「せっかくお気に入りのメレルを履いて出かけたのに、歩いているうちに何度も靴紐が解けてしまう……」
そんなストレスを感じたことはありませんか?特にメレルの代名詞とも言えるメレル モアブ 3などのトレッキングシューズを使っていると、純正の丸紐が滑りやすくて困っているという声をよく耳にします。
実は、メレルの靴紐問題は「交換」ひとつで劇的に改善します。紐の種類を変えるだけで、歩行の安定感が増し、見た目の印象もガラリと変わるんです。
今回は、メレルの靴紐交換を検討している方に向けて、適切な長さの選び方から、解けにくい代用品の提案、さらには紐のないジャングルモックのメンテナンス術まで、愛用者が知っておくべき情報を網羅して解説します。
なぜメレルの靴紐は解けやすいのか?その正体と対策
メレルのシューズ、特にアウトドアモデルに標準装備されているのは、断面が円形の「丸紐」です。この丸紐には、泥汚れが詰まりにくく、アイレット(紐通し穴)をスムーズに滑るため、軽い力で全体を均等に締め上げられるという大きなメリットがあります。
しかし、その「滑りの良さ」が仇となり、結び目が緩みやすいという欠点も併せ持っています。特に新品のうちは表面にコーティングが残っていることもあり、数キロ歩くたびに結び直さなければならないことも珍しくありません。
この問題を解決する方法は大きく分けて2つです。
ひとつは「結び方を工夫すること」。
一般的な蝶結びではなく、二重に輪をくぐらせる「イアン・ノット」や、高級紳士靴の世界でも使われる「ベルルッティ結び」を取り入れることで、丸紐のままでも解ける頻度を大幅に減らすことができます。
もうひとつが、今回のメインテーマである「靴紐の交換」です。
物理的に摩擦力の強い紐に変えてしまえば、結び方に神経を使わなくても快適なホールド感を手に入れることができます。
失敗しない!メレルの靴紐の長さと選び方
いざ交換しようと思っても、最初に迷うのが「長さ」ですよね。メレルのシューズはモデルやサイズによって最適な長さが異なります。適当に選んでしまうと、結び目が小さすぎて解けやすくなったり、逆に長すぎて踏んでしまったりと危険を招くこともあります。
まずは、自分のモデルに合った目安を確認しましょう。
- ローカットモデル(モアブ 3 ロー、カメレオン等)一般的なサイズであれば、120cmから130cmが標準的です。足のサイズが27cm以上の方や、甲が高くて紐に余裕を持たせたい方は130cmを選ぶと安心です。
- ミッドカットモデル(モアブ 3 ミッド等)足首までホールドするタイプは、140cmから150cmが必要です。特に上部のフックまでしっかり通して固定する場合、150cmあると余裕を持って結ぶことができます。
- タウンユースモデル街履きをメインとするモデルで、あえて紐を垂らして履きたい場合は、標準より10cm長めを選ぶのもひとつの手です。
最も確実なのは、今付いている紐を一度抜き取り、メジャーで端から端まで測ることです。これに勝る計測方法はありません。もし手元にメジャーがない場合は、30cm定規を何度か当てて測るか、紐を4つ折りにしてその長さを4倍にするなど工夫してみてください。
性能重視?それとも見た目?おすすめの交換用アイテム
メレルの靴紐を交換する際、選択肢は純正品だけではありません。むしろ、不満を解消するためにあえて「他社製」を選ぶユーザーも非常に多いのです。
- ホールド力重視なら「平紐」丸紐からアスレチック シューレース 平紐のような平たいタイプの紐に交換するのが、最も手っ取り早い解決策です。平紐は紐同士が面で接するため摩擦が強く、一度結べば驚くほど解けません。登山やハイキングでの安全性を高めたいなら、迷わず平紐を選びましょう。
- 脱ぎ履きを楽にするなら「ゴム紐」キャンプやフェス、日常使いがメインなら、キャタピランなどの結ばない靴紐も相性が良いです。コブ状のパーツが穴に引っかかるため、スリッポンのように脱ぎ履きできるようになります。メレルの堅牢なボディに、あえてカジュアルなゴム紐を合わせるスタイルも人気です。
- 耐久性で選ぶなら「アウトドア専用スペア紐」キャラバン シューズレースなど、他社のアウトドアブランドが出しているスペア紐も優秀です。中芯が入っているタイプは伸びに強く、過酷な環境でも足をしっかりサポートしてくれます。
- デザインを楽しむ「カラーカスタム」メレルの靴は落ち着いたアースカラーが多いですが、そこにビビッドなオレンジやネオンイエローの紐を通すと、一気に今風のアウトドアファッションに仕上がります。あえてレッドウィング シューレースのようなタフな質感の紐を合わせ、ミリタリー感を演出するのも通な楽しみ方です。
ジャングルモックの「ゴム伸び」も解決できる?
メレルの不動の人気モデルといえば、紐のないメレル ジャングルモックですよね。しかし、長く愛用しているとサイドのゴム(ゴア)が伸びてしまい、パカパカと踵が浮いてしまうことがあります。
「紐がないから交換できない」と諦めるのはまだ早いです。実は、ベテランのメレルファンの間では、伸びたゴム部分を補強したり、あえてリメイクしたりする手法が知られています。
ひとつは、靴修理店に相談してゴム自体を打ち替えてもらう方法。そしてもうひとつが、セルフリメイクです。ゴム部分にハトメパンチで穴を開け、そこにパラコードなどの細い紐を通して、ジャングルモックを「紐靴」へと変身させるのです。
これにより、自分好みのフィット感に調整できるようになり、寿命だと思っていた一足が再び一軍として活躍してくれるようになります。
靴紐交換をより効果的にするメンテナンスのコツ
新しい紐を通す前に、ぜひやっておきたいことがあります。それは、アイレット周りの掃除と靴本体のケアです。
靴紐を抜いた状態は、普段隠れている部分を掃除する絶好のチャンス。ブラシでホコリを払い、メレル クリーナーなどを使用して汚れを落としましょう。アイレットが金属製の場合、バリや錆が出ていないかも確認してください。もし引っかかりがあるようなら、紐の寿命を縮める原因になります。
また、新しい紐を通す際には「通し方」にもこだわってみてください。
下から上へ通す「アンダーラップ」は、圧迫感が少なくリラックスした履き心地になります。逆に、上から下へ通す「オーバーラップ」は、足がしっかり固定されるため、アクティブな活動に向いています。自分の足の形や、歩く場所に合わせて調整してみてください。
メレルの靴紐交換で足元をリフレッシュしよう!
靴紐は、シューズ全体のパフォーマンスを左右する重要なパーツです。たかが紐、されど紐。適切な長さの紐を選び、自分の用途に合った素材に交換するだけで、愛用のメレルはもっと頼もしい相棒に進化します。
「解けやすい」という悩みを解消するために平紐を選んだり、気分転換に鮮やかなカラーを取り入れたり。あるいは、ジャングルモックに紐を通すという大胆なカスタマイズに挑戦したり。
メンテナンスを兼ねた靴紐交換は、靴への愛着を深める素晴らしい時間にもなります。あなたも今週末、お気に入りのメレルを自分仕様にアップデートしてみませんか?
足元がビシッと決まれば、次の外出がもっと待ち遠しくなるはずです。
メレルの靴紐交換ガイド!モアブの紐が解ける悩みや長さの選び方、代用品を徹底解説を最後までお読みいただきありがとうございました。あなたのシューズライフが、より快適で安全なものになることを願っています。


