弟姉妹おそろいにしたり、カラー違いで揃える家庭も多く見られます。親子でニューバランスを履く「リンクコーデ」にも相性が良く、日常のファッションにも自然に馴染むデザイン性が魅力です。
サイズ選びのコツ：足長＋0.5〜1cmのゆとりが目安
靴選びで失敗しないために最も大切なのが、サイズ選びです。
成長期の子どもは3〜6か月で足のサイズが大きくなることもあり、「ピッタリサイズ」はすぐに小さくなってしまいます。
ニューバランスでは、足の実寸（かかとからつま先までの長さ）に対して、0.5〜1cm程度の“ゆとり”を持たせることを推奨しています。例えば実寸が16cmであれば、16.5〜17cmの靴を選ぶのが目安。
また、足の幅や甲の高さも重要です。ニューバランス313シリーズは幅広・甲高設計のため、標準〜広めの足型のお子さんに特にフィットしやすい構造です。逆に足が細めのお子さんは、同じニューバランスでも「ニューバランス373」などの少しスリムなモデルが合う場合もあります。
試着できる環境がある場合は、必ず実際に履かせてつま先・かかとのフィット感をチェックするのがおすすめです。
他モデルとの違い：ニューバランス313は機能性重視の“万能型”
ニューバランスのキッズシリーズには、313以外にも「ニューバランス373」「ニューバランス996」などの人気モデルがあります。
それぞれデザインや形状に違いがあり、特徴を知っておくと選びやすくなります。
- 313：幅広・甲高向け。屈曲性とクッション性が高く、通園・通学・外遊びなど日常使いに最適。
- 373：デザイン性が高く、大人モデルとお揃いにできる。スリムでスタイリッシュ。
- 996：軽量で通気性が良く、走るシーンにも適している。
特にニューバランス313は「子どもに優しい設計」を重視しており、靴底のグリップやかかとのホールド性など、実用面での安心感が強いモデルです。どんなシーンにも対応できる“万能タイプ”と言えるでしょう。
通園・通学・外遊びに最適な理由
毎日履く靴だからこそ、耐久性や使い勝手も重要です。313シリーズは、日常使いのあらゆるシーンを想定して設計されています。
・砂場や公園でも滑りにくいソールパターン
・つま先部分の補強で、つまずきにくく長持ち
・汚れが付きにくい素材でお手入れも簡単
また、通園・通学では「自分で履ける」ことが大きなポイント。面ファスナーのおかげで、子どもが自分の力で靴を履く習慣を身につけやすく、毎日の身支度の練習にもなります。
さらに、長時間履いても疲れにくいクッションソールが採用されているため、元気いっぱいに遊ぶお子さんにも安心です。
購入時の注意点とお手入れ方法
購入時には、実際の足のサイズを測定することが第一歩です。
足の成長速度は個人差が大きいため、半年ごとにサイズを測り直すのがおすすめ。特に成長期の4～6歳は、想像以上にサイズが変わることがあります。
お手入れも簡単です。軽い汚れなら柔らかい布で拭くだけでOK。泥汚れがついた場合は中性洗剤を薄めてブラシで軽く洗い、陰干しするだけで清潔に保てます。
また、通気性を保つためにも、1日履いたら翌日は別の靴にする「ローテーション使用」も理想的です。靴の寿命を延ばすだけでなく、衛生的にも安心です。
まとめ：ニューバランス313キッズは“初めての一足”にも最適
ニューバランス313キッズは、足の成長をサポートしながら、毎日の歩行を快適にしてくれる頼れる一足です。
幅広で甲が高い子でも安心のフィット感、動きやすさと安定性、そして自分で履ける操作性。どれを取ってもバランスが良く、通園・通学・お出かけ用として幅広いシーンに対応します。
デザインも豊富で、兄弟姉妹で色違いにしたり、親子でニューバランスを楽しむことも可能。履くたびに子どもの「できた！」を増やしてくれる、そんな靴です。
成長期の子どもにとって靴は“第二の骨格”。毎日の足元に、しっかり支えてくれる一足を選んであげましょう。ニューバランス313キッズは、その答えのひとつとして間違いなくおすすめできるモデルです。
