サッカーユニフォームと聞くと、アディダスやナイキを思い浮かべる人も多いですが、近年じわじわと存在感を高めているのが「ニューバランス(New Balance)」です。スニーカーで有名なブランドが、実はプロクラブのユニフォームも手掛けていることを知っていましたか?
この記事では、ニューバランスのサッカーユニフォームの魅力、人気チームモデル、そして購入時に迷いやすいサイズ選びのポイントまで、徹底的に解説していきます。
ニューバランスがサッカー界で注目される理由
ニューバランスといえば「履き心地の良いスニーカー」という印象が強いですよね。けれど、実は2015年からサッカー分野にも本格参入しています。アメリカ・ボストン発のブランドらしく、技術力とデザイン性を両立したユニフォーム開発を続けており、いまやヨーロッパの強豪クラブからJリーグまで、多くのチームがニューバランス製キットを採用しています。
ニューバランスが注目される最大の理由は、「伝統と革新の融合」。クラブの歴史やアイデンティティを大切にしつつ、最新の素材技術やカッティングで、選手が快適にプレーできるウェアを提供しています。見た目のスタイリッシュさはもちろん、機能性の高さも評価され、ファンユースとしても人気が高まっています。
人気チームモデルをチェック!世界で広がるニューバランスのユニフォーム
ここでは、現在ニューバランスが公式サプライヤーを務めている注目クラブを紹介します。それぞれのデザインや背景にブランドらしいこだわりが詰まっています。
バイエル・レバークーゼン(ドイツ)
2025/26シーズンから新たに契約を結んだのが、ブンデスリーガの名門バイエル・レバークーゼン。ブラックを基調に、クラブカラーのレッドをドット状にあしらったホームユニフォームは、シンプルながら力強い印象を与えます。
ニューバランスにとってもドイツでの初のビッグクラブ契約であり、今後のサッカー事業展開を象徴する重要なパートナーシップです。
FCポルト(ポルトガル)
ヨーロッパ屈指の名門クラブであるFCポルトも、ニューバランスの代表的なチームです。伝統の青と白のストライプをベースにしながら、シーズンごとに微妙なトーンや素材が変化。軽量化と通気性を追求した構造で、選手の動きを妨げない設計になっています。レプリカモデルも人気が高く、日本でもファンが増えています。
セルティックFC(スコットランド)
セルティックFCはニューバランスが初期から契約を結んでいたクラブの一つ。特に2017年の創立50周年記念ユニフォームは、伝統の緑×白ホープにゴールドを加えた特別仕様で大きな話題を呼びました。クラブの歴史をデザインに込める姿勢は、ニューバランスの得意分野です。
LOSCリール(フランス)
LOSCリールのユニフォームは、赤とネイビーの洗練された配色が特徴。ニューバランスはフランス国内でも複数のクラブをサポートしており、欧州全体での存在感を強めています。プレー時のパフォーマンスを支えるフィット感や軽量素材も高評価です。
FC東京(日本)
日本でもJリーグ・FC東京がニューバランス製ユニフォームを採用。2024年モデルはブルーとレッドのクラブカラーをベースに、胸部のグラフィックで躍動感を演出しています。レプリカユニフォームは男女兼用で展開され、観戦用にも人気。国内ファンにとってニューバランスを身近に感じられる代表的なモデルです。
機能性とデザインの両立が魅力
ニューバランスのサッカーユニフォームは、見た目のデザイン性だけでなく、実際の機能面にもこだわりがあります。
素材には吸汗速乾性に優れた軽量ポリエステルを採用し、長時間のプレーでも快適な着心地を維持。ストレッチ性が高く、激しい動きにも対応できます。通気性を高めるため、脇下や背面にメッシュパネルを配置するモデルも多く、汗をかいてもムレにくいのが特徴です。
また、縫い目の少ないカッティングで肌当たりを軽減し、選手が自然に体を動かせるよう設計されています。まさに「走るためのウェア」を得意とするニューバランスならではの発想が活かされています。
デザイン面では、クラブの伝統カラーを大切にしながらも、現代的で都会的な印象を与えるシルエットが特徴。街着としても着こなせるデザインが多く、ファッションアイテムとして人気が高いのも納得です。
オーダーユニフォームでチームだけのデザインを
ニューバランスはプロクラブ向けだけでなく、一般チーム向けにも「TEAM ORDER」サービスを提供しています。
学校や社会人チーム、フットサルサークルなどでも、オリジナルデザインのユニフォームを作成可能。デザインテンプレートをベースにカラーやマーキングを自由にカスタマイズでき、ネームや番号入れも対応しています。
昇華プリント仕様なら色あせに強く、軽量で柔らかい着心地。染め生地やストレッチ素材など、チームのプレースタイルや好みに合わせて素材を選べます。
納期はおおむね6〜11週間とやや長めですが、その分仕上がりは本格的。世界のクラブと同じクオリティのユニフォームを、自分たちのデザインで着られるのは魅力的です。
サイズ選びのコツ:失敗しないためのポイント
サッカーユニフォームを選ぶうえで、もっとも多い悩みが「サイズ感がわからない」というもの。ニューバランスのユニフォームはJAPANサイズとインポートサイズの両方があり、モデルによって少しずつフィット感が異なります。ここでは、購入前に押さえておきたいポイントをまとめます。
- 公式サイズ表を確認する
ニューバランスの公式オンラインストアでは、身長・胸囲・ウエストの目安が細かく掲載されています。
たとえばメンズMサイズは身長167〜173cm、胸囲89〜95cmが目安。インポートモデルは日本基準よりやや大きめに作られているため、迷ったらワンサイズ下を検討してもOKです。 - 着用シーンで選ぶ
プレー時に着るならフィット感重視、観戦や普段着として使うなら少しゆとりを持たせるのがおすすめ。
ストレッチ性が高いモデルならジャストサイズでも快適に動けます。 - フィットタイプの違いを知る
ニューバランスのウェアには「Fitted(体に沿う)」「Athletic(標準)」「Relaxed(ゆったり)」など複数のフィットタイプがあります。商品説明で確認しておくと失敗が減ります。 - キッズ・女性用サイズにも注意
キッズモデルやユニセックスモデルも展開されているため、購入時は対象サイズをしっかり確認。女性の場合はウィメンズ表記モデルを選ぶと、よりシルエットが美しく見えます。 - オーダーユニフォームは返品不可に注意
オリジナルデザインのチームユニフォームは受注生産のため、サイズ間違いによる交換はできません。事前に全員の寸法をしっかり測ることが重要です。
サイズ選びを誤ると、せっかくのユニフォームも動きづらくなってしまいます。特にネット購入時は、実寸をメジャーで測って照らし合わせることが一番の安心材料です。
購入前にチェックしたいポイント
ニューバランスのサッカーユニフォームを手に入れるなら、以下の点も確認しておきましょう。
- 正規販売ルートで購入する
公式オンラインストアや正規取扱店なら、偽物や仕様違いの心配がありません。特に海外クラブのレプリカユニフォームは、非公式商品も多いため注意が必要です。 - 限定モデルは早めにチェック
記念モデルや数量限定カラーは発売直後に完売することが多く、再入荷しない場合もあります。特にセルティックFCやFCポルトなどはファン人気が高く、リリース情報をSNSで追うのがおすすめです。 - お手入れ方法も確認
昇華プリントやメッシュ素材は熱や摩擦に弱い場合があります。洗濯は裏返してネットに入れ、乾燥機は避けるのが基本。長く愛用したいなら、日常のケアも大切です。
これからのニューバランスに注目
ニューバランスのサッカーユニフォームは、まだ「知る人ぞ知る」存在かもしれません。けれど、近年はレバークーゼンとの契約やJリーグでの展開など、確実に存在感を増しています。
デザイン・機能・快適性のバランスが取れたブランドだからこそ、ファッションとスポーツの両面で評価が高いのも納得です。
チームの一員として着るも良し、応援スタイルとして取り入れるも良し。
ニューバランスのユニフォームは、シーンを問わずサッカー愛を表現できるアイテムです。次に新しい一枚を選ぶとき、あなたも“NBユニフォーム”を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
ニューバランス サッカーユニフォームで差をつけよう
最後にもう一度まとめると、ニューバランスのサッカーユニフォームは「機能性」「デザイン」「快適性」の三拍子がそろった注目アイテムです。
FCポルトやレバークーゼンといった名門クラブのモデルはもちろん、FC東京など国内モデルもおすすめ。自分に合ったサイズを見つけて、サッカーライフをもっとスタイリッシュに楽しみましょう。


