「渓流釣りや沢登りを始めたいけれど、足元はどうすればいいんだろう?」
「メレルの靴でフェルトソールのモデルってあるのかな?」
アウトドア好きなら一度は通るこの悩み。特に水辺のアクティビティでは、一歩間違えると大怪我につながるため、シューズ選びは死活問題ですよね。
結論から言うと、現在のメレルのラインナップにおいて、昔ながらの「全面フェルトソール」を採用した専用靴は非常に少なくなっています。しかし、それに代わる驚異的なグリップ力を備えたモデルが続々と登場しているのをご存知でしょうか。
今回は、メレルとフェルトソールの関係性、そして過酷な水辺でフェルト以上に頼りになる最新モデルの実力を徹底的に解剖します。
メレルにフェルトソールの専用モデルは存在するのか?
まず、多くの人が探している「フェルトソール」について整理しておきましょう。フェルトソールとは、靴底に硬いフェルト生地を貼り付けたもので、苔の生えた滑りやすい岩場(ヌメリ)に対して圧倒的なグリップ力を発揮します。
かつてメレルからも水辺に特化したモデルが登場したこともありましたが、現在の主流は「ラバーソールの進化」にシフトしています。
なぜフェルトではなくラバーなのか
フェルトソールには、特有の弱点があります。
- 泥道や草地で極端に滑りやすい
- 水を吸うと重くなる
- 摩耗が早く、フェルトが剥がれるメンテナンスの手間がある
- 乾燥が遅く、雑菌が繁殖しやすい
メレルはこれらの弱点を克服するため、世界的なソールメーカーであるヴィブラム社と共同で、濡れた岩場でも滑らない特殊なラバーソールの開発に注力してきました。その結果、「フェルトを探している人こそ、最新のメレルを履くべき」と言われるほどの進化を遂げたのです。
フェルトを超えた?メレルが誇る驚異のグリップ技術
フェルトソールの代わりを探しているなら、必ずチェックすべき技術が「Vibram MegaGrip(ヴィブラム メガグリップ)」です。
濡れた岩場に吸い付く「メガグリップ」
これは、乾いた路面はもちろん、濡れた岩や苔むした表面でも高い摩擦力を維持する特殊なコンパウンドです。沢登り愛好家やトレイルランナーの間でも「これならフェルトがいらない」と言わしめるほどの信頼性があります。
例えば、メレル モアブ 3の一部モデルや、トレイルランニングシューズのメレル アジリティピーク 5には、このメガグリップが搭載されています。フェルトと違い、入渓ポイントまでの林道や土の斜面もそのまま歩けるのが最大のメリットです。
独自開発の「Vibram TC5+」
メレルの代名詞とも言えるメレル モアブシリーズに多く採用されているのが「TC5+」です。これはメレル専用に開発された配合で、グリップ力と耐久性のバランスが極めて高いのが特徴です。本格的な沢登りにはメガグリップが推奨されますが、一般的な水辺のキャンプや軽い釣りであれば、このソールでも十分に性能を実感できるでしょう。
渓流釣りや沢遊びに最適なメレルの水陸両用モデル
「フェルトソールの靴は重くて歩きにくい」と感じている方にこそ試してほしい、メレルの水陸両用モデルをご紹介します。
水辺の機動力を変える「モアブ フライト シーブ」
メレル モアブ フライト シーブは、サンダルの通気性とハイキングシューズのプロテクションを融合させた一足です。アッパーには水に強い合成皮革を使用しており、フェルト靴のように水を吸って重くなることがありません。
ソールにはリサイクルラバーを使用したヴィブラムエコステップを採用。環境に配慮しつつ、濡れた路面での安定性を確保しています。ウェットウェーディング(濡れることを前提としたスタイル)での釣りには、今や欠かせない選択肢となっています。
圧倒的な軽さと排水性「ハイドロ モック」
水遊びの定番といえばメレル ハイドロ モックです。独特のフォルムは単なるデザインではなく、優れた排水性とサポート力を両立させるためのもの。フェルト生地のような保水性が一切ないため、水から上がればすぐに軽快な歩行が可能です。
究極のトレイルモデル「アジリティ ピーク 5」
本格的な源流遡行を伴う釣りや、険しい道を越えて水辺に向かうならメレル アジリティ ピーク 5一択です。厚底のクッション性が長時間の歩行による疲労を軽減し、前述のメガグリップが水辺の岩場をガッチリと捉えます。
素材としての「フェルト」を楽しむメレルの秋冬モデル
一方で、機能としてのソールではなく、デザインや素材としての「フェルト」を求めている方も多いはずです。メレルの秋冬ラインナップには、フェルトのような温かみのある質感を取り入れたモデルが豊富に揃っています。
ジャングルモックのウール・フェルト系モデル
不動の人気を誇るメレル ジャングルモックには、季節限定でウール素材や起毛感のあるアッパーを採用したモデルが登場します。これらは見た目がフェルトのように柔らかく、保温性に優れているのが特徴です。
冬のキャンプを彩る「ウィンターモック」
メレル ウィンターモックは、内側にフェルトのようなフリース素材や保温材を使用しており、足を入れた瞬間から温かさを感じられます。寒い時期のアウトドアや、家周りでのリラックスシューズとして、フェルト素材の優しさを存分に味わえる一足です。
失敗しない選び方:あなたの用途はどっち?
メレルで「フェルト」に関連する靴を探す際は、自分がどちらのタイプかを明確にするのが失敗しないコツです。
1. 「滑らない靴」としてフェルトを探している場合
- 推奨: メレル モアブ 3 ゴアテックス(メガグリップ搭載版)やメレル アジリティ ピーク 5。
- ポイント: ソールの種類を必ず確認してください。「Vibram MegaGrip」のロゴがあるものが、水辺でのフェルトの代わりになります。
2. 「水遊び・サンダル」としてフェルトを探している場合
- 推奨: メレル ハイドロ モックやメレル チョップロック。
- ポイント: 乾きの速さを優先しましょう。フェルトのような保水性がないことが、結果的に足の冷えを防ぎ、快適さを生みます。
3. 「温かそうな素材」としてフェルトを探している場合
- 推奨: メレル ジャングルモック 2.0のスエードモデルや、ウール採用の限定モデル。
- ポイント: 見た目の風合いだけでなく、撥水加工が施されているかチェックすると、汚れがつきにくく長く愛用できます。
メレルのシューズを長く愛用するためのメンテナンス術
フェルトソールは使い込むと張り替えが必要になりますが、メレルのラバーソールモデルも適切な手入れで寿命が大きく変わります。
- 水辺で使用した後は必ず真水で洗う: 塩分や泥が残っていると、ラバーの劣化を早めます。
- 直射日光を避けて陰干し: 高温はソールが剥がれる原因(加水分解の促進)になります。
- 保管場所の通気性: 箱に入れっぱなしにせず、風通しの良い場所で保管しましょう。
特にメレル モアブのようなゴアテックス採用モデルは、外側の汚れを落とすことで透湿性が維持され、蒸れにくい快適な履き心地が持続します。
まとめ:メレルのフェルトソール搭載モデルの実力と選び方
いかがでしたでしょうか。
メレルにおいて「フェルト」というキーワードは、今や**「最新ラバー技術による圧倒的なグリップ」と「ライフスタイルを彩る温かな素材感」**の二つの意味に進化しています。
昔ながらのフェルトソールにこだわらずとも、メレル アジリティピーク 5のようなメガグリップ搭載モデルを選べば、これまで以上にアクティブで安全な水辺の体験が待っています。また、キャンプや日常でリラックスしたいなら、フェルトのような質感のメレル ジャングルモックが最高の相棒になってくれるでしょう。
あなたの次の冒険に最適な一足を、ぜひメレルのラインナップから見つけてみてください。
メレルのフェルトソール搭載モデルを徹底解説!沢登りや釣りでの実力と選び方について、あなたの疑問が解消され、最高の一足に出会えることを願っています。


